ポストTMGEをさがせ！

2004年9月14日 (火)

まずおすすめしたいのはMo'some Tonebender（モーサムトーンベンダー）。今回のリリースからレーベルを前期TMGEが在籍していた『TRIAD』に移籍し、その以前は後期TMGEが在籍していたユニバーサルで活躍していた彼ら。そんな意外なリンクをしているモーサムですが、9月22日には待望のニューアルバム『Stories Of Adventure』をリリースします。

今作はアルバム全体から発せられる強烈な毒っ気と、シニカルな歌詞、よりソリッドに、強烈な個性を発しながらも、より間口の広いロックアルバムに仕上がっています。フラフラとしていながら妙なインパクトを持った先行シングル「アンハッピーニューエイジ」や、時にSonic Youthすら思わせるオルタナティヴな世界観が最高にクール！

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2つめのバンドは、驚くほどハイペースでリリースを続けるSyrup 16g。彼らの持つ内省的で抽象的な世界観が、意外にもTMGEの持っていた”独特のせつなさ”とも接点がありそうな彼らのサウンド。

最新作『Mouth To Mouse』では、完全に独自の世界観が確立され、形容し難い痛みと、孤独と、絶望と、希望を詰め込んでいましたが、9月22日発売の『Delayedead』では、初期の音源を再録音することで、また違った世界を魅せてくれそうです。なおこのアルバムをHMVインタネットでお買い上げのお客様にはオリジナル特典としてPC用壁紙をプレゼントしています！

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3つ目のバンドは、惑星。モデルとしても活躍するボーカル/ギターの岸田研二を中心とした3ピースバンド。クリアで鋭く、ソリッドで叙情的なサウンド。オルタナ以降の青二才バンドとは一線を画すクール且つ硬派なアティテュードと天性のスタイルは、当初ブランキージェットシティの後継者と言われることも多かった。

つまりそれぐらい硬派で、かっこいいロックを鳴らすバンドが惑星。最新作は11月10日発売のアルバム『惑星Ⅱ』。Jet、S.T.U.Nなど多数の海外アーティストとの共演で研ぎ澄まされてきたサウンドが、より存在感のあるサウンドとして凝縮されたアルバムが完成！10月には先行シングルとしてミドルバラード「レイン」をリリース。

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そのほかおすすめアーティスト！

勝手にしやがれ
解散前のTMGEのオープニングアクトを務めるなど、注目を集める孤高のジャズ・パンクバンド”勝手にしやがれ”。荒くれ7人の奏でるジャズ・パンクは必聴！
Neatbeats
唯一無二のロックンロール・バンド・ニートビーツ。最新作『Attention Please!!』（10月28日発売）にはクハラカズユキも参加！
Assfort
Rossoにドラムのマサトが参加するなど、接点のあるAssfort。ハードコアなサウンドと疾走感のあるバンドアンサンブルがクールでクレイジー。