モータウン・ヒストリー4
2009年4月23日 (木)
第1回 | 第2回 | 第3回 | 第4回 | 第5回70年代モータウンを支えた人々
デトロイトのミュージシャンを捨て72年6月、正式にLAに移転したモータウン。Four Tops、Spinnersは他レーベルに移籍、73年にはGladys Knight & The Pips、75年にはJackson 5、76年にはMiracles、77年にはTemtationsと何れもモータウンを去ってしまう。一方、モータウンを支えたのは前述のMarvin Gaye、Stevie Wonder、 ソロとなり、 「Diana Ross」、「Touch Me In The Morning」といったヒット・アルバムを放ったDiana Ross、同じくMiraclesと 別れを告げたSmokey Robinson、70年代中盤以降のディスコ・ブームの時流にうまく乗ったCommodoresであった。
ノーマン・ホイットフィールド
H=D=Hがモータウン脱退後、ここぞとばかりにノーマン・ホイットフィールドは、ニュー・ソウル全盛の時世に沿いメッセージ性の高く、且つホイットフィールドの傾倒したSly & The Family Stoneのようなロックとサイケとソウルを融合させた革新的なサウンドをモータウン・アーティストの作品に投入する。それはRare EarthやEdwin Starr、Temptationsの「All Directions」(グラミー・インスト部門を受賞した長尺曲"Papa Was A Rolling Stone"収録!)、「Masterpiece」、Undisputed Truthの作品で聴くことができる。
ジャズへの接近
70年代、ゴーディーは趣味であったジャズに着手。モータウン内にChisaを立ち上げ、南アフリカ出身のトランペット奏者Hugh Masekela、Jazz Crusadersらの作品を発表する。75年には、当時人気を博したソフトでイージー・リスニングなジャズ・レーベルのCTI/Kuduのディストリビューションをはじめたモータウンは、Grover Washington JrがMotownの「Mr Magic」をリリースしクロスオーヴァーにヒット、アルバムはR&Bチャート1位を記録したほどだ。
リオン・ウェア
“メロウ・キング”Leon Wareの評価は最近とみに高い。2003年「」をリリースし健在ぶりをアピールしたこともあるだろうが、メロウで物憂気な作風、ジャンルを超えた絶妙なフュージョン感覚が受けているのかも知れない。60年代初頭からモータウンのソングライターの1人としてキャリアをスタート、Diana Rossの弟Tボーイと組みMichael Jacksonのソロ"I Wanna Be Whrere You Are"をヒットさせる。またレーベル外活動も盛んでQuincy JonesやMinnie Ripertonの作品にも携わり評価を高め、76年にはMarvinの「I Want You」と平行しながら制作した傑作「Musical Massage」をLeon Ware名義で発表。Stevieの妻Syreetaの作品にも関わった後、モータウンとの蜜月は終わる。
70年代モータウンの隠れた名盤
*キャンペーン対象商品でないものも含みます。
Stevieの4部作やMarvinの「What's〜」「Let's〜」というあまりにも歴史的傑作があったため、スポットの当ることの少ないモータウンの隠れた名盤を簡単にご紹介。
Originals 「Very Best Of」
4人全員がリードがとれる壮絶ヴォーカル・グループ。69年の「Baby, I'm For Real」と大傑作4thアルバム「Naturally Together」(70年)は発見次第入手すべき。
Spinners 「Second Time Around」
フィリー詣する前にV.I.P.からリリースしたSpinnersの70年作品。リードはGC Cameron。Stevie Wonder&Syreeta作の最高にキャッチーな"It's A Shame"他、カヴァーも絶品。買って絶対損しない名作。
Odyssey 「Odyssey」
フロア直撃グルーヴィ−・キラー・チューン"Battened Ships"収録でクラブ・シーンからも圧倒的な人気を誇る白人・黒人の男女混成バンドがMoWestからリリースした唯一のアルバム(72年作)。フォークやカントリー、ジャズ、ソウル、ポップといったごた混ぜサウンド。David T Walkerのギターも必聴。
Willie Hutch 「Foxy Brown」
Sam Cookeフォロワー・シンガー、もしくは5th Dimensionのソングライターとして知られるウィリー・ハッチが手がけたパム・グリア主演の映画のサントラ。テーマ曲もいいが、"Have You Ever Asked Yourself Why"といったオーソドックスな曲も聴きどころ。
Gc Cameron 「Love Songs & Other Tragedies」
Spinnersのリードからソロ転向したGC Cameronのディープな歌声を堪能できる名作。Stevie WonderやWillie Hutchらが楽曲提供。サザン・ソウル風"I'm Gonna Give You Respect"は必聴!
Smokey Robinson 「Quiet Storm」
Smokeyが75年に発表したソロ3作目。プロデュースとソングライティングはほぼ一人で担当。メロウなR&Bスタイルの「クワイエット・ストーム」の元祖がコレ。甘美な"Agony And The Ecstasy"、クラビが心地よい"Coincidentally"も素晴らしい。とろけます。
Bloodstone 「Don't Stop」
ファンク・グループというイメージが高いBloodstoneだが、唯一のソウル・アルバムでカルト的な人気を誇る1枚。タイトル曲、Kanye Westもネタに使った"I'm Just Doing My Job"など名曲多し。
Valerie Simpson 「Collection」
名ライターとしても知られる Ashford & Simpsonでのデュオ活動前にValerieがモータウンで吹き込んだ2枚のソロ・アルバムを収録したもの。Marvin Gayeとデュエットもしていたこともあり。可憐な歌声と2人が作るメロディは秀逸!ルックスもキュート!
ソウル/ファンク最新商品・チケット情報
ブロンズ・ゴールド・プラチナステージの場合です。
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輸入盤
Musical Massage
Leon Ware
価格(税込) :
¥1,870
会員価格(税込) :
¥1,627
まとめ買い価格(税込) :
¥1,402
通常ご注文後 2-3日 以内に入荷予定
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輸入盤
All Directions
Temptations
ユーザー評価 : 5点 (1件のレビュー)
価格(税込) : ¥2,090
会員価格(税込) : ¥1,818発売日:1997年03月11日
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販売終了
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販売終了
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輸入盤
Very Best Of
Originals
ユーザー評価 : 5点 (1件のレビュー)
価格(税込) : ¥1,870
会員価格(税込) : ¥1,627
まとめ買い価格(税込) : ¥1,402発売日:1999年03月24日
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Second Time Around
The Spinners
ユーザー評価 : 4.5点 (2件のレビュー)
価格(税込) : ¥1,923
会員価格(税込) : ¥1,770発売日:1995年11月01日
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販売終了
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輸入盤
Quiet Storm
Smokey Robinson
価格(税込) : ¥1,650
会員価格(税込) : ¥1,436
まとめ買い価格(税込) : ¥1,237発売日:1989年03月13日
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