ヴェルディ没後100周年の目玉となった記念公演のDVD化！

2003年4月23日 (水)

ヴェルディ　歌劇《アイーダ》全曲
ジュゼッペ・ヴェルディ劇場・ブッセート2001

2001年1月27日ヴェルディ没後100周年の命日に、ヴェルディの故郷ブッセートで行われた記念公演。美しく、演技力のある若手歌手の起用、カルロ・ベルゴンツィによる歌唱指導によるゼッフィレッリ美学、究極の実践作品。現地紙に「本当のキス」と絶賛された迫真の演技、美麗な舞台はゼッフィレッリ演出の真価を伝えます。特典映像：ゼッフィレッリの創作の秘密に迫るドキュメンタリー『メイキング・オブ・アイーダ』

プロフィール
フランコ・ゼッフィレッリ（演出）
1923年フィレンツェ生まれの演出家。出自はイタリア貴族の私生児と言われる。ルキーノ・ヴィスコンティのアシスタントとして活躍した後、オペラ演出家・映画監督としてデビュー。マリア・カラス等の舞台を手掛け、世界的名声を獲得する。豪華絢爛な舞台作りを特徴とし、オペラ界で最も影響力のある演出家として一世を風靡した。映画では、《椿姫》（1982年）、《ロミオとジュリエット》（1968年）が代表作。カラス没後25周年時（2002年）には、彼女を主人公とするフィクション映画を発表し、話題を集めた。

アディーナ・アーロン（アイーダ）
フロリダ生まれの黒人ソプラノ歌手。ブッセートにおけるアイーダで注目を集め、母国を中心に様々な舞台に出演する。現在はニューヨーク・シティ・オペラに属し、《ポーギーとベス》のクララ、《ラ・ボエーム》のムゼッタ、《デッド・マン・ウォーキング》のシスター・ローズ役を演じている。この他、ボゴタにおける《リゴレット》ジルダ、ユタ・フェスティヴァル・オペラでの《魔笛》パミーナでも賞賛を得た。コンサート歌手としても活躍し、《メサイア》等のソリストとして、米国のオーケストラに客演している。

ケイト・オールドリッチ（アムネリス）
アメリカ出身のメゾ・ソプラノ。母国で初舞台を踏んだ後、ブッセートの《アイーダ》に参加。イタリアを中心に大きな注目を集める。この舞台の後、アレーナ・ディ・ヴェローナとロサンジェルス・オペラにフェネーナ（《ナブッコ》）、ジェノヴァにカルメンでデビュー。またパーム・ビーチ・オペラでは、ジュリエッタ（《ホフマン物語》）とアダルジーザ（《ノルマ》）を演じている。さらに2002年には、デュッセルドルフ・ライン・ドイツ・オペラにロジーナ（《セヴィリアの理髪師》）、ミラノ・スカラ座にマッダレーナ（《リゴレット》）でデビューした。

スコット・パイパー（ラダメス）
　アメリカのリリック・テノール。ブッセートで《アイーダ》出演後、ニューヨーク・シティ・オペラに所属し、《さまよえるオランダ人》の舵取り、《蝶々夫人》のピンカートン、《マクベス》のマルコムを演じる。さらにマイアミ・グランド・オペラでピンカートン、カンザス・シティ・オペラでマントヴァ公爵（《リゴレット》）を歌った。マディソン・オペラでは、ロドルフォ（《ラ・ボエーム》）も手掛けている。2002年2月には、ブッセートでゼッフィレッリ演出の《椿姫》にも出演した。

配役：
エジプト王パオロ・ペッキオリ
アムネリスケイト・オールドリッチ
アイーダアディーナ・アーロン
ラダメススコット・パイパー
ランフィスエンリコ・ジュゼッペ・イオーリ
アモナズロジュゼッペ・ガッラ
使者ステファノ・ピザーニ
巫女ミカエラ・パトリアルカ

演出フランコ・ゼッフィレッリ

音楽監督カルロ・ベルゴンツィ

指揮マッシミリアーノ・ステファネッリ
アルトゥール・トスカニーニ財団管弦楽団・合唱団
合唱指揮：マルコ・ファエッリ

収録 2001年1月27日
ジュゼッペ・ヴェルディ劇場（ブッセート）ライヴ収録

特典映像 ①メイキング・オブ「アイーダ」

収録時間全プログラム 190分　本編145分特典映像45分
字幕日本語・イタリア語
ヴィデオ仕様 4:3　カラー
音声仕様 ①リニアPCM48kHz/16bit ステレオ
②ドルビーデジタル5.1
③DTS 5.1
※特典映像のみドルビーデジタル2.0
ディスク仕様片面・2層+片面・1層　2枚組

→TDKコア DVD

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