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「EMI CLASSICS 決定盤1300」新譜

2006年4月6日 (木)

300タイトルを突破した人気シリーズ、今回は、ゴージャス演奏で知られる「カラヤン・イン・パリ」ほかカラヤン指揮の小品集、テンシュテットの初CD化となるブラームスのピアノ協奏曲第1番などが登場します。

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TOCE13304
「カラヤン・イン・パリ」

カラヤンは1969年から71年まで、パリ管弦楽団芸術監督を兼任するなどフランスやラテン系の音楽でも抜群の手腕を発揮しました。 どの曲も、ドイツ=オーストリア系の音楽を指揮する際とはまた違った、重量感とともに鮮やかな色彩感と沸き立つようなリズムをも備えた胸のすくような演奏です。絶妙な選曲とあいまって、カラヤンのおびただしいディスコグラフィの中でもひときわ異彩を放つ1枚。

・ラヴェル:ボレロ
・ビゼー:「アルルの女 」第2組曲
・シャブリエ:狂詩曲「スペイン」
・グノー:歌劇「ファウスト」〜バレエ音楽
・ベルリオーズ:劇的物語「ファウストの劫罰」作品24〜ラコッツィ行進曲

 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
 ヘルベルト・フォン・カラヤン(指揮)

 録音:1977,1979年[ステレオ]

TOCE13309
オールソン&テンシュテット/ブラームス:ピアノ協奏曲第1番

初のCD化となる待望の登場です。
ギャリック・オールソンは1948年アメリカ、ニューヨーク州生まれ。1966年ブゾーニ国際ピアノ・コンクール、1968年モントリオール国際コンクールで第1位を獲得、そして1970年第8回ショパン国際ピアノ・コンクールで、アメリカ人としてははじめて優勝を果たした実力者です。
 テンシュテットとのコラボレーションにより、安定した雄大なブラームスの世界が真摯に展開されています。

・ブラームス:ピアノ協奏曲第1番ニ短調作品15

 ギャリック・オールソン(ピアノ)
 ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団
 クラウス・テンシュテット(指揮)

【管弦楽曲】


TOCE13301
カラヤン/プロムナード・コンサート

カラヤンはフィルハーモニア管弦楽団と1949年から膨大な録音を残し、最初の黄金時代を築きました。その中でも稀代のホルン奏者、デニス・ブレインの演奏が聴けるこの『プロムナード・コンサート』の録音は、海外でもCD化されておらず、極めて貴重です。
 後年のステレオ録音も名盤の誉れ高いものですが、こちらはさらに若々しく、しかも一切の手抜きのない、カラヤン&フィルハーモニアならではの快演ぞろいです。

・ワルトトイフェル:ワルツ「スケートをする人々」作品183
・J.シュトラウス2世:トリッチ・トラッチ・ポルカ作品214
・J.シュトラウス:ラデツキー行進曲
・シャブリエ:狂詩曲「スペイン」
・シャブリエ:楽しい行進曲
・J.シュトラウス2世:ポルカ「雷鳴と電光」作品324
・スッペ:喜歌劇「軽騎兵」序曲
・ワインベルガー:歌劇「バグパイプ吹きのシュワンダ」より−ポルカ
・オッフェンバック:喜歌劇「天国と地獄」序曲

 フィルハーモニア管弦楽団
 ヘルベルト・フォン・カラヤン(指揮)

 録音:1953-1955年[モノラル]

TOCE13302
カラヤン/オペラ間奏曲集

カラヤンはこうしたオーケストラの小品を実に得意にしていて、後年も繰り返し録音しています。この録音はモノーラルですが、演奏、録音ともに後のステレオ録音に勝るとも劣らないクォリティを誇っています。
 特にマスカーニの「友人フリッツ」第3幕間奏曲はカラヤンの指示により、オルガンのパートをホルンのブレインが吹いていて、この箇所だけでも一聴の価値があります。

・マスカーニ:歌劇「カヴァレリア・ルスティカーナ」交響的間奏曲
・レオンカヴァルロ:歌劇「道化師」間奏曲
・オッフェンバック:歌劇「ホフマン物語」〜舟歌
・コダーイ:歌劇「ハーリ・ヤノーシュ」間奏曲
・プッチーニ:歌劇「マノン・レスコー」第3幕間奏曲
・ビゼー:歌劇「カルメン」第4幕間奏曲
・マスネ:歌劇「タイス」より−瞑想曲
・ムソルグスキー/R.=コルサコフ編:歌劇「ホヴァンシチナ」第4幕間奏曲
・グラナドス:歌劇「ゴイェスカス」間奏曲
・ヴェルディ:歌劇「椿姫」第3幕前奏曲
・マスカーニ:歌劇「友人フリッツ」第3幕間奏曲

 フィルハーモニア管弦楽団
 ヘルベルト・フォン・カラヤン(指揮)

 録音:1954-7[モノラル]

TOCE13303
カラヤン/バレエ音楽集

叙情的な作品が多い『オペラ間奏曲集』に比べ、こちらは楽しい、あるいは激しい音楽が集まった『バレエ曲集』です。後のシンフォニックな演奏も魅力的ですが、この時期のカラヤンの演奏には独特のフレッシュさ、素直さがあり、こちらをより高く評価する声もあります。
 この録音は、後のステレオ録音の陰に隠れて長くCD化されなかったもので、その意味でも貴重です。

・ポンキエッリ:歌劇「ジョコンダ」〜時の踊り
・ワーグナー:歌劇「タンホイザー」〜ヴェーヌスベルグの音楽
・ヴェルディ:歌劇「アイーダ」〜バレエ音楽
・ムソルグスキー/R.=コルサコフ編:歌劇「ホヴァンシチナ」〜ペルシャの奴隷たちの踊り
・ボロディン:歌劇「イーゴリ公」〜だったん人の娘たちの踊り
・ボロディン:歌劇「イーゴリ公」〜だったん人の踊り

 フィルハーモニア管弦楽団
 ヘルベルト・フォン・カラヤン(指揮)

 録音:1954-11[モノラル]

TOCE13313
バレンボイム/チャイコフスキー&ドヴォルザーク:弦楽セレナーデ

メロディの素晴らしさにおいて、クラシック音楽のなかでも10本の指に入るとも言われているこの2曲は、弦楽セレナードを代表する2大名曲です。
この2作品を、流麗かつこまやかに細部の至るところまでに気を配り、旋律を浮かび上がらせながら、その背後にある引き立て役の伴奏各楽器のテクスチュア、色彩感、音色の織りなす綾までをも巧みにコントロールしながら演出するバレンボイム。ピアニストとしても一流のバレンボイムらしい、細心な配慮とダイナミズムを感じさせる指揮ぶりです。

・ドヴォルザーク:弦楽セレナーデ ホ長調作品22
・チャイコフスキー:弦楽セレナーデ ハ長調作品48

 イギリス室内管弦楽団
 ダニエル・バレンボイム(指揮)

録音:1971-7、1973-11[ステレオ]

【協奏曲】


TOCE13308
ケネディ&テンシュテット/ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲

ブラームス同様、ベートーヴェンもヴァイオリン協奏曲作品はこの1作だけです。ブラームスのヴァイオリン協奏曲に先立つこと72年前、ブラームスも大いなる意識を払っていたこの作品は1806年に作られました。高度なテクニックを必要とするソロ・パートはそれほど多くはないものの、それだけに音楽性を含めたアーティストのトータルな実力が試される難曲でもあります。
 ケネディは往年のヴィルトゥオーゾとは一味違った、実に新鮮な解釈をして、現代にマッチした演奏を繰り広げます。彼の新しい感覚に浸れるアルバムです。

・ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲ニ長調作品61
・J.S.バッハ:無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第3番ホ長調 BWV.1006〜前奏曲
・J.S.バッハ:無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ第3番ハ長調 BWV.1005〜アレグロ・アッサイ

 ナイジェル・ケネディ(ヴァイオリン)
 北ドイツ放送交響楽団
 クラウス・テンシュテット(指揮)

 録音:1992-6[デジタル]

TOCE13307
ケネディ&テンシュテット/ブラームス:ヴァイオリン協奏曲

生涯1度しかヴァイオリン協奏曲を書かなかったブラームス、珠玉の傑作がこの作品です。田園的なリリシズム漂うこの曲は、ヴァイオリン・ソロのパートの旋律のみずみずしさが何よりの魅力。ところが、それに演奏が引っ張られると、その奥に潜む曲の、そしてブラームスの奥深さに押しつぶされてしまう、コワイ内容ともいえる多面性が楽しめる曲でもあります。
 ケネディはそうしたブラームスに対し、実に衒いのない姿勢で臨み、自らが描くブラームス像を聴き手に呈示してきます。曲の素晴らしさと演奏を聴く楽しさが両立した清々しく新鮮なブラームスです。

・ブラームス:ヴァイオリン協奏曲ニ長調作品77

 ナイジェル・ケネディ(ヴァイオリン)
 ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団
 クラウス・テンシュテット(指揮)

 録音:1990-8[デジタル]

TOCE13305
カラヤン&ゴールウェイ/モーツァルト:フルート協奏曲

一度聴いたら忘れられない、典雅な魅力を湛えた名協奏曲2曲のカップリング。カラヤンはベルリン・フィルの奏者に積極的に室内楽を演奏するように勧める一方、協奏曲の録音でもトップ奏者をソリストに起用するなどしてオーケストラのアンサンブル能力向上に努めたことでも知られます。
 この録音もその成果としての1枚で、ゴールウェイ、ブラウという歴代の首席奏者にしてソリストとしても超一流の二人のフルートが堪能できます。

モーツァルト:
・フルートとハープのための協奏曲ハ長調 K.299
・フルート協奏曲第1番ト長調 K.313

 ジェイムズ・ゴールウェイ(フルート)[K.299]
 フリッツ・ヘルミス(ハープ)[K.299]
 アンドレアス・ブラウ(フルート)[K.313]

 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
 ヘルベルト・フォン・カラヤン(指揮)

 録音:1971-8[ステレオ]

TOCE13311
バレンボイム/バルトーク:ピアノ協奏曲第1番&第3番

ピアノ協奏曲の「春の祭典」と言われているのが第1番。並の演奏家では太刀打ちできないすさまじい内容ですが、バレンボイムは素晴らしい技量で作品に対峙しています。
 現代音楽の作曲家としても高名な指揮者ブーレーズはこうした複雑多岐にわたる作品を巧みに捌くのは得意中の大得意。バレンボイムも緊張感を保ちつつ余裕に満ちた演奏でオーケストラに立ち向かっています。
 第3番もバルトークのもつ東欧の民族的なフレイヴァーを全面に強烈に押し出すことなく、芸術作品として完成度を高める方向で演奏が展開されて行きます。20世紀芸術の凝縮された息吹がこの録音には充満しています。

バルトーク:
・ピアノ協奏曲第1番
・ピアノ協奏曲第3番

 ダニエル・バレンボイム(ピアノ)

 ニュー・フィルハーモニア管弦楽団
 ピエール・ブーレーズ(指揮)

 録音:1967-7[ステレオ]

【器楽曲】


TOCE13310
バレンボイム・プレイズ・ショパン

小さな頃の南米での生活とその土地の風土と、ヨーロッパを横目でみながら西洋音楽を学んだ少年時代の影響でしょうか、あらゆる音楽に対応できるフレキシビリティがバレンボイムの音楽にはあります。
 それが彼独特の個性とともに、音楽が譜面に書かれただけのものではなく、立体的なオブジェであるが如くダイナミックな存在としてこちらに迫ってくるのでしょう。
ここでのショパンも彼ならではのピアニズムを聴くことができる格好の演奏です。ピアニスト、バレンボイムのスケールの大きな音楽がこのアルバムで堪能できます。

ショパン:
・ピアノ・ソナタ 第2番変 ロ長調 作品35「葬送」
・ピアノ・ソナタ 第3番 ロ短調 作品58

 ダニエル・バレンボイム(ピアノ)

【オペラ】


TOCE13306
ノーマン/ワーグナー:アリア集

現存する最高峰の歌手との呼び声も高いジェシー・ノーマンのワーグナー・アリア集です。1987年といえば、彼女がいよいよ大スターの道を歩み始めた頃でもあり、巨星ワーグナーの作り出す壮大、壮麗、荘厳な世界に対し堂々たる歌唱を展開しています。
音程、声の響き、表現力などといった言葉では表せない、彼女独自の大宇宙をこのディスクで体感していただければ、と思います。

ワーグナー:
・楽劇「トリスタンとイゾルデ」より
 前奏曲と愛の死

・歌劇「タンホイザー」第2幕より
 エリーザベトのアリア「貴き殿堂よ、喜んで私はおまえにあいさつを送る」

・歌劇「タンホイザー」第3幕より
 エリーザベトの祈り「万能の処女マリア様! わが願いをききたまえ」

・歌劇「さまよえるオランダ人」第2幕より
 ゼンタのバラード「ヨホホエ! 帆が血のように赤く」

・楽劇「神々の黄昏」より
 ブリュンヒルデの自己犠牲「大いなる薪を我がために積み上げし所は」

 ジェシー・ノーマン(ソプラノ)
 ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団
 クラウス・テンシュテット(指揮)

 録音:1987-12[デジタル]

TOCE13318
F.=ディースカウ/ヴェルディ:アリア集

ワーグナーであれヴェルディであれ、フィッシャー=ディースカウは細やかな神経の行き届いた歌を聴かせてくれます。どんな曲からもその核心を引きずり出し、圧倒的な説得力を持たせてしまうフィッシャー=ディースカウの面目躍如たる1枚。
 この録音は現在海外盤でも単独では入手困難であり、国内盤としても久々の復活です。
ヴェルディ:
・歌劇「イル・トロヴァトーレ」〜君がほほえみ
・歌劇「リゴレット」〜呪われたのじゃ
・歌劇「リゴレット」〜悪魔め鬼め
・歌劇「シチリア島の夕べの祈り」〜然り、我れを憎しみも故なきにあらず
・歌劇「ドン・カルロ」〜ロドリーゴの死〜終りの日はきぬ
・歌劇「仮面舞踏会」〜なに不自由ない身分だが
・歌劇「仮面舞踏会」〜なにこそ心汚すもの
・歌劇「ファルスタッフ」〜こら!小姓!
・歌劇「ファルスタッフ」〜何たる乱世だ

 ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(バリトン)
 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
 アルベルト・エレーデ(指揮)

【声楽曲】


TOCE13312
バレンボイム/モーツァルト:レクイエム

史上最高峰のレクイエムといわれているこの作品は、さまざまな研究が発表されいまだ新説が登場する、クラシック界の大問題作です。バレンボイムは1975年に就任したパリ管弦楽団を率い、彼が提唱したことで併設された合唱団とのコラボレーションから、フランス音楽を中心とした録音を行いました。満を持して取り組み、完成させたのがこの作品です。 熟成の時期にさしかかろうとしているころの、才気溢れるバレンボイムの情熱に満ちた演奏です。

・モーツァルト:レクイエム ニ短調 K.626

 キャスリーン・バトル(ソプラノ)
 アン・マーレイ(メゾ・ソプラノ)
 デイヴィッド・レンダル(テノール)
 マッティ・サルミネン(バス)

 パリ管弦楽団&合唱団
 ダニエル・バレンボイム(指揮)

 録音:1984-7[デジタル]

TOCE13314
バレンボイム/ブルックナー:宗教合唱作品集

とかく難解、長大と言われるブルックナーの作品のなかで、比較的小規模で親しみやすいのがここに収められたミサ曲第2番と「テ・デウム」です。
 バレンボイムは若い頃からブルックナーに心酔しており、その最初の証明とも言えるのがこの録音。みずみずしい感性で歌い上げられたブルックナーであり、コーラスも抜群の質の高さです。

ブルックナー:
・ミサ第2番ニ短調
・ミサ第3番ホ短調
・テ・デウム ハ長調
・5つのモテット

 イギリス室内管弦楽団
 ニュー・フィルハーモニア管弦楽団&合唱団
 ダニエル・バレンボイム(指揮)

TOCE13315
F.=ディースカウ&サヴァリッシュ/メンデルスゾーン歌曲集(1)

メンデルスゾーンの歌曲はシューベルトやシューマンに比べて注目されることが少ないのが残念ですが、ここに収められた歌曲は、いずれもメンデルスゾーンらしい美しい旋律に彩られた曲ばかりで、「歌の翼に」ばかりではない奥深い世界を垣間見させてくれます。
フィッシャー=ディースカウの歌唱はもちろんすばらしいもので、発売当初「文句のつけようがない」(「レコード芸術」誌)とまでいわれました。メンデルスゾーンを得意とする名指揮者、サヴァリッシュのピアノが錦上花を添えています。フィッシャー=ディースカウにとっても唯一のまとまったメンデルスゾーン歌曲集でもあり、この隠れた名盤の久々の復活はファンにとって大きな福音となるものです。

メンデルスゾーン:
・新しい恋 作品19a-4
・挨拶に 作品19a-5
・歌の翼に 作品34-2
・旅の歌 作品34-6
・朝の挨拶 作品47-2
・夜ごとの夢に 作品86-4
・春の歌 作品47-3
・遠く離れた人に 作品71-3
・あしの歌 作品71-4
・旅立ちに際して 作品71-5
・恋歌 作品47-1
・春の歌 作品19a-1
・初すみれ 作品19a-2
・旅の歌 作品19a-6
・冬の歌 作品19a-3
・恋歌 作品34-1
・おお青春よ 作品57-4
・私は木陰に横たわっている 作品84-1
・刈り入れの歌 作品8-4
・民謡 作品47-4

 ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(バリトン)
 ヴォルフガング・サヴァリッシュ(ピアノ)

 録音:1970-9[ステレオ]

TOCE13316
F.=ディースカウ&サヴァリッシュ/メンデルスゾーン歌曲集(2)

メンデルスゾーン:
・さすらいの歌 作品57-6
・夜の歌 作品71-6
・森の城
・小姓の歌
・春の歌 作品34-3
・ゆりかごのそばで 作品47-6
・木の葉がきき耳を立てていた 作品86-1
・慰め 作品71-1
・狩の歌 作品84-3(「子供の不思議な角笛」より)
・ふたつの心が離れる時 作品99-5
・月 作品86-5
・ヴェネチアの舟歌 作品57-5
・花冠(遺作)
・最初の喪失
・魔女の歌 作品8-8
・ラインへの警告
・古いドイツの歌 作品57-1
・羊飼いの歌 作品57-2
・眠りやらぬ眼のともしび
・別れ行きつつ 作品9-6

 ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(バリトン)
 ヴォルフガング・サヴァリッシュ(ピアノ)

 録音:1970-9[ステレオ]

【古楽】


TOCE13317
F.=ディースカウ/バロック・カンタータを歌う

リートはもちろんですが、バッハはフィッシャー=ディースカウがもう一つの頂点を極めた分野です。ステレオ初期のこの録音は、フィッシャー=ディースカウの若々しい完璧な歌唱とともに、当時のベルリン・フィルの名技も味わえるぜいたくな1枚です。
 名合唱指揮者として知られたフォルスターと聖ヘドヴィヒ合唱団の滋味溢れる演奏も、現在では得がたいもの。

・パーセル:夜が紫のヴェールを
・テレマン:慰められた心は
・ローゼンミュラー:至上なる喜びで
・クレランボー:オルフェ

 ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(バリトン)
 フォルスター(指揮)聖ヘドヴィヒ合唱団、他

TOCE13319
F.=ディースカウ&ベイカー/バロック・デュオ・コンサート

フィッシャー=ディースカウとベイカーのデュエットで、ルネッサンスからバロック期の歌が聴けるという親しみやすく、また珍しい企画。
 ベイカーもフィッシャー=ディースカウも、決してバロックの枠を外れることなく、それでいて充分に劇的でダイナミックな歌唱を繰り広げます。一部の曲は外盤でCD化されていますが、歌詞対訳つきでの復活は久々。

・リリウス:御身の愛したまえるイエズスは
・シュッツ:主は天から人の子らを見おろして〜言葉は肉体となりて
・シャイン:キリストよ昼であり光である者よ〜父なる神よ我らとともにいまし
・ヘンリー・ローズ:口づけについての対話
・ウィリアム・ローズ:ケアロンとフィロメの対話〜ダフネとストレフォンの対話
・ヘンデル:奈落の淵に落ちて〜海が静かな時は

 ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(バリトン)
 ジェネット・ベイカー(メゾ・ソプラノ)
 ジョージ・マルコム(オルガン&チェンバロ)
 ケネス・ヒース(チェロ)

【現代】


TOCE13320
高橋アキ/アキ・プレイズ・武満

武満徹の没後5年の企画として2001年に発売された当時、「武満の最大の理解者による最高の演奏」などと、絶賛を浴た録音が早くも廉価盤として登場します。高橋アキの美しいタッチ、透徹した表現が武満作品の真価を余すところなく伝えています。武満入門としても、願ってもない1枚になるでしょう。雰囲気充分の録音も極めて魅力的です。

武満徹:
・閉じた眼
・ピアノ・ディスタンス
・遮られない休息 I
・遮られない休息 II
・遮られない休息 III
・リタニ I.アダージョ
・リタニ II.レント・ミステリオーソ−アレグロ・コン・モート
・フォー・アウェイ
・雨の樹 素描
・雨の樹 素描 II
・閉じた眼 II
・2つのレント:アダージョ−エ・テンポ・ディ・リベロ
・2つのレント:レント・ミステリオサメンテ
・ロマンス
・こどものためのピアノ小品 I.微風
・こどものためのピアノ小品 II.雲
・ゴールデン・スランバー

 高橋アキ(ピアノ)
※表示のポイント倍率は、
ブロンズ・ゴールド・プラチナステージの場合です。

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「カラヤン・イン・パリ」[アルルの女、ラコッツィ行進曲、狂詩曲『スペイン』、ボレロ、他] カラヤン&BPO

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「カラヤン・イン・パリ」[アルルの女、ラコッツィ行進曲、狂詩曲『スペイン』、ボレロ、他] カラヤン&BPO

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価格(税込) : ¥1,362
会員価格(税込) : ¥1,253

発売日:2006年06月14日

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ピアノ協奏曲第1番 オールソン(p)テンシュテット&LPO

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ピアノ協奏曲第1番 オールソン(p)テンシュテット&LPO

ブラームス(1833-1897)

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