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ファン・イーチェン インタビュー!

2009年12月28日 (月)

interview

2009年12月26日(土)から公開される映画『海角七号/君想う、国境の南』の公開を記念して、この作品のPRのために来日した主演俳優で歌手の范逸臣(ファン・イーチェン)さんへ、映画、そしてご自身の音楽活動についてもお話しを伺ってきました!!『海角七号』は2008年8月に台湾で公開され、日を追うごとに動員数を伸ばし大ロングランを記録。5億台湾ドルを超える興収を記録し、台湾映画として歴代ナンバー1、外国映画を含めて『タイタニック』に次ぐ歴代2位の大ヒット。普段映画を観ない中高年層からも評判を呼び、若い観客の間ではリピーターが続出。「ハイジャオチーハオ(海角七号)を観たか?」が、挨拶代わりとなるほどの社会現象と化したという話題作が、ついに待望の日本公開!!


【ファン・イーチェンさんよりファン・コメント動画が届いてます!!】



HMV ヘアスタイルが映画の時の印象とずいぶん変わりましたね。髪型はご自身で決めたんですか?それとも、監督からの指示で?

ファン・イーチェン(以下F) これは次の映画(「混混天團」)のイメージで自分で決めて変えたんです。

HMV 演技についても「こうしたい!」と自分の意見をどんどん提案していく方ですか?

F そうですね。例えば映画でいうと、まず脚本があって監督がいて役者がいる。3者の考えがそれぞれあるので、まず脚本を読んで自分のイメージを伝えて監督とディスカッションしてから撮影にのぞむ、ということが多いかもしれません。

HMV 海角七号」でもご自身で提案して採用されたシーンはありますか?

F 映画の冒頭、阿嘉が夢破れて台北を離れるシーンで、脚本には「バイクに乗った後 ギターを壊す」とだけあったのですが、どうしてこれから出かけるのにわざわざ持っていたギターを壊すのか自分の中で納得がいかなくて、どうやったら演技にストーリーを持たせることが出来るか、と考えた時に、ギターを肩に掛けてバイクに乗ろうとしたけど、ギターが肩からすべり落ちて、失意のどん底にいる阿嘉は「お前も味方してくれないのか」と苛立ってギターを壊すという風に演じました。そこは私の提案です。

HMV 阿嘉を演じていて、自分と似ているなと共感する部分はありましたか?

F たくさん重なる部分があります。まずは阿嘉の生活経験とか成長の背景とか。 自分も夢を叶えるために地方から出てきましたし、音楽が好きなところも同じです。 違うところは、阿嘉は挫折して、その事実を受け止めきれずに全てを捨ててしまいますが、 私は挫折しても今でもがんばって夢を追い求めています。

HMV 「海角七号」でお気に入りのシーンはありますか?

F たくさんあるんですが、1番好きなのは最後の舞台でのカウントダウンのシーンです。登場人物それぞれの背景で夕日が沈む場面は感動しました。今でもカウントダウンをするとあの頃の熱い気持ちがよみがえります。

HMV 撮影中の思い出深いエピソード、または面白かったエピソードがあったら 教えてください。

F 1つ面白かったことがあって、元々釣りが好きで撮影中出番のない時はよく釣りをしていたのですが、ある朝早くに海岸線の警備をしていた軍人の方と知り合って、話し込んでいるうちに彼が翌日休みだというので一緒に高雄に遊びに行った、ということがありました。 もしかしたら彼は今でも、あの時知り合ったのがファン・イーチェン(范逸臣)だとは気づいていないかもしれませんね。

HMV この映画のヒットで周りの環境とか、ご自身の心境(演技や音楽に対する考え方) とか何か変化はありましたか?

F そうですね。大きな変化といえば、音楽をやる上でも俳優としてもチャンスが増えました。今まで声をかけてもらえなかった仕事も回ってきたり。 あと実は、この映画に出る前は歌手としてあとどれ位やっていけるのか、と行き詰っていた時期でもあったのでこの映画で人生の再スタートが切れたという思いもあります。

HMV 音楽の話も聞いていきたいのですが、ファン・イーチェン(范逸臣)さんは元々は歌手活動をされていて、この映画のサウンドトラックにも参加されていますが、作曲する際にはどのように作っているのですか?

F 自然に頭の中に浮かんできたものを記録するようにしています。ですので、いつどんな時に浮かんできてもいいように、常にMP3などのレコーダーを持ち歩くようにしています。

HMV 作詞の場合もそうですか?

K 作詞の場合は少し違って、時間がかかるので自分としては特別な空間が必要です。気に入っているカフェや郊外へ行くこともあります。そこで、MP3に録りためたメロディーを4〜5曲繰り返し聴いて、頭の中にストーリーが浮かんできたら書き始める、という感じです。

HMV 最近は「酷愛樂團」というバンドスタイルで音楽活動をされていますが、これから  ソロではなく、バンドで音楽活動をしていくのですか?今後のアルバムの予定は?

F そうですね。これからドラマと映画に出る以外はバンドとしてやっていこうと思っています。アルバムは今制作中で、来年の3月か4月にリリースする予定です。


HMV メンバーの阿龍さんとは元々のお知り合いですか?

F 彼とは元々同じレコード会社に所属していたこともあって知り合いました。5年前に彼のバンド(六甲樂團)は解散してしまいましたが…でもそれで今一緒に組むことになりました。

HMV 今「混混天團」という映画を撮影しているそうですが、こちらもバンドのお話ですよね? もし大丈夫であれば、話せる範囲で良いので、あらすじと役柄について教えてもらって良いですか?

F この映画の主な要素は「音楽、恋、夢」で、「海角七号」と重なる部分もあるんですが、私が演じるのはあるバンドのリーダーです。主な登場人物は2人いて、そのバンドのリーダーとチンピラの男。そのチンピラの男がアルバムをリリースするというバンドの夢のために力を貸してくれるという話です。

HMV では次回作も公開を楽しみにしています!ありがとうございました!



新譜 『海角七号 / 君想う、国境の南 』サウンドトラック
ついに待望のサウンドトラックも日本上陸です!!主演のファン・イーチェンの楽曲だけでなく、中国語と日本語で歌われるシューベルトの「野ばら」、そして哀切の情感を乗せたピアノ曲「1945」の完全版、さらに劇中にも本人役で登場する中孝介(あたり・こうすけ)の名曲「それぞれに」も特別収録。12月16日発売。




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ファン・イーチェンさんのサイン入りHMVハンドタオルを抽選で3名の方にプレゼント致します。
コチラの応募フォームからご応募下さい。

※応募締め切り:2010年1月31日まで
※ご応募にはHMV ONLINEの会員登録が必要となります。
※当選はプレゼントの発送をもって代えさせていただきます。
※なお、お届け先は日本国内に限らせていただきます。

profile

范逸臣(ファン・イーチェン)[Van Fan]

1978年11月3日生まれ。
2002年歌手デビュー。チャ・テヒョン出演の映画『猟奇的な彼女』の中国語版「I Believe」で一躍有名に。2008年「海角七号」の挿入歌「國境之南」で第45回金馬奨「最佳原創電影歌曲奨」を受賞。現在は「酷愛樂團」というバンドで活動中。2010年には銭人豪監督の映画「混混天團」の公開を控えている。