ウポポ×プログレ〜Oki衝撃の新作遂に
2006年11月14日 (火)
カラフトアイヌの弦楽器である”トンコリ”を現代に復活させたダブ・マスター!自分のルーツである"アイヌ音楽"をベースにした表現こだわりながらも、その際立った音楽センスで多方面のアーティストから支持されるOki。そんなOkiの新たなるプロジェクトOki Dub Ainu Bandに、沼澤尚’(シアターブルック/Sun Paulo)、エンジニアに内田直之(Little Tempo / Flying Rhythms)らが新たに参加し、ニュー・アルバムOki Dub Ainu Bandを完成させました。
今回もトンコリを使ったアイヌの伝統音楽を自らの解釈でダブ。さらに伝統の歌唱’ウポポ’をアフロ・グルーヴ、レゲエ〜ロックといったグローバルなリズムを混在させたオンリー・ワンのプログレッシヴ・ルーツ・バンドのサウンドを生み出しており、コレは今までよりも更にスゴイ進化を遂げています。
既に米・英〜ヨーロッパで高い評価を得ているOkiの新たなるプロジェクト、注目です。リリースは12月3日。ご期待ください。
彼の交遊録の一部を追いつつ、関連作をご紹介
○内田直之 (Dry & Heavy/Little Tempo/Flying Rhythms)
OKIさんは音をただ自由に泳がせている。
Stereoの水槽のような限られた空間ではなく、無限に広い海の中を。
あーやってきたと思ったらもう行ってしまった。
なんて懐Deepな音楽だろう。ーOKI『ダブアイヌ・デラックス』コメントより
日本屈指のダブエンジニアとしてひっぱりだこの内田直之だが、意外にも安東ウメ子の作品やOKIの『トンコリ』(2005.5発売)を愛聴していた事もあり、今回の『OKI DUB AINU BAND』のミックス参加が決定。アルバム収録曲「イースト・オブ・国後」のミックスが光る。
>>『オキダブアイヌバンド』
○ILL-BOSSTINO (THA BLUE HERB)
「札幌がニューヨークなら、旭川はニュージャージーだな...」
-OKI『ダブアイヌ・デラックス』コメントより
地元・札幌を拠点にアンダーグラウンドな活動を堅持しながら今や全国区の人気を誇るヒップホップグループ、ブルーハーブのBOSSと旭川を拠点に世界にアイヌ音楽を発信するOKI。地元にこだわる二人は、スタイルではないレベルミュージックとしてのHip Hop/アイヌ音楽を共通項とし、互いの活動をリスペクトしあっている。BOSSとCALMの新ユニット・JAPANESE SYNCHRO SYSTEMのアルバム『Elaboration』の1曲でOKIがフィーチャーされている。
>>JAPANESE SYNCHRO SYSTEM『Elaboration』
○沼澤尚(シアターブルック/Sun Paulo)
かつてはボビー・ウーマック、チャカ・カーンのバックも務めた凄腕ドラマー。沼澤自身がOKIにラヴコールする形でOKIの前作『ダブアイヌ・デラックス』にゲスト参加。同時期に、ブラジルのパンデイロの魔術師マルコス・スザーノと沼澤のセッションを内田直之がライヴミックスした『Nenhuma Cancao, So Musica』をリリース。今年8月に東京・青山で行われたスザーノ×沼澤のライヴイベントにもOKIがゲスト出演した。今後ダブアイヌバンドでの活躍必至!
>>『オキダブアイヌバンド』
>>OKI『ダブアイヌ・デラックス』
○KiLA(アイルランド/ケルト音楽のミクスチャー・グルーヴ・バンド)
2年前のKiLA来日公演でOKIがゲスト出演したことがきっかけとなり、昨年は彼らの出演するアイルランドのフェスに呼ばれるなど交流が続く。今年の4月にダブリンで録音された共作アルバム『キーラ&OKI』も高評。ケルト音楽をベースにしながら、ロック、アフリカ音楽などあらゆるジャンルのグルーヴを作品に溶け込ませる底力は、違うアプローチながらもOKIの表現世界と通じるものがある。
>>キーラ & OKI『キーラ & OKI』
○Goma da Digeridoo(ディジュリドゥー奏者)
民族楽器をアグレッシウ゛に用い、ストイックに独自の音楽表現を探求するあたり、OKIとは共通点の多いアーティスト。今年両者はイベントで共演する機会も多く、12/8 札幌の"GOMA da DIDGERIDOO ACOUSTIC TOUR in SAPPORO"でもOKIがゲスト出演予定。
○井上薫(chari chari)
エスノDJ/プロデューサーとして活躍し、安東ウメ子の紹介にも尽力した井上薫。OKIもリミックスで参加した『キーラリミックス』にも参加。トンコリの製作をOKIに依頼中という噂も。
>>『Another Beat -KiLA remix-』
○安東ウメ子
アイヌの天才歌手。『イフンケ』『ウポポサンケ』の2作をOKIが全面プロデュース。安東は2004年の夏に惜しくも亡くなったが、ラストコンサートとなった同年1月の東京公演には、OOIOOのメンバーや井上薫などミュージシャンの顔ぶれも目だった。彼女は今も多くのファンを増やし続けており、2作ともWORLDミュージックコーナーのベストセラーとなっている。
>>安東ウメ子『イフンケ』
>>安東ウメ子『ウポポサンケ』
参加コンピレーション(海外盤)
今年は日本代表として2作のコンピ盤に参加!
>>『World 2006』(Warner, uk)
Amadou & Marium, Ry Cooder, Gal Costa, Souad Massi, Nitin Sawnhey, Ali Farka
Toure etc
>>『the very best of world music』(Nascente, uk)
Khaled, Rachid Taha, Caetano Veloso, Femi Kuti , Konono no1. etc
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ブロンズ・ゴールド・プラチナステージの場合です。
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