Beck新作の限定盤が超スゲー！

2005年3月3日 (木)

いよいよ3月にBeckの新作『Guero』に関する最新情報をお伝えいたします！

『Guero』に収録されるボーナス・トラックですが、「ダンス」「クラップ・ハンド」「チェイン・リアクション」の3曲＋ Boards of CanadaやRoyksopp、Dizzee Rascalらによるリミックス4曲が収録されることとなりました。注目のボーナスDVDはDVDとしてもDVD-Audioとしても楽しめる内容となっており、アルバム収録曲全曲の5.1chサラウンド・ヴァージョン/映像、"E-Pro"のヴィデオ・クリップなどが収録されるそうです。意外とどうでもいいボーナスDVDが氾濫するなか、この内容はかなり豪華といえますね。さらにさらに豪華なブックレットも同梱されるそうなのでお楽しみに！

日本盤の発売日ですが通常盤と限定盤で発売日が異なるようです。通常盤は3月16日に日本先行発売となりますが、限定盤は少し遅れて3月30日の発売となるようです。

また『Guero』の輸入盤の取り扱いも開始いたしました。通常価格から勉強させていただきました￥1,689にてオーダーを承っております。

シングル"E-Pro"取り扱い開始！

アルバムからのリード・シングルである"E-Pro"のCDシングルUK盤の取り扱いを開始しました。リミックス2ヴァージョンとヴィデオ・クリップを収録しています。また12インチ"Hell Yes"は好評発売中です。

名盤『O De Ley』が限定廉価版に！

Beckが96年に発表した名作『O De Ley』が4月21日に廉価版で再発される事となりました。ユニバーサル・ミュージック「Super Nice Price ￥1470」第2弾の目玉として限定発売されます。そのほかのラインナップはこちらをクリック。

Beck バイオグラフィー
ベックは1970年、ロサンジェルスにて生まれる。母親はアンディ・ウォーホルの映画に出演、父親はストリングス・アレンジを手掛けるミュージシャン、祖父は前衛アーティスト、アル・ハンセンというアーティストになるためのような環境の中で育つ。10代前半で初めてギターを手にした後はハイ・スクールを中退し本格的に音楽活動を開始する。その後バイトをしながらクラブで演奏をしていたところをインディ・レーベルのボング・ロード・カスタム・レコードの人の目に留まる。

1993年、「俺は負け犬、どうして殺さないんだ」という歌詞が衝撃を与えた“ルーザー”をボング・ロード・カスタム・レコードよりリリース、全米のラジオから聞こえてくるようになり話題を呼ぶ。この後レコード会社による争奪戦の結果ゲフィン・レコードと契約を結ぶことになる。

1994年、ゲフィン・レコードとの契約後にインディ・レーベルのフィリップサイドから『ステレオパセティック・ソウル・マニュア』をリリースする。88年〜93年までに録音をしたこの作品でベックは思うままのスタイルを作品にしている。同じ94年にメジャー・デビュ・アルバムとなる『メロウ・ゴールド』を発表。ベック本人は一部のファンにしか受けないと思っていたアルバムだったが世界的にヒットをしプラチナ・アルバムとなる。

1996年、その後の音楽史に影響すらもたらすことになる名盤『オディレイ』を発表。この作品でベックはダスト・ブラザーズと手を組みヒップ・ホップをベースにしたサウンドに様々な音楽要素をいたるところでサンプリングしているサウンドは今までにない新鮮さと驚きをあたえた。このアルバムの出現により音楽価値観を変えられた人も多いでしょう。このアルバムでグラミーを受賞、時代の寵児となる。

■90'sオルタナ名盤100選