【インタビュー】TENSIDE / Daniel Kuhlemann

2017年04月18日 (火) 18:45

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ローチケHMV - ヘヴィーメタル


大きなポテンシャルを秘めたドイツ産のモダンメタル/メタルコア・バンド、TENSIDE。
本国のロックチャートで11位を記録した6作目『Convergence』でようやく日本デビューを果たす。ドイツでは中堅バンドの域に達しているものの、アジア圏でのライヴ経験は中国のみ。ここ日本では無名の存在といっていい。しかし、ダイナミックでストロングスタイルの楽曲、情熱的なライヴ・パフォーマンスは要注目のハイクオリティだ。
基本的なバンド情報を中心に、フロントマンのDanielに聞いた。

――TENSIDEは、今作で日本デビューを果たします。多くの人たちはあなたたちのことを知りません。そこで、バンドの歴史から教えてもらえますか?

Daniel:もちろんさ!バンドはメンバー・チェンジを何度か経ているから、オリジナル・メンバーは俺だけなんだ。
俺は兄の影響で、小さい頃からロックやメタル漬けの生活を送っていたよ。初めてのライヴは11歳か12歳のときに観たrage against the machineだ。当時はLimp Bizkit、KoRnといったニューメタルにハマっていたし、Sound Gardenや、Foo Fightersも大好きさ。
その結果、バンドをやることを夢見るようになって学生時代はいくつかスクール・バンドをやったけど続かなかった。初めて本格的に取り組んだバンドがTENSIDEで、今日に至るってわけさ。

――正直、TENSIDEのサウンドからニューメタルの影響を感じません。どちらかというと、メタルコア・バンドという印象を持っています。

Daniel:TENSIDEはニューメタル・バンドじゃないし、メタルコア・バンドでもない。たしかに方向性はメタルコアに近いけれど、俺たちは“ただの”メタルコア・バンドじゃない。TENSIDEは、いろんな音楽の要素を含んでいるし、オールド・スクールなロックやスラッシュメタルからの影響も取り入れている。判を押したような個性もないメタルコア・バンドとは違うということだけは言わせてくれ。自分ではメタルコアというより、モダンメタル・バンドだとおもっているんだ。

――今作『Convergence』は飛躍を遂げた前作『NOVA』をも上回るクオリティだと感じます。制作期間はどれくらいかけたのでしょうか?

Daniel:今回は、曲作りのためだけに1年半前かけたんだ。ギタリストのMichaelと俺は曲の基本となるギター・リフを常にストックしていて、お互いにやりとりしながらアイデアを曲にしていく作業に時間を割いた。そのあとプリプロダクションに半年かけている。『Convergence』はレコーディングにたどり着くまでに2年の月日を費やしているんだ。

――レコーディングはドイツ国内で行ったんですか?

Daniel:あぁ、ミュンヘンを中心にいくつかスタジオを使ったよ。ギターとベースはバンドが所有するスタジオでレコーディングしたんだ。ミックスは、ANNISOKAYのシンガー兼ギタリストのChristoph Wieczorekが担当してくれている。

――Christoph von Freydorfという人物がプロデュースを手がけていますね。

Daniel:いや、メインのプロデューサーはMichaelと俺なんだ。彼には共同プロデューサーとしてヴォーカル・パートに関わってもらっているよ。前作での彼の仕事ぶりが素晴らしかったから、また力になってもらったんだ。彼はドイツのオルタナティブ・メタル・バンド、Emil Bullsのシンガーで、5曲目の“Army of the Dawn”のゲスト・ヴォーカルとしても参加してくれている。Emil Bullsは20年以上活動しているバンドでドイツ国内では有名だよ。

――自分たちのスタジオを持っているんですね!

Daniel:スタジオを借りてお金を浪費することにうんざりしていたからね。自分たちのスタジオを手にしてからは、時間や金銭という束縛から解放されて、自由に制作できるようになったよ。

――バンドの話に戻りますが、あなた以外のメンバー・チェンジがこれまで何度かあったようですね。

Daniel:うん。オリジナル・メンバーは俺だけなんだ。現在のメンバーは2011年に加入している。いまのラインナップで最初に作ったのが前作『NOVA』で、『Convergence』は2作目になる。現在のメンバーは、過去最強のラインナップだよ。バンド・メンバーになる前からの友達だったから、とてもいい関係だよ。一緒に明るい未来を共にできる奴らさ!


――『Convergence』には“収束”という意味がありますが、どういったメッセージが込められているんですか?

Daniel:“全ての新しいものをまとめ上げた”という意味かな。今作はTENSIDEにとって完全なる新章なんだ。これまでのTENSIDEとはサウンドもメッセージも別格のものになっている。今作は長い時間と手間をかけて、とても強い気持ちをもって挑んだ作品だからね。

――あなたは、普段どんな音楽を聴いているんですか?

Daniel:いろんな音楽を聴くよ。もちろんメタルやヘヴィな音楽も聴くけど、俺はオールド・スクールなヒップホップも好きなんだ。ノトーリアス・B.I.G.、ドクター・ドレーを好んで聴いている。決してメタルに飽きているとかじゃなくて、耳が新鮮な音を欲するときがあるんだ。クタクタになって帰宅してデスメタルを聴きたくないときだってあるだろ(笑)?

――ドイツのメタルシーンの状況はどうですか?

Daniel:いいとおもうよ。ドイツにはWacken Open Air、Summer Breeze Openairといった大きなメタルフェスもあるし、キッズが足を運ぶライヴ会場もあるしね。メタル/メタルコア・マーケットの状況はいいとおもう。アメリカのような巨大なシーンではないけどね。

――ドイツでメタルが盛り上がっているエリアはどこなんですか?

Daniel:地元ミュンヘンはナイトクラブが充実しているけど、ドイツで一番メタルが盛り上がっている街ではないかな。ミュンヘン出身のメタルバンドも俺たちとEmil Bullsくらいだ(笑)。個人的には(ドイツ第4の都市)ケルンのオーディエンスが好きだね。ケルンはいろんな音楽が盛り上がっていて活気がある街だとおもうよ。

――ドイツには、あなたたちに似たストロングスタイルの若手メタルコア・バンドでAny Given Dayがいますね。

Daniel:彼らのサウンドは凄くいいね!昨年、セカンドアルバムをリリースしているけどとてもいい作品だった。彼らはドイツの若手の中でも有望だとおもうよ!

――TENSIDEの魅力はなんだとおもいますか?

Daniel:サウンドだ。全てのサウンドは俺たちの心から出ているものだ。それにライヴをみてもらえれば、何かを感じてもらえるって確信している。TENSIDEはフェイク一切なしのリアルなバンドだからね。

――最後に日本のファンへのメッセージをお願いします!

Daniel:日本でもアルバムを出せることがとてもうれしいよ。次の目標は日本に行って可能な限りライヴをすることだ。早く日本のファンたちと、たくさんの思い出を作りたいよ。

取材・文:澤田修



完全生産限定スペシャルプライス盤

Convergence

CD

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Tenside

価格(税込) : ¥1,944

発売日: 2017年04月19日


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