ジズーの頭突きソングが仏で大ヒット

2006年7月27日 (木)

W杯ギャグソングが世界的な話題に

2006年ドイツ大会の決勝戦は忘れてもジネティーヌ・ジダンの頭突きは誰もが忘れない...。マラドーナのゴッドハンドに並んでW杯史に良くも悪くも歴史を刻んだ“Coup De Boule＝頭突き”問題。

こんな悲しい結末を忘れたい、と小レーベル”La Plage”レコードのプロデューサーであったエマニュエル＆セバスチャン兄弟と、シンガーのフランク・ラスコムがこの事件について話あい、急遽CDリリースをすることに。ネット上で配信したら、フランス中が大騒ぎとなり、ラジオ局にもリクエストが殺到し、遂にCDでリリースされることになったそうです（3日間で1万ダウンロード記録）。

そのタイトルもズバリCoup De Boule。イタリア人を‘Rital’と軽蔑的に表現したり、レフリーにも皮肉ったりFIFAにも物申す...といった詩もご愛嬌？！

ちなみに歌詞は、このような感じです。
Coup de boule （頭突き、頭突き！）
Coup de boule a droite （右に突く！）
Coup de boule a gauche （左に突く！）
Allez les bleus ! （ゆけ”ブルーの戦士”よ！）
Zidane il a tape （彼はヒットマン！）
L'italien ne va pas bien （イタリア人は意気消沈！）
L'arbitre l'a vu a la tele （レフリーはＴＶでそれを観る！）

ちなみに日本盤でも発売される予定で、邦題はなんと”頭突き　de ジダンだ？！～ヘッド・バッド・ダンス～”だそうです。そちらも情報入り次第お伝えいたしますのでご期待ください。

フランスで3週連続1位の大ヒットを記録中

そして同じくフランスで大ヒット中！なんとフランス・アルバムチャートで発売以来3週連続1位を記録しているLaurent Voulzyローラン・ヴールジィ最新作La Septieme Vagueにもご注目を。

The Beach Boysの’Do You Wanna Dance ?’や、Sadeの’Smooth Operater’、The Beatlesの’Here,There And Everywhere’ 等の英語曲を中心とした誰もが知っている有名曲はもちろんですが、Alessiの’Oh Lori’や、Yves Montandの’A Bicyclette’、そして名曲Gilbert O'Sullivanの’Clair’は最高！夏に心地良い曲をヴールジィーが選曲した夏にピッタリのカヴァー・アルバムです。

透明感溢れる声と、アコースティック・ギターとパーカッションを中心としたアレンジが相まった極上の南仏リゾート・ミュージック...。この夏のドライヴを演出してくれる楽しくて素敵な作品。

トラックリスト

・Do you wanna dance ? (The Beach Boys)
・La Madrague (Brigitte Bardot)
・Oh Lori (Alessi)
・Smooth Operator (Sade)
・Everybody's got to learn sometime (The Korgis)
・All I have to do is Dream (Everly Brothers / duo with Andrea Corr)
・La Septieme Vague
・A Bicyclette (Yves Montand)
・Here, there and everywhere (The Beatles)
・Clair (Gilbert O'Sullivan)
・Derniers Baisers (The Lettermen)
・59th street Bridge (Simon & Garfunkel / duo with Alain Souchon)
・Yesterday once more (Carpenters)
・Le Vieux Piano De La Plage (Charles Trenet)
・The shadow of your smile (Tony Bennett)
・The Captain of her heart (Double)
・Santiano (Hugues Aufray)
・Light my fire (Doors)
・Duel au soleil (Etienne Daho)

フランス盤で7月22日リリースとなっています。是非聴いてみて。

初CD化レア音源満載！ビートルズのフレンチ・カヴァー集

そしてこちらはフランスのレア音源リイシューで信頼のおけるMagic Recordsより注目のリリース情報が入りました。

レーベルを主宰するマルシアル・マルティネー氏が’全部でVol.5まで作る！’と断言した、というThe Beatlesのフレンチ・アーティストによるカヴァー・アルバムLa France Et Les Beatles: Vol.1 。殆どが初CD化のレア・シングルからの音源を24ビット・リマスターしたという粒揃いの21曲です。

The Beatlesファンの方にも見逃せないシリーズ、Vol.1のみトラックリスト確定しています。なおVol.2は8月21発売予定、トラックリスト確定次第随時Up致しますのでご期待ください。

Vol.1トラックリスト

・I TROVATORI / Tu perds ton temps (Please Please Me)
・LYNN / Tu changeras d’avis (Bad To Me)
・JIMMY FREY / Elle t’aime (She Loves You)
・RICHARD ANTHONY / Toi l’ami (All My Loving)
・LES LIONCEAUX / Mais ne viens plus Don’t Bother Me)
・JEAN–CLAUDE BERTHON / Je te veux toute à moi (I Wanna Be Your Man)
・LES FIZZ / Si tu fais ça (You Can’t Do That)
・OLIVIER DESPAX / Et je l’aime (And I Love Her)
・LES KELTON / Oui je reviens (When I Get Home)
・AKIM / Humm! Qu’elle est belle (I Feel Fine)
・FRANÇOIS FABRICE / Les garçons sont fous (Think For Yourself)
・DOMINIQUE / Michelle (Michelle)
・LES BLUE NOTES / Rêve Girl)
・DANIELLE DENIN / Je lis dans tes yeux (I’m Looking Through You)
・ERICK SAINTLAURENT / Eleonor Rigby (Eleanor Rigby)
・MONIQUE LEYRAC / Dis-moi (Here, There And Everywhere)
・JEAN-MARIE & RAOUL / Le sous-marin vert (Yellow Submarine)
・DOMINIQUE WALTER / Penny Lane (Penny Lane)
・MARCEL AMONT / Dans 45 ans (When I’m Sixty Four)
・SZABO / Il pleure dans mon cœur (Hey Jude)
・GERARD St PAUL / Bang bang Maxwell (Maxwell’s Silver Hammer)