祝　フィギュア荒川選手　金メダル！

2006年2月24日 (金)

村主選手推薦『マイ・フィギュア・スケート・アルバム』

トリノ五輪フィギュア・スケートで、日本人初の金メダルを獲得した荒川静香。完璧な演技で、人々を魅了してくれました！ショート・プログラムでは、第3位でしたが、大逆転の金メダルを獲得！また、村主章枝は4位。安藤美姫は15位という結果に。
　今回、オリンピックでも使用された楽曲を集めた『マイ・フィギュア・スケート・アルバム』が登場！
　トリノ・オリンピックに出場した、荒川静香、村主章枝、安藤美姫、高橋大輔の4人の選手や、浅田真央、中野友加里ら計8人のショートプログラム、フリー、エキシビションの演技曲を収録！
収録曲は、「ラフマニノフ・ピアノ協奏曲2番」や「くるみ割り人形」、「蝶々夫人」、「戦場のメリークリスマス」、「幻想即興曲」など名曲の数々を収録！
　また、トリノでも大健闘の村主章枝選手本人の写真やコメントを掲載しています。

華麗に舞う氷上のプリンセスとプリンス！

フィギュア・スケートの演技中で、よく耳にする楽曲を集めた『プリンセス＆プリンス ON THE アイス 』も発売中！
　本作に収録された作品も美しいメロディや舞踏のリズムに満ち溢れ、時を超越して聴く人を感動させる名曲ばかりです。
　同趣向のアルバムとしては、ほかに『銀盤のクラシック』、『Figure Skating Greatest Hits!』、『My Figure Skating Album』などがリリースされています。
　なお、これらのアルバムに収録された楽曲の演奏は、実際に競技で使用されたものとは編曲や演奏が異なる場合があります。ご了承ください。

荒川選手演技曲！

オリンピック直前になって、荒川静香選手がフリーの曲目を変えたことも話題になりましたが、その楽曲が、ヴァネッサ・メイの“Violin Fantasy on Puccini's ‘Turandot’ ”です。この曲はプッチーニのオペラ『トゥーランドット』の中から主要な旋律を集めてメドレー風に仕立てたもので、聴きどころは王子カラフの歌うアリア“Nessun Dorma(誰も寝てはならぬ)”の旋律をヴァイオリン・ソロに置き換えた部分でしょう。
　その3分ほどの部分“Nessun Dorma(誰も寝てはならぬ)”が収録されているアルバムが、『The Best of Vanessa-Mae』（と、クラシカル・エヴァー!ベスト）で、11分24秒の“Violin Fantasy on Puccini's ‘Turandot’ ”を全部収録したのが、アルバム『China Girl』です。この曲は、荒川選手が以前から使用しているお気に入りの曲であり、また、原曲の“Nessun Dorma(誰も寝てはならぬ)”は、トリノ・オリンピック開会式でルチアーノ・パヴァロッティが熱唱した曲でもあります（→パヴァロッティ・ベスト盤）。

　また、ショートプログラムで話題を呼んだショパン『幻想即興曲』のオーケストラ・ヴァージョンは、スタンリー・ブラックが大胆かつ効果的に編曲したもので、『Chaplin Tribute / Dimensions 』の1曲目に収録されています。

　なお、エキシビション演技で使用された曲はCeltic Womanの"You Raise Me Up"で、こちらで詳しくご紹介していますのでご覧ください。

その他の使用曲、登場アーティストなど

イリーナ・スルツカヤ選手がショートプログラムで使用したダイナミックな曲は、グレゴリオ聖歌の『怒りの日』をモチーフに、リストが作曲した『死の舞踏』という曲を、さらにMAKSIMがアレンジした『死の舞踏』です。

　そして最後に、エキシビジョンで選手と共に氷上で大活躍していたヴァイオリニストのエドヴィン・マートンはこちらになります。