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マイルス、セラー・ドアのライヴ、発売中

2006年2月2日 (木)

1970年12月16〜19日、ワシントンDCの「The Cellar Door」で4日間行われたMiles Davis Groupのライヴ演奏。Teo Maceroによって『Live-Evil』として“作品化”された驚愕のライヴの全てがCD6枚に完全収録!

本作は、1970年12月16〜19日に録音され、テオ・マセロの芸術的な編集によって、アルバム『Live-Evil』として作品化されたライヴ音源全てを“完全に収録した”6枚組の『The Cellar Door Sessions 1970』。

ワシントンDCのライヴスポット「The Cellar Door」での4日間にわたる演奏を完全収録した本作には、テオ・マセロが天才的な編集技術によって行なったマイルス・デイヴィスの演奏の「作品化」とは異なる、「時代のドキュメント」が記録されており、『ビッチェス・ブリュー』以降、ロックへの挑戦を標榜していたマイルスの、健康悪化以前の最高の演奏のひとつが収録されている。

生涯マイルスとのセッション以外に決して演奏することのなかったキース・ジャレットがオルガン演奏を収録しているのも注目の聴きものだ。

かつて、マイルスはこう独白したという−「過去共演した中でもっとも凄い奴はキースだった」と。

録音技術も含めて長足の進歩を遂げていた70年代初頭、キラ星のごとく若手の伸び盛りのミュージシャンや、ジミ・ヘンドリックスの牙城を揺るがすかと期待された、英国が生んだ奇跡のギタリスト、ジョン・マクラフリンの参加を得たマイルス。

「世界一のロックバンドを作ってやる」と、豪語したのも頷ける演奏が収録されている。

時代の要求と、さらに一歩先を行ってしまったマイルス。皮肉にも時代が追いつくには30年を要したのだ。

『Complete Jack Johnson Session』に勝るとも劣らない、“時代の寵児”マクラフリンのギター。

さらにワイト島のライヴDVDで見せた“イッテしまっている”キース・ジャレットを思い出すファナティックなオルガン演奏は、作品に記録された数倍の自由な世界がマイルスの元で展開し、「Children Of Miles」たちが、やがて来る時代の趨勢を自らの母屋から奪取していったのがこの時代だった。

1970年こそはモダンジャズが次の時代に取って代わられたターニングポイントの年だった。

Gary Bartz (aa,ss)Keith Jarrett(p,rhodes,el-p,el-org) Jack DeJohnette(ds) Michael Henderson(el-b)Airto Moreira(perc= on CD2〜6)John McLaughlin(g=just on CD5,6)Miles Davis(tp)

そのほか、ジャズ関連チャート、新譜発売情報は、
Jazz Bestseller
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※表示のポイント倍率は、
ブロンズ・ゴールド・プラチナステージの場合です。

マイルス究極のライヴ、好評発売中

Cellar Door Sessions 1970

CD 輸入盤

Cellar Door Sessions 1970

Miles Davis

ユーザー評価 : 4.5点 (17件のレビュー) ★★★★★

価格(税込) : ¥8,381
会員価格(税込) : ¥7,711

発売日:2005年12月20日

  • 販売終了

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Complete Jack Johnson Sessions (5CD)

CD 輸入盤

Complete Jack Johnson Sessions (5CD)

Miles Davis

ユーザー評価 : 5点 (11件のレビュー) ★★★★★

価格(税込) : ¥8,910

発売日:2005年08月23日

  • 販売終了

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