【インタビュー】HATEBREED / Jamey Jasta

2016年05月11日 (水) 18:00

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長きに渡り、ハードコアとメタルとをクロスオーヴァーさせ、双方のファンを虜にしているヘイトブリード『The Divinity of Purpose』から約3年ぶりとなる最新作『The Concrete Confessional』もジェイミーによる誠実な歌詞は健在で、音質もメンバー納得の仕上がりのようだ。

バンドのリーダーでありフロントマンのジェイミー・ジャスタにインタビューした模様をお届けしよう。新作における新たな試みなどを語ってもらった。
――リリースを前にして多忙な日々を過ごしているようですね。

ジェイミー・ジャスタ:そうだね。取材などで忙しくしているけど、まもなく自信作がリリースされるし楽しんでやっているよ!

――前作『The Divinity of Purpose』(2013)は全米20位という輝かしい成績を残しましたね!これには驚きました。

ジェイミー・ジャスタ:ヘイトブリードはメンバーチェンジ後にリリースしたアルバムが良い結果に繋がるっていうジンクスみたいなものがあるみたいだ(笑)。ウェインがバンドに復帰した後のセルフタイトル・アルバム『Hatebreed』からは"In Ashes They Shall Reap"、"Everyone Bleeds Now"といった人気曲が生まれたし、それに続く『The Divinity of Purpose』からも"Honor Never Dies"、"Dead Man Breathing"というライヴでも人気の曲がある。そのおかげでさらに多くの熱狂的なファンを獲得することができたとおもう。今回のアルバムでも同じような結果を得られればって願っているよ。

――『The Concrete Confessional』は同じラインナップで臨む3枚目のアルバムになりますね。これまで以上にヘヴィでエネルギーに満ちた作品になっていると感じました。

ジェイミー・ジャスタ:ありがとう、その通りだとおもうよ!俺のヴォーカルもバンドの演奏技術も成長している。だから、今作は前作よりもビッグでファスト、ヘヴィに仕上がっているとおもうな。歌詞にも少しパーソナルな想いも込めたしね。

――“一度、頭に銃を突きつけたことがある”というフレーズからはじまるアルバム2曲目の“Looking Down the Barrel of Today”の歌詞はとても興味深いとおもいました。

ジェイミー・ジャスタ:人は皆、誰もが毎日選択することを迫られているとおもう。失意、不安、自殺願望、アルコール問題などから自ら銃の引き金を引く可能性がある。突き詰めて考えると、世界全体が引き金みたいなものだ。世界にはポジティヴなものからネガティヴなものまでなんでもあるからね。そのなかで音楽は俺にポジティヴな気持ちをもたらしてくれる。日々苦悩することもあるけど、音楽があるからまともで居られるんだ。

――共感を生む歌詞もヘイトブリードの大きな武器だとおもいます。

ジェイミー・ジャスタ:ヘイトブリードの曲は、世界で起こっていることを切り取って、それに対して俺自身がどう感じているかを表現している曲が大部分を占めている。今回の作品に関してもそこは変わっていないね。

――今作のサウンドもヘヴィでハードなヘイトブリード印が付いていますが、ドラムの音などに温もりも感じる仕上がりに感じました。どう思われますか?

ジェイミー・ジャスタ:プロデューサーのZeussはバリバリの轟音というより、空気感が伝わるサウンドを好むタイプなんだ。だからアルバムの仕上げ段階では、お互いの意見が少し異なっていた。でも、最終的なマスタリングが終わって耳にした音は最高だったんだ!ビッグでヘヴィな音が欲しいっていう俺達の要求は見事にクリアできているとおもったね。この作品の音はアルバムのハイライトだとおもう。是非、音が割れないレベルまで思いっきりヴォリュームを上げて聴いてみて欲しい!

――私も部屋でスピーカーのヴォリュームを上げて楽しんでいますよ!

ジェイミー・ジャスタ:うれしいね!この作品を聴いてくれる人たちの環境を考えて、いろんな機器でテストしたんだ。カーステレオ、家やオフィスにあるステレオ、スマートフォン、イヤホン、ノイズキャンセリング機能のついたヘッドフォンに至るまで様々な機器で試聴したんだ。最高の音だと自負しているよ!

――新作の中でこれまでになかったヘイトブリードを出せたとおもう部分はどこでしょうか?

ジェイミー・ジャスタ:A.D.”や“Slaughtered In Their Dreams”にはこれまでになかったブラストビートやドラムフィル、ヴォーカルのトーンやギターソロを入れている。“Something's Off”、“Looking Down The Barrel Of Today”では、ヴォーカルに変化をもたせること強く意識した。そのあたりもじっくりと耳を傾けて欲しいね。


――ミキシングを担当したのはTrivium、Lamb of God、MEGADETHの新作も手掛けたJosh Wilburですね!

ジェイミー・ジャスタ:その通り!Joshは俺達の作品に取り掛かる前にMEGADETHの『Dystopia』のミックス作業をしていた。あの作品の音はとてつもなく巨大で最高だ。LAに住んでいる彼とは何度かデータのやりとりをして完成させたんだけど、俺達全員の要望を全て叶えてくれたくれたね。彼は常に前進しているとおもうよ。

――MEGADETHといえば2014年から続けているポッドキャスト番組『JASTA SHOW』にデイヴ・ムステインが出演していましたね!

ジェイミー・ジャスタ:あぁ、そうなんだ!デイヴとは45分間にわたって話すことができて最高の時間だったね。『Dystopia』が全米アルバムチャートで3位を記録したことは本当に素晴らしいことだとおもう。『Countdown to Extinction(破滅へのカウントダウン)』以来の全米トップ5に入ったってことでメガデスには自分も含めて誠実で熱心なファンが多くいるってことを示したんだからね!

――ヘイトブリードはなかなか来日がありませんでしたが、昨年のOzzfest Japan 2015で久々のショウを実現させました。いかがでしたか?

ジェイミー・ジャスタ:OZZFESTでのショウは今でも忘れられないんだ。またすぐにでも日本に戻ってプレイしたいって気持ちにしてくれる素晴らしい時間だった。俺達をサポートしてくれているファンが日本にもいてくれて本当に感謝しているよ。実はKNOTFESTにも出たいとおもっているんだ。

――11月に日本で開催されるKNOTFEST JAPAN 2016ですか?

ジェイミー・ジャスタ:その通り!SlipknoTのコリー・テイラーに既にコンタクトをとっていて「俺はお前たちと日本で会いたい!」って伝えているんだ(笑)。ヘッド・ラインショウもも実現できれば最高のカタチだね!

取材・文:澤田修



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