無人島 〜俺の10枚〜 【木下美紗都(アルプ) 編】

2016年01月21日 (木) 13:40

|

ローチケHMV - 邦楽・K-POP

木下美紗都とdetune. 石塚周太の音楽プロジェクト「アルプ」。映画『知らない、ふたり』サントラを初公式音源としてリリースする二人が無人島企画に登場。まずは木下美紗都。彼女が選ぶ10枚とは??

無人島 〜俺の10枚〜 【木下美紗都(アルプ) 編】
音楽好きには、超定番の企画“無人島 〜俺の10枚〜” !!なんとも潔いタイトルで、内容もそのまんま、無人島に持って行きたいCDを10枚チョイスしてもらい、それぞれの作品に込められた思い入れを思いっきり語ってもらいます!ミュージシャンとしてルーツとなるもの、人生を変えた一枚、甘い記憶がよみがえる一枚、チョイスの理由にはそれぞれのアーティストごとに千差万別です!今回のお客様は、木下美紗都(アルプ)が登場。
無人島 〜俺の10枚〜 過去のArchiveseはこちら


Fripp & Eno「No Pussyfooting」
超シンプルな機材達が延々と歌うのを聴く。リマスター版では73年発表のオリジナル2曲のリバースとハーフスピード・ヴァージョンが加えられて2枚組なのですが、もともとそうだったかのような音の組曲のように聴けます。再生機によるちょっとしたハプニングや遊びも、当時の機材と人との間にあった音楽のヴァリエーション。このアルバムを聴き終わったら無人島に文明を切り開くことを構想する。


Noel Akchote「So Lucky」
ノエル・アクショテの、ギターによるカイリー・ミノーグのカバー集。当時ノエル・アクショテのこともカイリー・ミノーグのこともよく知らなかったけどなんとなく買ってなんとなく気に入って聴いていました。きしきししたギターの音とアンプの存在感と律儀な文節の中にある個人的な感じが好きでした。なんとなく持って行こう。


ヤン富田「Music For Astro Age」
このアルバムで初めてスティールパンの音を聴きました。この、銀色の丸い物体からこんな魅力的な音がするんだ、とあこがれました。スティールパン独特の金属的恍惚音と、異次元ショー的な曲想がしゃれててユニークなアルバムです。無人島でも愉快に暮らしていけそう。


Cluster「Sowiesoso」
2015年はなぜかクラスターをよく思い出す一年でした。20代の頃よく聴いてましたが、改めて聴くとクラスターどれも非常によいです。これが一番よく聴いたかもな、という一枚。最近は親切な音楽ソフトや音源が多くてありがたいけれど、音作りの面白さは手探りで得た手触りの中に、です。


Alexis Weissenberg「DEBUSSY:PIANO WORKS」
ドビュッシーは、持って行きたい。子供の領分シリーズ、版画シリーズが特に好きです。ピアノも歴史を辿るとちょっと面白いです。世のニーズとともに大型化して、いろんな装飾やオプション機能がついて様々な形態が画策されてた頃を経て、画一化されて、折りたたまれて、電子化されて。無人島にピアノ職人が来たら木々や魚のニーズと共に新しいピアノを作ってくれるでしょうか。


Aphex Twin「drukqs」
「Syro」の後すぐ出た「Computer Controlled Acoustic Instruments, Pt. 2 - EP」がタイトル通りの取り組みとしても音としても面白くて気に入っていたのでこれを持って行こうと思ったけど、ふと「drukqs」を思い出したのでこっちにしよう、2枚組だし。何かつながってますよね。ここ10年ちょっとの間にすごく変わったのだろうな、機械は。


高橋悠治「モンポウ 沈黙の音楽」
響きを作ろうとするところに形式が生まれ、形式を解放しようとするところに響きが生まれる。響きを求めようとすれば必ず沈黙が必要になる。たぶん一人きりになっても。


Child's View「Funfair」
細胞のような音の連なりを聴きながら、貝や砂粒や葉脈の模様を眺めて暮らす。ある時期のクレーの絵にもつながるような、色彩の模様のような音楽。「Assi Que Dodo」の声のワンノートも心地よく。


Sven Aberg & Peter Soderberg 「The Contemporary Lute」
シュトックハウゼン、カルコフ、ケージ、ライヒら現代音楽のリュートによる演奏。シュトックハウゼンの、ティアクライスという12星座のための楽曲がとてもよいです。もともとはオルゴールのために書かれた曲のようで、さまざまな楽器で演奏されてますが、このリュートの演奏がとても好きです。


Keith Jarrett Trio 「Inside Out」
結局一人で無人島に文明なんて築けないし意味がないと諦めた頃、仲良くなった貝や木や虫たちと、みんなで聴きます。音が喜んでいるね、などと語り合いながら。無人島でもうれしいことがあるといいなあ。


木下美紗都

1980年生まれ。作曲、音、鍵盤、歌。
自身のソロ作として『海 東京 さよなら』『それからの子供』など3枚のアルバムをWEATHER/HEADZよりリリースする他、瀬田なつき監督『彼方からの手紙』『嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん』などの映画音楽や、ホナガヨウコとの公演 『君の知らない転び方』の舞台音楽などを手掛けている。近年では、ピアノによる作曲と3人の演奏によって変幻するトリオバンド「木下美紗都と象さんズ」での活動の他、自作コンタクトマイクを取りつけた物体の演奏や、ラップトップ内で生成したトラックとの非同期演奏、サンプラーによって楽曲とオーディオを改造する試みなど、様々な方法と行為によって音と作曲を捉え直している。

http://kinoshitamisato.com/
アルプHP : http://www.alp-pla.net/

石塚周太の選ぶ10枚はこちら

無人島 〜俺の10枚〜 【石塚周太(アルプ) 編】

木下美紗都とdetune. 石塚周太の音楽プロジェクト「アルプ」。映画『知らない、ふたり』サントラを初公式音源としてリリースする二人が無人島企画に登場。石塚周太が選ぶ10枚とは??

ローチケHMV-邦楽・K-POP|2016年01月21日 (木) 13:40


木下美紗都とdetune. 石塚周太の音楽プロジェクト「アルプ」

初公式音源

“知らない、ふたり

CD

“知らない、ふたり" オリジナル・サウンド・トラック

価格(税込) : ¥2,000

会員価格(税込) : ¥1,840

発売日: 2015年12月23日


アルプの初公式音源としてリリースされた映画『知らない、ふたり』(監督・脚本 : 今泉力哉)のオリジナル・サウンドトラック。劇中では未使用の楽曲に加え、NU'ESTによる主題歌「Cherry」へのオマージュとして新たに収録したボーナストラックを含む、全18曲入り・トータルタイム50分を超えるスペシャルヴォリュームのアルバム。この映画の描く様々なテーマと接触しながら作られた楽曲達が、映画の中で実際に呼吸し、映し出された表情や温度と等しく関わるという過程を経て、改めて一枚の音楽アルバムへと纏められた。ここにある一つ一つの音と楽曲が、映像から離れて再び映画を想起していながら、不思議と音楽そのものへの自由な冒険に開かれており、アルプ独自の音楽としても一つの結実を得た作品。

映画『知らない、ふたり』


2016年1月9日(土)
新宿武蔵野館、シネ・リーブル梅田ほか全国順次公開
第28回東京国際映画祭 日本映画スプラッシュ部門 公式出品作品
公式サイト : http://shiranai.jp

監督・脚本 : 今泉力哉
出演 : レン 青柳文子
韓英恵 ミンヒョン JR 芹澤興人
木南晴夏

製作 : 日活 ソネットエンタテインメント アリオラジャパン
配給 : CAMDEN 日活
©2015 NIKKATSU, So-net Entertainment, Ariola Japan

このニュースが気に入ったらいいね!をしよう!

ローチケHMVは、国内・国外の厳選した音楽、映像、アニメ、ゲームなどの
エンタメ最新情報をお届します!

ローチケHMV最新ニュース

最新ニュース一覧を見る