HMVインタビュー:RIGHTNING-V

2009年10月14日 (水)

interview

RIGHTNING-V

関西メロコアシーンの最終兵器、RIGHTNING-Vの1年ぶり2ndミニアルバム『MY SONG』、10月21日発売!前回に引き続き今回もRIGHTNING-Vのメンバーにメールインタビューを敢行。ニューミニアルバムのこと、PV制作時の話、ライブのことなどお答えいただきました。それではRIGHTNING-Vインタビューをお楽しみ下さい。

---この度はニューミニアルバム『MY SONG』完成おめでとうございます。まずは作品が出来上がっての率直な感想をお願いします。

佐々木:リリースにおけるすべての過程で成長できたと思っています。レコーディングに向けての練習もそうですが、レコーディング中にもいろいろ勉強になったこともありました。気持ちの面でもちろん成長できたと感じています。

渡辺:ありがとうございます!!セカンドと言う事で前回よりはスムーズに運んだんではないかと思います!終盤で1曲ダブリングやり忘れてるっていうハプニングとかもありましたけど、まぁ無事完成してホッとしてます(笑)

咲賀:とりあえず嬉しいです!あと良い作品が出来たなと思います!今回はファーストよりちょっと大人なライトニングが出せたと思います!愛しさと切なさと心強さとライトニングボルトさを上手いこと詰め合わせることが出来ました!

---『MY SONG』と直球なタイトルですが、このタイトルにした理由は?コンセプトなども併せて教えてください。

佐々木:前作のタイトルがアルバム未収録曲の歌詞の一部だったんですが、今回もそうしました。RIGHTNING-Vのライブに本当に何度も来てくれてる人だけにわかるようなメッセージをこめれたらおもしろいなと思ってつけたタイトルです。それプラス前作のタイトルが長すぎたのでなるべく短めにしたかったっていうのもありますが…(笑)

渡辺:前回の「FOR ONESELF・・・」は長かったんで(笑) 自分らで告知とかするのが面倒で面倒で(笑) そしたら今回は短くてインパクトのあるタイトルにしよう!ってなって色々思考錯誤してこれになった感じですかね〜 直訳すると「私の歌」ですけど、今回のセカンドを通して「これが俺ら”RIGHTNING-V”の歌です!!」って胸張って言えるものが出来たと思うんで!!

咲賀:僕は全く知りません!タイトルは『MY SONG』でいいか?というメールがきたので僕は「良いです」と返しました。でもとても気に入ってます!

---全国流通盤としては2作目となりますが、前作をリリースした時と今回との大きな違いは何でしょうか?

佐々木:作品的には自信を持って成長したと言い切れます。それ以外での違いはあまりないと思います。ファーストと同様にやっぱり全国リリースはすごくうれしいし、リリース直前にもなるとわくわくしっぱなしです(笑)

渡辺:ハードルですかね(笑) 個人的な意見ですけど、なんか2枚目ってなるとちょっと期待とかが増える気がするんですよ。実際僕もそうですし。 「ファーストはあんなんやったけど、セカンドはどんなんやろ?」みたいな(笑) 僕はひねくれ者なんで、前作とは違うものを作りたかったんですよね! 「こう来たか〜!!」みたいな(笑) 「俺らこんなんも出来るんやぞ!?」って感じのRIGHTNING-Vの違う一面を出したかったんです!良い意味でそれが今回は出せてると思います(笑)

咲賀:僕個人の話をするとかぼちゃの美味しさがわかってきたということが大きな違いだと思います!あと音楽的なことはよくわかりませんが多少は上手くなったと思います!

---今回、「PROMIS」のPVを制作していますが、どんなPVになりましたか?撮影時のエピソードなどもありましたらお聞かせ下さい。

佐々木:最初は詞の内用や曲の雰囲気を考えてマジメな感じでやろうと思っていたんですが、自分達らしさを出すためにやっぱりコミカルな方向に行きました。RIGHTNING-Vらしさが出ていると思います。

渡辺:まとめると「本気のPV」ですかね(笑) 演奏シーンはもちろんガッツリ本気で演奏して、ちょっと悪ノリなシーンもあるんですが、そこも本気でふざける!!みたいな(笑) 39がふざけるシーン用の時にゴルフのプリントがしてあるタンクトップを着てるんですが、ふざけシーンの為のセッティングの前に着替えたにも関わらず、誰一人そのタンクトップに触れなかったですね(笑)

咲賀:いろいろ謎を残したPVになりました!でもきっとこの謎が解けることはないと思います!なぜなら僕らにとっても謎だらけだからです!でも撮影は楽しかったです!いろいろな飲み物を差し入れしていただきました!

---OASISの「WHATEVER」のカバーが収録されていますが、この曲を選曲した理由は?

佐々木:だれもが知ってる曲だし好きな曲だからです。7分ある曲を1分にしてしまったらパンチあるかなって(笑)

渡辺:前々からカバーはやりたいと思ってたんですが、コレ!って曲がなかなか決まらなくて、やるなら「みんなが知ってる曲」ってのは絶対条件!みたいな気持ちもあって たまたまツアー中に佐々木が「あのCMで流れてるOASISの曲良くない!?」って言い始めて(笑) みんなで意気投合して、それでそのままツアー中の車の中で完成させましたね(笑)

咲賀:バイト先でずっと流れてたので運命的なものを感じたからです!

---ライブで盛り上がること間違いなしの曲ばかりですが、RIGHTNING-Vにとってライブとはずばり何ですか?

佐々木:自分の中の1番深いところにある正直な自分をさらけだす場所ですかね。僕がかっこいいと思うバンド達はそういうライブをやります。それを見る人たちが触発されて自分らしさをさらけだして、お互いさらけだしまくりで楽しめたら最高やと思います。実際はなかなか難しいことなんですけどそれが理想です。

渡辺:「リアル」ですかね(笑) 生で演奏してる訳ですから、ホンマはダメなんですけど、ミスする事もあるわけで(笑) でも考え方によっては、そのミスもその時しか見れないと思うんです。 音源では伝わらない空気感であったり、曲間のMCであったり、その他にもライブっていう環境でしか味わえない音楽の楽しさがあると思います。だから僕らはバンドをやってるし!っていう感覚もありますしね(笑)

咲賀:お米です!無いと話になりません!

---初めてバンドを始めるきっかけは何でしたか?また、RIGHTNING-V結成のきっかけ、いきさつも教えてください。

佐々木:子供の時からギターをやっていたので高校になった時に友達に「バンドやりたいからギターひいてくれ」って頼まれたのがきっかけでした。当時はギターをひくのが好きでバンド自体にはまったく興味なかったんですけどね(笑) RIGHTNING-Vはとりあえず実力よりも根気のある奴らとバンドがやりたくて探したメンバーです。根気さえあれば実力は絶対についてきますから。

渡辺:僕は高校の時に友達に誘われてコピーバンドを始めました。最初はギターでしたけど(笑) そこで初めてバンド、ライブっていう面白さにハマッて「真剣にバンドをやろう!」って思いメンバーを探しました。 とりあえずドラムは見つかったんですが、意外なギターがなかなか見つからず、諦めかけてた時に佐々木の事を知って、好きな音楽が一緒やったんで、すぐメールして「ほんなら一回会いましょうか!」って(笑) で結局知らん間に佐々木は正式メンバーになってました(笑) いまだに「じゃあ一緒に頑張っていこうか!!」みたいなんは言った記憶がない気がします(笑)

咲賀:僕はX JAPANに憧れてバンドを始めました!その時からずっとボーカルがしたくてメンバー募集サイトでRIGHTNING-Vにもギターボーカルで入りたいと言ったんですが無視されたので仕方なくドラムを始めました!

---最近聴いている作品、おすすめの作品をご紹介下さい。

佐々木:最近は地元の仲良くしてるバンドばっかりをiPodに入れて楽しんでます。そういう近い存在の音楽聴いてると意欲がわいてくるんですよ。最近の大阪の若いバンドはメチャクチャいいですよ。

渡辺:僕は最近ポップスにハマッてますね(笑) lego big morlの「溢れる」は最高ですね〜 着信音にしてますから(笑)

咲賀:EDDY、GLAYです。

---今後の活動予定をお願いします。

佐々木:10月23日に大阪で自分達の企画をやります。レコ発バンドいっぱいでやります。そのあとすぐに4ヵ月間くらいのツアーに回ります。そのツアーの間に12曲ぐらい作ってツアーがおわったらすぐにまたレコーディングしてフルアルバム出せたら理想ですね。

渡辺:今回のセカンドでもガッツリツアー回るんで、より成長して今以上にガンガン攻めていきます!!!!

咲賀:40ヶ所くらいツアーまわります!このスペースを使ってツアースケジュールを全部載せたいんですが無理なのでHPを見てください!

---最後にHMV ONLINEをご覧のみなさまにメッセージをお願いします。

佐々木:これからもっともっと良い音楽を作ってもっともっと良いライブができるように頑張ります。一緒に音楽を盛り上げて行きましょう。

渡辺:自分の好きな音楽をガンガン聴いてください! それがポップスでも、メタルでも何でもいいんです。自分の好きな音楽を信じて聴いてください!

咲賀:これを読んでくれたのもなにかの縁なんでCD買ってください!あとライブにも来てください!仲良くしてください!

---ありがとうございました!

一同:ありがとうございました!!!!