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【連載コラム】Akira Kosemura 『細い糸に縋るように』 第54回 細い糸に縋るように Akira Kosemuraへ戻る

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2014年4月10日 (木)

profile

[小瀬村 晶 / AKIRA KOSEMURA]

1985年生まれ、東京出身の作曲家・音楽プロデューサー。
作曲家として国内外の音楽レーベルからコンスタントに作品を発表する一方、企業広告や、アパレルブランド、公共施設、舞台、映画、TV、ウェブコンテンツなど、特定の分野に限定されることなく様々なコラボレーションを行っている。
近年では、シンガーソングライター・やなぎなぎのアルバム「エウアル」への楽曲提供や、キミホ・ハルバート演出/振付によるコンテンポラリーバレエ公演「MANON」の劇伴音楽、東京スカイツリータウン(一部施設)の音楽や、ドキュメンタリー映画「はじまりの島」エンディングテーマ、「ANA LOUNGE」の音楽監修などを担当。
コンサート活動にも定評があり、これまでに「音霊 OTODAMA SEA STUDIO」、「中州ジャズフェスティバル」への出演や、自身のピアノ演奏による全国ツアー / 中国ツアーも成功させている。
また、作曲家のみならず、2007年にSCHOLE INC.を設立、プロデューサーとして音楽レーベル「schole」を運営、数多くの作品に携わっている。




こんにちは。
久しぶりの更新になってしまいました。

前回のコラムはまだ雪が降っていた頃だったので、大雪についてのお話をしていたわけですが、一回お休みをしている間にそんな冬も過ぎ去って、あっという間の春がやってきていました。そして気がつけば美しかった桜もそろそろ見納め。
まったく、最近は季節の移り変わりに追いつくのでなかなか精一杯な気がします。

さて、そんな季節が移ろう間にも、もちろんいろいろな事がありました。

二月。
パリの友人、クエンティン・サージャックが来日してのジャパンツアー。
彼の美しいハーモニーに耳を傾けては、二人で音楽や映画について語らい合った美しき日々(?)が一週間ほどあったわけです。

“パリの作曲家とツアーを共にして、音楽や映画について語り合う日々”

いま思ったけれど、こうやって文章にして書いてみるとなんだかかなりお洒落な感じがするな。うむ。
読者の皆さまにはぜひ、そのお洒落な雰囲気のイメージを大切にして欲しいなと思います。

三月。
そんなお洒落で優雅な美しき日々が終わるや否や、三月の一日からは新しく携わらせて頂くことになったある劇伴音楽の作曲に取り掛かりました。
このお仕事は僕が作曲家になるよりも以前、つまりほんの小さな子供の頃からその魅力に魅了され、憧れていた世界だったので、取り組んでいたひと月の間、本当に心から充実した日々を送ることができました。
詳しくはまた別の機会に。

四月。
いまですね。桜舞い散るこの季節、僕がなにをしているかと言うと、まあいろいろあるのですが、まず一つ目はレーベルショーケース東京・春編の開催でした。
二月の後半にクエンティン・サージャックジャパンツアーの一環で開催したレーベルショーケース京都・冬編からわずかひと月半。この短いスパンでなんと東京・春編まで開催してしまいました。今年のスコーレ(schole)は何時になく快活な気がします。
akisaiさんのデビュー作のタイミングで急遽決まったマレーシアの友人、flicaの来日。この機会を逃すわけにはいかないとばかりに急ピッチで企画したショーケースでしたが、おかげさまで想像を遥かに超えるたくさんの方々にお越し頂けて本当に嬉しかったです。
僕は今回出演せずに影から皆を見守っていたわけですが、出演してくれた四組のレーベルメイト皆が、各々のベストパフォーマンスを披露してくれていて心から感動しました。
冬編→春編ときているので、次は夏編なのかな・・・。

そんなショーケースも終わった矢先、これまた急遽決まった四月の出来事二つ目は、ようやく動き始めた「grassland +」の制作でした。
これを読んでくれている方のなかには知っている方もいるかと思いますが、「grassland」というのは長らく廃盤になっている僕の4作目のオリジナルアルバムのことです。
2010 年の発表以降、ずっと廃盤状態だったのですが、いろいろなタイミングや条件がようやく整い、この度、新たなトラックリストにリマスタリング作業を施し、さらにパッケージもリアレンジした2014年バージョン「grassland +」を、なんと来月に電撃発表することになりました・・・!
数ある僕の作品のなかでも、最も手に入りにくい作品だったので、こうしてようやくリイシューの機会を作ることが出来て本当に良かったなぁと思います。
作った本人曰く「この作品はまったく、初夏にピッタリの内容なんだ。」とのことなので、お持ちでない方は来月の発売のタイミングでぜひお手元に置いて頂く事を全力でお勧めしておきます。
冗談はさておき、とても満足の出来栄えになる予感なので本当に良かった。

そして最後にもう一つだけ。
このコラムでも募集していた僕の新曲「虹の彼方」を題材にしたリミックスコンテストですが、豪華ゲスト審査員の方も決まりまして、4月25日に特設サイトにて発表することになりました。

虹の彼方 特設サイト
http://www.scholecultures.net/special/sch032

ご参加頂いたミュージシャンの方々には大変長らくお待たせしてしまったコンテストの結果発表ですが、現在、僕と豪華ゲスト審査員二名の計三名が各々で審査させて頂いているので、いましばらくお待ち頂けたらと思います。

さて、お話できる僕の近況といえばだいたいこんなものですね。

それではまた次回、少し汗ばむ季節にまたお会いしましょう。



  http://www.akirakosemura.com/
  http://www.scholecultures.net/





Akira Kosemura 今月のオススメ

Akisai 『Colors』  [2014年03月23日 発売]

音響と映像によるパフォーマンスを見せる2人組ユニット、akisai のファーストアルバム「colors」をSCHOLEよりリリースします。
空間に合わせたライブ演出を繰り返していく中で音楽と映像が影響し合い、今の形にたどり着いたakisaiの一つの到達点を作品にしました。映像担当の中家は舞台映像やファッションブランドの映像を手がける映像作家。音楽担当の鈴木は幼少期よりクラシックピアノを始め、ジャズやプログレ、ポップスをルーツに持つ鍵盤奏者。そのバックボーンをベースに彩られる楽曲たちはどれもが独創的で感動的な旋律を奏でます。

耳に残るギターのリフに小気味よい電子音が軽快なリズムを刻む「line」で幕を開ける今作、広い、または狭い空間に響くかの様なサウンドの生み出すコントラストが巧みで、陰影に富んだ展開を見せる「idearythmical」、疾走感のある鍵盤と4つ打ちのビートが生み出すグルーブ感の上をギターがメロディアスに流れていく「synchrotonica」から成る序盤の流れはakisaiの世界観を存分に伝えてくれます。
静寂の中から生まれる鍵盤とギターの掛け合いが見事な「theory」、アンビエントな要素を含み、アルバムの小休止的な役割を担う「biotopia」、低音域の靄の中を彷徨って行き来しているかの様な「yumecasy」、美しく動く鍵盤が奏でるパッセージが切なくも美しさを感じさせる「phase」、トランペットの音色がジャズの雰囲気を醸し出し、フォークトロニカの要素と見事に融合され、後半登場するブルージーなソロが鈴木の鍵盤奏者としてのセンスの良さを伺わせる「memoment」、そのどれもが中家の作る映像と呼応するように変化し、空間を彩るために作り出された事が垣間見えます。 そして夕暮れの浜辺を思わせる様なスローテンポでローファイなリズムの「flow」、ある物語に引き込まれるうちに突然エンディングがやってきたかのような、もの寂しさを含みつつも幸福な時間をプレイバックさせる「eternitica」でこの作品は終わりを告げます。

アルバムを通してバラエティに富んだ音楽のエッセンスが混ざりながら、楽曲の表情を自由に変える豊かなメロディラインが聴き手の心を感動させ、スタンダードに、そして功名に展開される楽曲構成が独創的な世界を構築します。抽象的であるはずの「感動」を表現する映像を意識し続けた音楽は、人々の想像力と深く結びつく様な、瑞々しくも自由で美しい akisai のデビュー作となりました。



Akira Kosemura 最新作

Akira Kosemura 『虹の彼方』  [2013年11月13日 発売]

小瀬村晶のニューアルバムから先行カットとなるシングル企画盤「虹の彼方 - seven colors variations -」を発表します。
本作は、小瀬村晶が“歌”に焦点を当て、作詞・作曲・編曲・プロデュースの全てを手掛けた初めての日本語歌曲をボーカリストのlasahが可憐に歌い上げたミドルテンポナンバー。

終わりゆく季節の儚さ。
重なり合うように呼応する脆く淡い恋心。
心の片隅に置き去りにしたままのあの日の記憶、想い。

忘れかけていた風景、匂い、感情を呼び起こすような、透明感に満ち溢れた小瀬村晶の“純音楽”とでも形容すべき楽曲が生まれました。
また、オリジナルバージョンに加えて、I Am Robot And Proud、Metome、安田寿之、Madegg、Lawrence English、[.que] による多彩なリミックスバージョンを収録。

アートワークには作家・辻村深月の諸作を始めたとした小説の装丁に定評のあるイラストレーターの佐伯佳美を起用。佐伯佳美が音楽作品のアートワークを担当するのは本作が初めてであり、貴重な書き下ろし作品となります。



次回へ続く…(5/12更新予定)。






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