HMVオリ特アリ Daft Punk新作
2005年1月13日 (木)
まさに全世界待望、Daft Punkのニューアルバムが完成早速、全曲レビューお届けします。
エレクトロっぽいビートの反復に鋭いギターがのってくる冒頭“Human After All”。Daft Punk特有のうねるようなシンセが走ります。
Daft Punkお得意のロボ声ヴォーカルが早くも全快な“Prime Time Of Your Life”。
そして、先行シングルにもなるm-3、激しいドラムにはじまりギターのカッティングとシーケンスが絡み合うまさに「ロボット・ロック」な“Robot Rock”。ここでもロボ声ヴォーカルが随所に「Rock, Robot Rock」と繰り返し歌います。
びよーんという電子音の乱打とタメのあるビートが不思議なリズムを生み出す“Steam Machine”。スチームの噴射音のような「シーーッ」という音も使われています。
とても静かにはじまり、じわじわと盛り上がっていく“Make Love”はタイトル通りとてもあたたかい雰囲気の、ミッド・テンポのラヴソング。ほぼインストながら時折遠くから「Make Love」と囁く男性ボーカルがほのかに聞こえ、やわらかい音色のシンセの反復に幸福な気持ちに包まれます。
雰囲気が変わり、後半に入り不穏な空気も漂わす“Brainwasher”、アシッドなシンセがうねうねと走るダンス・チューン。Bpm120前後ですが倍で刻まれるリズムがそれより早く聞こえるクラブバンガー。
スキットのような短い“On/Off”をはさみ、タイトルがなんとも皮肉な“Television Rules Nation”。ゆったりとした四つ打ちに冒頭から男性のロボ声ヴォーカルがタイトルを繰り返し歌い、ギターリフが交互に現れる。Bpmは120ほどですが簡素な構成にそれよりゆったり聞こえます。この曲もまさしくロック。一聴やや単調な曲ですが、ギターと同フレーズでシンセが絡みあい、広がりを持っていく味わい深い曲。
単語を羅列するヴォーカル・サンプルにエレクトロニカ的な細かいビートがかぶさり、「Technologic」というフレーズを連呼、そのまま声サンプルが最後まで続く“Technologic”はDaft Punk式のディスコ・チューン。
ラスト“Emotion”は広がりのある電子音で幕を開け、今度はシンセ処理されたロボ声ボーカルによる力の抜けた「Emotion」というフレーズが繰り返される。シンセとヴォーカルがレイヤーのように絡み合いながら進み、中盤からビートが加わる。Bpmは100前後、とてもレイドバックした7分にも及ぶ大曲。
全体としては“One More Time”〜『Discovery』で開発されたロボット声のシンセのようなボーカルと、ギターが多用されたアルバム。単なるダンス・アルバムではなく、盛り上がるところは盛り上がり、抑えるところは気持ちよく雰囲気を持って抑えられ、抑揚が効いた作品。多くの人がDaft Punkに期待している要素を十分に満たしてくれるアルバムと言えるでしょう。
HMVオリジナル特典決定
初回生産分にのみステッカー式応募券が付いてきます。それをご応募していただくと、抽選で30名様にアナログをプレゼント!(アナログ収録曲は未定です)
レア度高し!奮ってご応募ください。
3枚目のオリジナル・アルバム『Human After All』
Thomas BangalterとGuy-Manuelによる2人組、Daft Punkにとって通算3枚目のスタジオ・アルバムとなる『Human After All』は2004年後半、彼らのホームグラウンドであるパリのスタジオで録音された。
大ヒットした『Discovery』から4年…
ニュー・ミレニアムの幕開けを飾った名曲として記憶に新しい“One More Time”などのヒットを含んだアルバム『Discovery』は日本だけでも30万枚というとてつもない売り上げを記録。
さらにDaft Punk自身が敬愛していたという松本零士氏と組みアルバム全曲をアニメーション映像化。『Interstella 5555』として発表し、カンヌ映画祭でも上映され話題を呼んだ。
さらにさらにその独特のロボットのようなルックスで、日本のCMにも出演。音楽ファンのみならずお茶の間まで騒がすなど話題には常に事欠くことはなかった。
クラブミュージック界の大物中の大物。最も新作が待たれていたアーティストのひとり。はたしてDaft Punkの最新型サウンドはどのようになっているのだろうか。今から楽しみで仕方がない。
『Human After All』
・日本先行発売
・日本盤のみCD-Extra仕様(予定)
・初回生産分のみ紙サック・ケース
Daft Punk〜
Thomas BangalterとGuy-Manuelの2人組。フレンチ・エレクトロの代表格。1993年デビュー。
“Da Funk” “Revolution 909” “Around The World”などのヒット・シングルを収録したアルバム『Homework』を1997年にリリース。
フィルターを多様した独特のサウンドで話題となり、その後に続くフレンチ・エレクトロの火付け役となる。
“One More Time”などを収録した2001年の『Discovery』は世界中で大ヒット。松本零士氏とコラボして作り上げたアルバムの映像版『Interstella 5555』も話題に。
その他ビデオ集に『Daft』、ライヴアルバム『Alive 1997』、シングルB面曲などを集めた『Daft Club』など。
Thomas BangalterはStardustとしても“Music Sounds Better With You”などを生み出している。 いつからかロボットのようなアンドロイド・ルックスを使用。
・クラブ注目のニューリリース
・フレンチ・エレクトロ特集
ハウス/クラブミュージック最新商品・チケット情報
ブロンズ・ゴールド・プラチナステージの場合です。
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Human After All -原点回帰
Daft Punk
価格(税込) :
¥2,670
会員価格(税込) :
¥2,456
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販売終了
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輸入盤
Human After All
Daft Punk
ユーザー評価 : 4点 (39件のレビュー)
価格(税込) : ¥2,849
会員価格(税込) : ¥1,826発売日:2005年03月14日
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販売終了
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輸入盤
Robot Rock
Daft Punk
ユーザー評価 : 5点 (1件のレビュー)
価格(税込) : ¥1,089
会員価格(税込) : ¥1,002
まとめ買い価格(税込) : ¥871発売日:2005年04月29日
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Discovery
Daft Punk
ユーザー評価 : 5点 (89件のレビュー)
価格(税込) : ¥2,409
会員価格(税込) : ¥1,965
まとめ買い価格(税込) : ¥1,965発売日:2001年03月12日
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The Chemical Brothers
ユーザー評価 : 3.5点 (64件のレビュー)
価格(税込) : ¥3,190
会員価格(税込) : ¥2,775
まとめ買い価格(税込) : ¥2,775発売日:2005年01月25日
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