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塩谷哲 独占インタビュー&サイン・プレゼント

2006年4月7日 (金)

Saltとの独占インタビュー敢行。既に最高傑作との前評判である新作について、彼自身が語りつくす。
更にSaltish Night Vol.\、Salt+Toku+Genのライヴ・レポートも併せて掲載したスペシャル・ページ!。
最新作『Hands Of Guido』ご予約の方、抽選で10名様に直筆サイン色紙をプレゼント。(当サイト予約のみ)

詳細はこのページの文末をご覧ください。

塩谷哲ソロ名義のスタジオ録音作としては、『Pianizmix』(2001年)以来の新作となる『Hands Of Guido』が遂に完成した。5年の間、ソロ、小曽根真とのデュオ、トリオ、Salt + Toku + Genなど様々な活動をしてきたSaltだが、その間どのような考え方や気持ちの変化があり、今作に至ったのだろうか。

「『Pianizmix』では[ピアニスト]として表現したいと思っていました。そしてそれまで挑戦したいとずっと思っていた[トリオ]というものにはまって、いわゆるジャズ・ピアノ・トリオの形態で[ピアニスト]としての更なる挑戦として作品をふたつ作り、ツアーもして、海外でも演奏することによって、その楽しさ、奥深さを凄く感じたんです。

それと小曽根さんとの出会いが大きくて、ピアノ2台でのまさに[ピアニズム]というものを小曽根さんから得る事ができました。さて次にどうしようかなと思った時に、もともと自分が目指していたもの、ピアニストとしての自分を表現するのは当然としても、もう少しトータル的というか、カテゴリーとかジャンルを意識しないで、[今の音楽]を作ってみたいともう1回思ったんです。」

確かに『Pianizmix』でもまさに現在のJazz、そして未来のJazzをSalt流に表現した作品として5年前に実現しているはずなのだが。

「[今の音楽]を作るには、自分ひとりでもできたかもしれないけれども、より[今]に鋭い感覚を持っている人と一緒に作りたいと思いました。そこで(田中)義人君に聞いてみたんですね。

『Pianizmix』は森俊之さんと作りました。森さんは素晴らしかったし、天才だと思います。方法論としてはその延長戦上に置き、より若い感性というか、自分にはない音楽的背景を持ち、自分の感覚にもっとも近い人と作ってみようと思ったのがスタート・ラインですね。」

田中義人は、Mondo Grosso、bird、葉加瀬太郎、森山良子、Akiko、Jafrosaxを始め、数多くのプロデュース、レコーディング、ライヴ・サポートを行う、今最も注目されるギタリスト、作・編曲家、プロデューサーである。そんな彼とSaltの接点とは?

「直接一緒に共演したのは佐藤竹善の『コーナー・ストーンズ2』というアルバムのツアーです。その時はドラム・レスで僕と義人と大仏さん(高水健司)と大儀見元、大滝裕子という変則的な楽器編成のツアーだったんだけれども、それが凄く良かったんです。

以前から義人のアレンジした曲を聴いて、凄く感じるものがあって、実際共演してみてやっぱり素晴らしいと確信したんですよね。果たして自分の音楽がどう融合し結実するのかは、一種賭けのような部分もあったけど、絶対良いものが作れるという確信がその段階であったんです。」

実際、田中義人と共演してみた印象は、Salt自身と重なりあう部分がかなり多そうだ。

「普通ギタリストというと、プレイヤーとして主張するタイプが多いんですけど、彼は正反対で、なるべくソロ取りたくない、カッティングを含めて全体のサウンドを作っていくことに喜びを感じるようなタイプ。実は最初は僕もそうだった。今でこそ自分のピアノで表現したいという思いが強くなってきましたけど、どちらかと言うと自分のプレイがどうこうというよりは、全体の音楽を良くしたいタイプ。

そういうところでも感性が一致していて、アレンジが丁寧だし、音色、フレージングなど、ひとつひとつの音の意味を大事にする人です。それは彼がアレンジした曲を聴けば一目瞭然ですね。」

彼との共同作業のひとつとして、アルバムには共作曲が3曲存在するが、どのようなやり取りが成されたのだろうか。

「お互いにこのプロジェクトをイメージして曲を作りあおう、という事で彼も凄く乗り気で、彼の方がどんどん曲を作ってきちゃたほどです。彼も、Saltさんだったらこんな曲がいいんじゃないか、と考えてくれてプロデュースぶりを発揮してくれました。

曲によって違うんですけど、彼がリズムとハーモニーの土台を作って、それに僕がメロをつけたとか、A-B-Aという曲構成で僕がBのところを作ったりとか様々です。」

タイトル名『グイードの手』、そしてジャケットに関しても、これまでになく、非常に深い意味がありそうな雰囲気を持っている。

「1千年前位にグイード・ダレッツォという中世イタリアの音楽理論家がいまして、手関節を使ってドレミファソラシドを覚える事を広めた人なんです。音楽を根源的なところまで遡って、人間の手というものがそういうように使われた事に感心しまして、グイードの手とsalt=ピアニストの手をミステリスで意味深な思いでつなぎ合わせてみました。

時を越えて脈々と続いてきた音楽の歴史の中で、自分が現在作るべき音楽を見つめたタイトルだと感じていただけたら、と思っています。」

1000年の時を遡って音楽の歴史を紐解き、さらに現在の自分と結びつけるという、スケールの広さと意味深さを持ったタイトルといえる。

「これまでのアルバムとは違って、ストーリー性とかミステリアスな部分を感じて欲しいという狙いはありました。今までは音なり音楽なりに対する姿勢がストレートにあったタイトルでしたね。

あと、人間が作ってきた文明と自然は、今の世の中では共存しなければならない。今回のアルバムでもコンピューターを多用してるし、かといって人間の熱い情熱を表現したいという気持ちに変わりはないから、そのふたつがいい形で共存して使われる事で今の音楽が作れるんじゃないかという思いがあります。」

参加メンバーは、田中義人(g)、平石カツミ(b)、坂田学(ds)を含む4人を基本パターンとしている。Saltにとっては初共演となるミュージシャン達だ。

「義人のブレイン、気心知れた人でいこうと思っていました。だからキャスティングも含めて彼に一任したんですけど、リズム隊は素晴らしかったです。特にベースの平石さんは、ウッドベースじゃなく、まるでパーカッションと一緒にやっているみたい。今回のアルバムを作るにあたっての最適任者ですね。坂田君も素晴らしかったし。彼らはジャズっていうカテゴリーをオープンにとらえられている人達だと思いますね。」

ベースに関してはSaltバンドではエレクトリックだったが、今回は全編ウッド・ベースを起用した。

「自分がピアノを弾いていて、アコーステイック・ベースの倍音とピアノの倍音のマッチングがとても気持ちいいんです。特に今回のプロジェクトではアコーステイック・ベースが欲しいと思っていた矢先に、義人が平石さんを紹介してくれたんです。ファンキーなチューンでもアコーステイック・ベースの香りや肌触りが気持ちよかったー。」

では、曲ごとに聴き所をSalt自身から解説してもらおう。

1. Introduction (Satoru Shionoya) 1:38
Salt - piano

2. According to la meteo (Yoshito Tanaka − Satoru Shionoya) 5:59
Salt - piano and strings arrangement
Yoshito Tanaka – programming
Manabu Sakata - drum sample
Gen Ogimi - percussions
Katsumi Hiraishi - bass
Rainbow(Masahiko Todo, Namiko Kitagawa : violin, Shoko Miki : viola, Taiga Kanno : cello) - strings

「イントロダクションは2曲目のモチーフを使ったフリーな演奏。そこから2曲目にスーッと入っていくのが面白いかと思います。

こういうところはコンピューターを使って作る面白さでもあると思います。テーマらしいテーマはないんですけど、今伝えたい雰囲気で、ふたりが作るアルバムの象徴的な曲なので1曲目に持ってきました。今の感覚を凄く感じるし、僕が彼に頼んだという効果が象徴的に現れた曲だと思います。

タイトルは英語とフランス語が混ざっていて、途中の語りは実際のフランス語天気予報を使用しました。」

3. Doodle T (Yoshito Tanaka − Satoru Shionoya) 1:07
Salt - piano
Yoshito Tanaka - guitar
Katsumi Hiraishi - bass

「Doodleはインターリュードという意。一発で「せーの」でとったんですけど、もうこれはそのままで十分良かったので、ミックスもせずに落としたんです。ピアノの弦にセロテープ張ってミュートさせたりしました。」

4. Mr. Tap-man (Satoru Shionoya) 6:11
Salt - piano
Yoshito Tanaka - programming and guitar
Mr. Tapman – tap
Manabu Sakata - drums
Katsumi Hiraishi - bass
H°iroshi Imade - harmonica

「ピアノ、ギター、ベース、ドラムで[せーの]でとって、それにブルースハープ、タップも入れたらいいんじゃないかってあとから決まったんですね。歓声も演出で入れてます。

この曲はスティーヴィー・ワンダーをイメージしてるんですね。ファンキーな曲を作ると自分はステーヴィーに影響受けてるんだなー、と後から感じるんです。彼についてそんなに詳しくないし、聴きこんだわけではないんですが、そのメロディーやハーモニーの進行など、独特のカッコよさに影響を受けているんでしょうね。

レコーディングでは最初クリックを使っていたんですけど外しちゃいました。そのほうがグルーヴがいいねってことで。ちなみにMr.Tap-Manが誰かは謎です(笑)。」

5. Yesterday (Lennon − McCartney) 4:25
Salt - piano
Yoshito Tanaka - guitar

「この曲の元を考えると、去年の愛知万博でのビッグバンドのステージですね。子供達が一杯見にくるので、わかりやすい曲を入れて欲しいという事で、それこそスティーヴィーの<サー・デューク>とか、<ホワット・ア・ワンダフルワールド>とか、誰もが知っている曲を、アレンジが全く違う感じで聞かせる事になりました。

そこでビートルズの超有名曲<イエスタデイ>をビッグバンド用にアレンジしました。それをリハーモナイズして、ギター・サウンドを基調にし、ピアノはまるでジョビンが弾いているようなシンプルな感じで、ビッグバンド用に作った音とハーモニーを聞かせたらこのアルバムのようなバージョンになったんです。僕と義人ふたりだけでギターを重ねて作りました。大元のビッグ・バンドのリハーモニズドを基にしてアレンジを彼と半々でやりましたね。」

「実はビートルズはあまり通ってないんですよ。竹善や大儀見元とか、まわりの知り合いがフリークなので聴いてみると、今更だけど凄いなーと思いますね。

僕にとってのビートルズはオスカー・ピーターソンです。子供の頃は彼が最高だと思っていた。今でもそう思いますけど、幼少時代、衝撃的にはまった音楽は何と言ってもオスカー・ピーターソンでした。当時彼のピアノは弾けないけど、彼のアドリブのフレーズは歌える、みたいな。ピアニストになるとは思ってなかったし・・・最初はエレクトーンをやっていて、そのうちアップライトが届いたらピーターソンを小学生の時にコピーして弾いてましたね。」

6. Evening Haze (Yoshito Tanaka) 7:29
Salt - piano
Yoshito Tanaka - programming and guitar
Manabu Sakata - drums
Katsumi Hiraishi - bass

「義人が作ってくれた曲です。思った以上にプレイに集中し、熱くなった曲ですね。義人が作ったシーケンスが全く違和感なくて、さすがだと思いました、あと坂田君のドラム・プレイが素晴らしく才能あります。彼のドラムは凄く繊細で、ジャズとかポップを超越したピュアな音楽性を持った人です。

今回参加した人たちみんなに言えますけど、邪念のない人(笑)というか、[こう思われたい]とかいう感覚がない人達で、ベクトルが前向きに同じ方向に向いていました。」

7. Doodle U (Yoshito Tanaka) 1:00
Salt - piano
Yoshito Tanaka - programming and guitar

「こんなインターリュードがあってもいいんじゃないって、義人が持ってきてくれました。グルーヴ一発で休符も楽しんじゃう。そういうプレイができるトラック。休符の気持ち良さ、弾く音を選ぶんじゃなくて、弾かないタイミングを選んでいる感じ。

<Doodle T>も<Doodle U>も、いずれちゃんとした曲にしてもいいと思っています。それだけ曲として魅力のあるキャラクターを持っている。もっと聴きたいなって自分でも思うほどです。」

8. Skinny-Dipper (Yoshito Tanaka) 4:33
Salt - piano
Yoshito Tanaka - programming, guitar and guitar-scratch
Katsumi Hiraishi - bass

「アルバム前半は義人色が強く、後半は僕の色が強くなるという作りになりました。この曲はドラムの打ち込みがかっこいいんですよ。これも作っているうちにどんどん変更していって、その過程が面白かったです。

義人のコンピューターの使い方は、すごく[今の人]だなと思ったけど、感性に正直で音楽的です。AとGは義人のプロデュースの良い部分が発揮されたと思います。ルノーのコマーシャルで使われる事が決定しました。」

9. Parkside Street (Satoru Shionoya) 5:24
Salt – piano
Yoshito Tanaka - guitar
Gen Ogimi - percussions
Katsumi Hiraishi - bass

「NHKの番組[スタジオパークからこんにちは]のオープニング・テーマとして使われる事が決まりました。お昼の木漏れ日というイメージもありながら、ブラジリンな感じとアフリカンな楽器もあり、僕の得意分野で僕らしい感じになったと思います。

特筆は大儀見元のパーカッション。彼のシェケレは天下一品。これをいれた瞬間に、グルーヴがウネウネして本当に気持ちよかった。もう、みんな唖然としてこれは凄かったです。シェケレがこの曲のメインのグルーヴになっている感じです。」

10. Azami (Satoru Shionoya) 2:00
Salt - piano
Yoshito Tanaka - guitar

「僕が義人とのデュオを入れたいと思い作った曲で、ちょっとクラシカルな感じ。彼はクラシックのようなギターもうまい。

今回Eメジャーの曲が多いんですが、実は意識的でした。H、I、Kがそうなんですけど、ギターのEメジャーが温かいイメージがあって、それがこの曲で端的に現れています。さらっと聴けるんだけど、実は手がこんでいて、ハーモニーの美しさを表現して書いた曲です。

タイトルは花の[あざみ]なんですけど、暖かい昼下がり、道端に咲いている小さい花を見つけたような、シューベルトの歌曲の<野ばら>のようなイメージが浮かびました。なんでもない光景、野に咲いている小さい花にも意味があるんじゃないか。何気ない日常の幸せという漠然としたイメージがありましたね。」

11. Enharmonie (Satoru Shionoya) 5:12
Salt - piano
Hideo Yamaki - drums
Katsumi Hiraishi - bass

「この曲のドラムは山木さんしかありえないと思い、頼み込んでお願いしました。このアルバムを作っている期間、竹善ツアーで山木さんと一緒で、実際に曲を聴いてもらって、山木さんしか考えられないと思いました。

テーマがクラシカルなんですね。フランスの作曲家が作ったような、単純なメロディーがリハーモナイズされて出てくるんですけど、リズム的には何も変化もないのですが、それがどんどん色がついてきて、ぐしゃぐしゃになっていって、終息していくという。クラシックのようにきっちりとハーモニーが決まっているけれど、それがだんだん自由になっていくという、ジャズ的な壮大なイメージを表現してくれる山木さんが素晴らしかった。思った以上でした。

もともと僕はハーモニーによって心が動いていくという音楽表現が好きなんですね。メロディーで歌う曲も好きだけれど、そこにハーモニーが伴ってないと、つまんないと思っちゃうほうで、この曲はメロディーは単純だけどハーモニーの移り変わりによって心が動かされていく、という曲にしたかったんです。そういう意味で成功したと思います。」

12. 4→0→10→5 (Satoru Shionoya) 3:25
Salt - piano

「タイトル何て読むと思います?<しれとこ>なんですよ。森繁さんの<知床慕情>のような曲ができちゃって。真似したわけではないんですが、感じているものは一緒かもしれないと思い<4→0→10→5>とつけてみました。

たまたま<知床慕情>の旋律に似てたというのがあるんですが、それ以前に小曽根さんとのツアーで彼の<ホーム>っていう曲を弾かせてもらって、その曲に対するオマージュでもあるんです。かなりインスパイアされて、温かい曲が好きだったし、それでできた曲が<4→0→10→5>だった。自然の極寒の地の暖かい家、暖炉なんかが、漠然としてですけど、曲を作るイメージとしてあったんですね。小曽根さんの<ホーム>へのリスペクトでもあり、森繁さんの<知床慕情>へのリスペクトでもあるんです。

実は僕のライヴでは、ソロピアノでこの曲を何度も弾いていて、<知床ノクターン(仮)>とか言ってたんで、それを知っている人は、<しれとこ>と読む事がわかるかもしれないね。」

13. Calm (Yoshito Tanaka − Satoru Shionoya) 6:06
Salt - piano and vibraphone
Yoshito Tanaka - guitar and bouzouki
Gen Ogimi - percussions
Katsumi Hiraishi – bass

「義人が土台を作って僕がメロディーを作りました。今回コンピューターとか打ち込みを多用してはいるけれど、やっぱりアコーステイックな感覚が全編を支配していて、温かい空気感が伝わるようなアルバムにしたいね、というのが最初からありました。この曲を最後にしたというのも、そういう温かさとか肌触りが伝わったらいいなという事でアルバムを締めくくるのにちょうどいいと思ったんです。

全員で[せえの]で録ったんですけど、ドラムを入れず大儀見クンのパーカッションで表現する事になり、彼は見事なプレイをしてくれました。僕が弾いているビブラフォンとか義人が弾いたブズーキとか、生楽器による温かさが良く出たトラックになったと思います。

全編で温かさがでていますが、結局僕はそういうものが好きだと思ったし、義人もそういうアレンジャーだと思いました。例えば声のサンプリングなんか結構使ってるけど、それが自然だし音楽的だし効果的だし、やっぱり温かいんだよね。そこが彼を好きになったポイントかも知れない。」

今作のポイントは「今」と「温かさ」のようだ。

「今の等身大の自分の音楽がうまく表現できたアルバムになっています。若いミュージシャンと共演することによって自分も凄く刺激されましたね。自分より若い人と共演することって実は今迄あまりなかったんですよね。ソルト・バンドもみんな年上だったし、トリオもそうだし、小曽根さんもそうでしょ。自分のアルバムで若い人と作っていくっていうのは初めてですね。

そういう意味でも凄く刺激を受けたし、コンピューターを使うということに対しても当たり前で自然な感じで、それが僕の世代とはちょっと違う感覚を最初から持っている世代なんじゃないかな。それが凄くイイナーと思いました。」

アルバム発売後、全国ブルーノート・ツアーが決定している。

「ライヴについては、いろいろと考えています。ただ単に生で演奏するのではつまらないし、この編成で一番良いアレンジをしていこうと、義人と話しあっています。確実に言えるのは、今までの僕のステージとは違うものになると思います。自分でも楽しみです。」

今後の活動について彼は次のように語る。

「小曽根さんとのデュオを去年やって凄く楽しかったし面白かった、彼もやりたいと言ってくれているんで、彼とのツアーを秋にやります。次のアルバムの事も考え始めています。まだどうなるかは分からないですけど、もうやる事は一杯ですね。あと小曽根さんとはモーツァルトをやろうとか言ってます。」

今Saltが興味のある音楽とは。

「小曽根さんと一緒にやってみて、ジャズの実力をもっとつけたいな、と思っていますし、逆にクラシックに興味もあります。あとやっぱり自分が影響を受けた音楽をどのように消化してアウトプットできるかが一番興味ありますね。自分が聴きたい音楽を作りたい、と強く思っていて、そのためにはジャズの語法をもっと見に付けたい。そういう渇望が多くなっていますね。」

最後に、このアルバムについて彼はこう締めくくった。

「いろいろな人に聞いてもらいたいという想いが特に強いです。ジャズを好きな人もあまり知らない人も、こういう音楽も気持ちいいねって思ってもらえるアルバムを作ったつもりです!」

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HMVオンライン(WEB/モバイルどちらでも)で塩谷哲『Hands Of Guido』をご予約のお客様の中から抽選で10名様に塩谷哲 直筆サイン入り色紙を差し上げます(注文が完了した時点で応募抽選の権利が発生します。別途応募の必要はございません。期間は4/18までの間にオーダーいただいた方が対象となります。) なお当選の発表は賞品の発送をもって替えさせていただきます。


◆Salt Live Report

今年2月に行われたSalt+Toku+Genのライヴ、そして昨年末に行われた年末恒例Saltish Nightの模様をレポート!

Salt+Toku+Gen ライヴ・レポート Salt+Toku+Gen ライヴ・レポート
今や日本を代表するプレイヤーとして絶大な人気を誇る3人のユニット。変則的な編成ながら、このメンバーでしが成しえないサウンドは個性の融合体。ライヴでしか味わえない事も逆に彼らの魅力だ。

Saltish Night Vol.\ ライヴ・レポート Saltish Night Vol.\ ライヴ・レポート
塩谷哲プロデュースのSaltish Nightも今回で9回目を数える。毎回、ジャンルを越えた多彩なゲスト陣とSaltの共演が話題を呼び、これを見ないと年を越せない!という方も多いはずだ。

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5年ぶり最新アルバム

Hands Of Guido

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Hands Of Guido

塩谷哲

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小曽根真とのデュオ・アルバム

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旧譜

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