『MOTHER』が僕らに与えたもの
2006年10月24日 (火)
1989年、ファミコン用ソフトとして発売された『MOTHER』。
「おとなも、こどもも、おねーさんも。」
1994年、『MOTHER2』がスーパーファミコンで発売された。
そして、2003年6月20日にゲームボーイアドバンス用ソフトとして『MOTHER1+2』が発売された。
「奇妙で、おもしろい。そして、せつない。」
2006年4月20日、『MOTHER2』から12年後に『MOTHER3』が発売された。
【MOTHER1のストーリー】
1900年代の始め、アメリカの田舎町に影が落ち、一組の夫婦が行方不明になりました。夫婦の名前はジョージとマリア人々は嘆き悲しみ、神に祈りました。その願いが通じたのか2年ほど後、ひょっこりとジョージが帰ってきました。しかし、この2年の間、どこで何をしていたのか、決して語ろうとはしませんでした。不思議な研究に没頭するジョージに、いろいろなうわさが飛び交いました。時が過ぎ、人々がそんな噂を忘れても、ジョージの妻マリアが帰ってこなかったことを人々は忘れませんでした。
【MOTHER2のストーリー】
物語の舞台は199X年の地球。主人公の少年ネスが住むのは、ありふれた田舎町ですが、近頃、大都市型の事件や事故が発生するようになりました。ある夜、ネスは、これまで聞いたこともない轟音とパトカーのサイレンに起こされました。ネスの住む家の裏山に巨大な隕石が落下したのです!好奇心いっぱいのネスは隕石の落下現場に出かけて行きます。
『MOTHER』は、へんてこなRPGだ。
『MOTHER』は、現代を舞台に少年少女がメロディーを集めながらドキドキワクワクの冒険を繰り広げていく、ちょっと不思議なストーリーが魅力。現代ものということで、バットやフライパン、銃、ヘルメットなどを装備し、魔法代わりのPSI(超能力)を駆使して宇宙人や車、ヘンテコな生き物をやっつけていく。戦闘システムはコマンド選択式のオーソドックスなものだが、『2』では回転ドラム方式を導入して緊張感あふれる戦闘を味わうことができるようになっている。
街並みやキャラクターなどのグラフィックは、あくまでポップでキュート。しかし、いったん遊び始めてみれば、住人の独特なセリフ回しが印象的で非常に言葉一つ一つに遊び心があった。
【MOTHER3のストーリー】
ようこそ「MOTHER3」の世界へ!
いかにものんびりした美しい風景のなかに、質素な山小屋がたっています。
主人公の少年の、おじいさんの住まいです。お母さんと一緒に、おじいさんのうちに遊びに行った、双子の少年たちは、今日のうちに、お父さんの待つタツマイリ村に帰ることになっています。
大きくて気だてのいい動物ドラゴと全身を使って遊んだり、食卓を囲んでるお母さんの手料理を味わったり、たのしい時間は、あっというまに過ぎて行きます。
いつもの森を抜けて、あとは帰るだけ。不吉な気配など、みじんもありませんでした。
「もうじき帰りますよ」という手紙をくわえた鳩が、夕暮れの空を飛び立ちました。
ここが世界のどこなのか、いつの時代なのか、
さらには、悲劇なのか喜劇なのか・・・・。
すべては謎にされたまま、この物語は始まります。
WELCOME TO MOTHER3 WORLD
ようこそ「MOTHER3」の世界へ!
『MOTHER』は、やっぱりへんてこなRPGだ。
糸井重里さんがニンテンドウ64用『MOTHER3 豚王の最期』の開発中止を発表したのが2000年。
あれから6年近く待ち、2006年4月20日にようやくゲームボーイアドバンス用ソフトとして発売された。
どれだけ多くの人が待ち望んだろう。当時、ニンテンドウ64での映像は今までのドット絵ではなく3Dで表現されていた。
不安と期待が一気に膨れ上がった。が、しかし儚くも2000年に開発中止となった。
これほど期待されていたゲームが開発中止になるなんて前代未聞だった。
そして、あれから6年……。
もっとも『MOTHER』であり、『MOTHER』ではなかった作品が完成した。
『MOTHER3』では今まで通りのドット絵で再現され、昔からのファンを安心させたと同時に現代のゲームからすれば新鮮でもあった。
キャラクター、アイテム、世界、音、セリフ、すべてがまさに『MOTHER』そのものだ。
しかし、ストーリーだけが今までの『MOTHER』とは違うような気がする。
実際に遊んだ人は分かるかもしれないが、非常にショッキングなイベントが開始早々待ち受ける。
初めて「死」というものを知った。
そして、初めて「愛」というものを知った。
今までの『MOTHER』が幼く見えるくらい『MOTHER3』は現実そのものだ。
「せつない」という感情は今までの『MOTHER』には無かったと思う。
しかし、何度もストーリーをかみ締めていくとなぜか分かったような気がする。
初めて気づくかもしれない。
『MOTHER』が僕らに与えたもの。
ブロンズ・ゴールド・プラチナステージの場合です。
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『MOTHER』の音
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MOTHER3+
大貫妙子 / D.C.M.C
ユーザー評価 : 5点 (1件のレビュー)
価格(税込) : ¥2,200
会員価格(税込) : ¥2,024
まとめ買い価格(税込) : ¥1,870発売日:2006年11月02日
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販売終了
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MOTHER 1+2
ユーザー評価 : 4点 (7件のレビュー)
価格(税込) : ¥2,619
会員価格(税込) : ¥2,410
まとめ買い価格(税込) : ¥2,226発売日:2003年08月20日
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MOTHER 2 ギーグの逆襲
ユーザー評価 : 5点 (1件のレビュー)
価格(税込) : ¥2,990
会員価格(税込) : ¥2,751
まとめ買い価格(税込) : ¥2,542発売日:2004年02月18日
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