エイドリアナ･エヴァンス新作！

2010年1月26日 (火)

エイドリアナ・エヴァンス　インタビューはこちら！

ネオソウル黎明期を象徴する彼女のデビューアルバム『Adriana Evans』。このたった1枚のアルバムは後のシーンに大きな影響を与え、R&Bファンの間では伝説的な作品として崇められ、今も売れ続ける定番アルバムとして知られています。

その後、 7年間の沈黙を破り、04年に『Nomadic』で奇跡のカムバック。 HMVオンラインでも異例のロングセラーを記録。個人的な思い入れが深かったのもあり、 07年の3rdアルバム『El Camino』発表時にはインタビューを敢行。わざわざ、オフィスまで足を運んでくれたAdriana＆Dred夫妻に感激したものです。

そんな、Adriana Evansが4枚目となるニューアルバム『Walking With The Night』を完成！

今回も夫、Dred Scottとのコラボレーションにより制作。前作・前々作で見せた太陽の匂いがするような温かで癒しテイストはそのままに、伝説化している1stアルバムを彷彿とさせるユッタリめのBPMとクールネスを孕んだビートが復活。

特にダイナミックなドラムブレイクを大胆使用しストレートにかっこいいヒップホップ・ソウル「Never Thought」、エモーショナルな歌声を聴かせるアーバン・メロウな「Suddenly」などは、これこれと思わず膝を叩いてしまうほど。

また「Wheatherman」や「Sooner Or Late」のようなクラシック･ソウルのマナーにそった、Adrianaの歌のウマさがよくわかる楽曲も収録。オシャレで透明感溢れるヴォーカルが印象的なAdrianaですが、時折垣間見せる歌ヂカラは、ソウル・ファンにとってもきっと目から鱗のはず。

　日本盤のボーナス･トラック！
「Adriana Evans / Surrender - Cut Creator$ Remix」

NY在住、現役No.1 DJ Souljahと、今や国内外を問わず手腕を振るっている敏腕プロデュースエンジニア－SUIによる本年度最注目のプロデュースユニット “Cut Creator$”による超絶リミックス！！

レーベルのMySpaceでチェックできます。

BBQ MySpace

Cut Creator$ MySpace

Adriana Evansカタログ

Adriana Evans 「El Camino」
3rdアルバム。今回も夫Dred Scottとの共同制作により制作、新基軸となった2ndのボッサ、フォーク路線を残しつつも、1stのネオソウル/ジャジーなテイストも織り込んだ、まさに彼女達の集大成的内容。これまで2人が培ってきた音楽の様々なエレメンツを凝縮し、それを一気に解き放ったかのようなポジティブでソウルフルなサウンド･プロダクション。そこにAdrianaの透明感溢れる至福の歌声が乗り、この上ない幸福感をリスナーにもたらしてくれます。

Adriana Evans 「Nomadic 」
1stから実に7年ぶりとなった2ndアルバム。ボッサやジャズ、ファンク、レゲエ、フォークといった要素を散りばめたソウルフルなトラックに、時にはChaka Khanのように熱く、時にはMinnie Ripertonのように優しいAdrianaのハイトーン・ヴォイスが絡み合う...。極上のラヴァーズ･アルバムのような爽やかな聴後感が残る、夏を彩る最高の1枚。

Adriana Evans 「Adriana Evans」
ジャズや70sソウル、フォーク等からの影響が垣間見られるクールな印象の作品。Adrianaの輝きのあるソプラノヴォイスは「癒し」という簡単な言葉で表現したくはないが、やはりそのものであろう。ここまでムードと実力、両方兼ね備えた素晴らしいシンガーはなかなかいない。先行シングル"Seen is Believin"やアルバムの1曲目に収録された"Love Is All Around"などビッグヒットを続け、一躍ネオソウル･シーンのトップスターの仲間入りを果たした。

Dred Scottの作品

Dred Scott 「Breakin' Combs」
1990年代初頭、Intelligent Hoodlumの2ndアルバムをリリースし一躍脚光を浴びたレーベル、タフ・ブレイクスの第2弾アーティスト、Dred Scottの1stアルバム。シングルカットされた"Check the Vibe"、"Nutin' Ta Lose"、"Back in the Day"はいずれも若者を中心に現在も人気。後に奥方になるAdriana Evans をフィーチャー。ジャジーでクール。今でもヘビロテされそうな秀作。