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『海角七号』公開初日舞台あいさつ

2009年12月25日 (金)

海角七号
12月26日、シネスイッチ銀座にて行われた舞台あいさつ(写真手前から、蓮舫、ファン・イーチェン、田中千絵、中孝介)


 台湾映画史上、歴代1位の大ヒットを記録した『海角七号』が、ついに12月26日、台湾上映より約1年遅れての日本公開を果たしました。公開当日の12月26日、出演キャストによる舞台あいさつが都内シネスイッチ銀座で行われ、ファン・イーチェンさん、田中千絵さん、そして、中孝介さんが登壇。また、スペシャル・ゲストとして日本と台湾のダブル・アイデンティティを持つ蓮舫さんも駆けつけ、熱いエールと共にキャストたちに花束が贈呈されました。

【舞台あいさつ模様 動画】
 舞台あいさつでは、まずファン・イーチェンさんが「みなさん、こんにちは。この映画の中で阿嘉(アカ)という役を演じています。」と言葉すくなながら始終笑顔で自己紹介。続く田中千絵さんは、「今日こうして『海角七号』の初日を日本で迎えられることに、ほんとに大きな感動をおぼえています。この作品は、多くの国の方々から愛される映画になったこと、そしてそんな素晴らしい作品を通して私自身もアジアで元気に活躍させていただいております。」と語り、「『海角七号』は、台湾から始まって中国大陸、香港、マレーシア、シンガポールとアジアで上映されてきましたが、私の故郷である日本で皆様にご覧頂けることに本当に感動しています。日本でも1人でも多くの方に観て頂き、多くのアジアの国と同じように、共感していただける映画となることを心から願っています。」と緊張と日本上映の感動が入り混じった様子で最後まで熱っぽく応えてくれました。 中孝介さんも、「今日はこんなにたくさんの皆さんにこの映画のために集まっていただきすごく嬉しく思っています! この映画を観終わって劇場を去る頃には、幸せな気分になって帰っていただけることを願っております。」と、語り、花束贈呈に駆けつけた蓮舫さんは、「どうしても観たい映画でした。台湾の大使館の方や政治家の方、そして友人から、『海角』はもう観たのかとまるで挨拶代わりのように会う人会う人に訊かれてきたので、すごくこの日を楽しみにしてきました。この映画がこうして国籍を越え、また出演者の皆さんも国籍を越えてつながり、ひとりでも多くの国の多くの人たちに感動を与えてくれる作品となると期待しています。」と映画の思い入れを話してくれました。

 この作品は、第二次世界大戦終結後、日本統治時代が終わった台湾の小さな海辺の町、屏東県恒春(こうしゅん、中国語読み:ヘンチュン)を舞台に、在台していた日本人男性教師と台湾人女性"友子"との間で出されることのなかった七つのラブレターを基軸に、60年余り経った現代の恒春に生きる人々のそれぞれのバックグラウンドとふれあいから、いくつもの純愛が絡み合うストーリー。
 また、もうひとつこの作品の中で、ストーリーをまとめる”音楽”。ミュージシャンの夢に敗れた主人公青年、と台湾最南端の町に訪れる日本人歌手「中孝介」のコンサートが、脈絡もない村の人々の心をひとつにする重要な役割を担っています。劇中に登場するファン・イーチェン作曲による楽曲はもちろん、中国語と日本語とで歌われるシューベルトの「野ばら」など、この作品を観れば必ずもう一度聴きたくなるサウンドトラック。日本盤には、配信シングルでしか入手できなかった中孝介の「それぞれに」もボーナストラックに収録。そのほか、アジア・台湾の民族楽器による挿入曲、劇伴楽曲も印象深く味わい深い響きで心を浄化します。 

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