日本音楽界の至宝”リトル・クリーチャーズ

2005年7月3日 (日)

リトルクリーチャーズ、動き出す。

2005年でデビュー15周年を迎える“日本音楽界の至宝”リトル・クリーチャーズ。2004年はスペイン・バルセロナで行われたヨーロッパ最大のアドヴァンスド・ミュージック＆マルティメデイア・アートの祭典『ソナー』の衛星イベント『sonar sound tokyo 2004』に出演。

また今年3月にはワンマンでスウェーデン公演を行うなどワールドワイドに活動しながらも、最近は本体での音のリリースはまったくなかった。

彼らの創り出す音楽をジャンルで括るのは難しい。そのテイストはロック、ジャズ、民族音楽からドラムンベースまで様々。デビュー以来、各メンバーが様々な音楽を取り込み、変化してきている。

彼らの音。それは、知的でクリーンでユーモアがあって、ロマンチックでありながらシニカルでもあり同時に何かしら希望を感じさせる。そして、なにより一つ一つの音を大事にしている。どの音をどこでどのように聞かせるか？彼らは一つの音にも細心の注意を払う。

元々、個人活動が活発な上に、各アーティストのプロデュースや演奏参加などで引っ張りだこの彼ら。なかなか揃って本体の活動ができないでいたのだが、2005年、15周年を迎え、遂に動き出しました！

全ての夜型人間たちに送るサウンドトラック！

前作『Future Shocking Pink』から約4年ぶりとなる新作『Night People』を7月13日にリリース！これまで彼等が辿った音楽性と、体験してきたあらゆるジャンルの音を、リトルクリーチャーズのマナーで綴れ織った、美しく今時ネイティブなアルバムに仕上がっています。

数々の有名アーティストに愛されているモダンなアコースティックサウンドも健在。全編通して、最小限の音数と、緻密なプロダクションで構成された、非常にシンプルでゆったりとしたアルバムに仕上がっています。これぞ、モダン・アコースティック・サウンド！

こういった音楽こそ、もっと広く聴かれて欲しい！全てのNight People（＝夜型人間たち）にお贈りする1枚！レコーディングにはアナログ8chマルチを使用、マスタリング・エンジニアにはストーンズやレッチリを手掛けるLAの凄腕エンジニア・Stephen Marcussenを起用！極太＆ハイファイ・サウンドをお楽しみください。

青柳拓次(Kama Aina）リリ－スラッシュです！

先日、HawaiiをテーマにKama Aina（青柳拓次）、RT（高田漣）、Moose Hill（伊藤ゴロー）による通称・ホノルル御三家でアルバム『Hawaii Hawaii』をリリースしたばかりの青柳拓次ですが、今度はロンドンに居住するKenji Jammerとのコラボレート作品『Safe Journey』をリリース！

この作品は、旅をテーマに、アコーステックギター、スティールギター、ウクレレ、さらには、三線（さんしん）、バンブーサックス、バイオリン、アコーディオン、ピアニカ、トイピアノ...といったさまざまな楽器を楽しく使った彼らの最も新しい音楽スタイルで旅のお話のような温かく楽しく語りかけるような作品です。

面識の無かった二人が、とある日系人の多い島で、お互いのハットに強い興味を持ち意気投合する....こんな嘘みたいなほんとの話から生まれたアルバムは、非常にアットホームで、気さくな作品に仕上がっています。

ソロワークスをおさらい！

これまで、本当にたくさんの活動＆リリースをしてきたリトル・クリーチャーズの面々。プロデュースや、演奏参加など、数え上げればきりがない彼らなので、ここではその中から彼らがメンバーとして参加してリリースした作品の一部をご紹介！

リトルクリーチャーズ・ワークス

バイオグラフィ

青柳拓次（vo＆g）、鈴木正人（b＆key）、栗原務（dr）が1987年に結成。新宿、渋谷を中心にライヴを繰り広げながら人気を博し、90年にシングル「Things To Hide」でデビュー。91年にファースト・アルバム『Visita』を発売し、高い音楽性とジャズ的なアプローチで、ポップスに新しい流れを作った。

99年には映画『タイムレスメロディ』に青柳拓次が初出演するなど、メンバーそれぞれが、さまざまな活動を展開している。2005年デビュー15周年を迎える。

リトルクリーチャーズの最新情報！

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