かつてイギリスのメディアから「英国的な感受性を備えた希有な日本人アーティスト」と評され、海外からも高い評価を受けるaCaeがROSE RECORDSより作品をリリース。生音と控えめなエレクロニクス、そして柔らかな歌声によるローファイな質感が、時に甘美でドリーミーな世界へと導きます。「〜について」と題された全ての楽曲がそれぞれに主題を持ち、日常に佇む様々なテーマにそっと光を照らすかのよう。それは、日記を綴るようにパーソナルな視点で描かれつつも、あくまでもポップなサウンドである故に普遍的な響きを持ち合わせています。「everyday music for everyday people」ROSE RECORDSのレーベルコンセプトの1つでもあるこのワードが示すように、曽我部をはじめ、ランタパレードや豊田道倫といったミュージシャンたちが奏でる音楽と同じく、「日常のうた」をリリカルに紡ぐ新たな才能がROSEから世に放たれます。
個人的に『癒し=女声』という考えなので、男声に魅力を感じなかったのですが、Benny Singsは別格です。この上ない、極上に柔らかく、優しく、温かい声に、聴いた人全てが彼の【温柔な世界】に包み込まれることでしょう。屋内で聴くのも良いですが、是非屋外で聴いて頂きたい。特に、一際柔らかさを帯びている『New Bed』、まさに雨上がりといった『Make A Rainbow』だけでも、聴けば不思議と癒されてます。