2006年スタッフセレクション
2006年12月22日 (金)
※上掲の作品はセレクションの一部です。 【2006年音楽シーンについて】 ポータブル・オーディオ・プレイヤーを街角で頻繁に目にするようになった2006年。ダウンロードという新しい音楽メディアが確実に定着へと向かっていることを前年以上に実感するようになった一年だった。 ジャパニーズポップス・シーンでは、倖田來未のベスト盤第二弾や、05年末”粉雪”で大ブレイクしたレミオロメンの新作などを筆頭に、B'z、ドリカム、宇多田ヒカル、浜崎あゆみなど大物アーティストの新作が軒並みヒットを記録。女性シンガーはひと昔前からすでに飽和状態を超えており、アンジェラ・アキ、絢香を筆頭に、スタンダードな歌の巧さにプラスされた個性が重視される傾向に。自身のアルバムに加えサディスティック・ミカ・バンドの新ヴォーカルを務めた木村カエラや安藤裕子なども印象的な存在だった。ジャニーズ系はSmap、Kinki Kidsをはじめ、中堅〜ベテランといえるTokioや、新世代のKat-tunなどいずれも磐石なセールスをあげた。ベスト盤では、コブクロの大ヒットを筆頭に、ベテランのZard、スピッツ、Bonnie Pink、Chemistryなどが好セールス。またクロマニヨンズ、Birthday、浅井健一、吉井和哉など転機を迎えたベテランロック勢が元気なのも印象的な一年だった。
洋楽のほうでは、何と言っても今年を象徴するのが新世代のシンガーソングライター・ブーム。"Bad Day"のDaniel Powter、James Blunt、James Morrisonといった男性陣のみならず、KT Tunstall、Corinne Bailey Rae、Lily Allen(ポップな音ながら、その率直な心境を歌に綴るという意味でSSW)女性アーティストも元気。ベテランではBob Dylan、Elton Johnなどがそのキャリアの重みを感じさせる力作を発表。シルク・ドゥ・ソレイユの舞台音楽から派生したBeatlesの『Love』発表も後々まで語り継がれる出来事だろう。ポピュラーなR&Bでは、Beyonce、Janet Jacksonらが秀作を発表。男性アーティストではNe-Yoがその作品の出来、人気や存在感も含めてダントツか。ヒップホップのBlack Eyed Peasの紅一点、業界セレブでもあるFergieのソロも人気を博した。
スタッフ・セレクションでは、2006年に活躍したアーティストをHMVインターネット・スタッフが厳選してご紹介! 各カテゴリーでTOP50からTOP1まで、50作品をご紹介しています。 セールスや話題性などを省いて純粋に良い作品だけをピックアップしています! |
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