中森明菜の早すぎる伝説

2005年11月10日 (木)

中森明菜が「歌手」としての意地とキャリアを結実させたカヴァーアルバム３部作「歌姫」シリーズ。2003年リリースの『歌姫3〜終幕〜』で一応の完結をみたこのシリーズは、ファンの間でも「歌手としての新しいステージに入った」と好評でした。

今回1月11日にリリースが決定したDVD『歌姫〜Utahime〜Akina Nakamori Special Live 2005 Empress CLUB eX』はそんな「歌姫」シリーズを受けて、今年の7月7日より11日間連続で行われたプレミアムライヴ。

品川プリンスホテルの"クラブeX"で行われたこのライブから、7月15日（金）の模様を収録しています。

内容はもちろん「歌姫」シリーズからの曲を中心に、12曲を収録。庄野真代「アデュー」やテレサ・テン「別れの予感」などがずっしりと伝わる歌唱で歌われています。

また、「歌姫」シリーズ未収録曲として井上陽水「リバーサイドホテル」オリジナル・ラヴ「接吻」のカヴァー2曲と、自らのシングル曲「飾りじゃないのよ涙は」「赤い花」の2曲も歌われています。

幸運にもパフォーマンスを目の当たりにした人々からは、早くも「伝説的」だとすら言われているこのライヴ。独特の美しい低域、吐息のような囁きも感じることのできる映像から、それを読み取ってみて下さい。

さらにニューシングル

ライヴ映像『歌姫〜Utahime〜Akina Nakamori Special Live 2005 Empress CLUB eX』をリリースする中森明菜ですが、その直前の12月17日には、シングル『落花流水』をリリース予定。

1年半ぶりにリリースされるこのシングルは、タイトルに「和」の要素を感じられそうですが、カヴァーを経て大きくなった中森明菜の新境地に期待です。

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