若きヒュッシュの声をリアルに捉えた『冬の旅』を復刻!
2009年7月16日 (木)
若きヒュッシュの声をリアルに捉えた『冬の旅』を復刻!甲斐貴也氏による歌詞対訳(新訳)付き!
いきなりスピーカーからとびだしてきたヒュッシュの声のリアルさに仰天した。1音1音、というか1語1語のシラブルの鮮明さに加えて中高域のビンビンとひびく声は、52年の初来日の『冬の旅』でも真っ先にレコードとは違うなと驚いたヒュッシュの生の声の印象を思い出す。録音時、ヒュッシュは心の中で泣いていたのではなかろうかと思うほどで、歌詞対訳を見ながら聴いていると、歌っているヒュッシュが好きでたまらなくなってくる。(小林利之)
【制作者より】
「オーパス蔵」が日本のレーベルである以上、ヒュッシュの録音は気楽に扱えるものではありませんでした。今回10年目という節目で彼の代表作である『冬の旅』に挑戦しました。ヒトラーが権力を握る直前、時代が冬を迎えようとしている1933年にロンドンとベルリンで録音されたものを組み合わせてセットにしています。今回はHMV盤を用いました。
それにしてもこの録音の関係者の若いこと、ヒュッシュが32歳、ウド・ミュラーが28歳、プロデューサーのワルター・レッグにいたっては27歳という若さです。これまでの復刻がこの若さを引き出せていたかどうかは私からは何とも言えませんが、今回は若さを意識しながら復刻及びマスタリングを行いました。
歌詞対訳も記念の新盤にふさわしく、新たなる読みを加えた甲斐貴也氏の訳を用いました。『大地の歌』に続いての再登場です。
またSP盤の時間制限の関係で第1曲「おやすみ」の2番はカットされていますが、戦後日本で録音されたカットのない「おやすみ」を付録としてつけました。(オーパス蔵代表 相原 了)
【収録情報】
シューベルト:
・歌曲集『冬の旅』(全24曲)
ゲルハルト・ヒュッシュ(バリトン)
ハンス・ウド・ミュラー(ピアノ)
録音時期:1933年
録音場所:ロンドン、ベルリン
録音方式:モノラル(セッション)
SP原盤:HMV
・『冬の旅』より第1曲「おやすみ」
ゲルハルト・ヒュッシュ(バリトン)
マンフレート・グルリット(ピアノ)
録音時期:1952年
録音場所:東京
録音方式:モノラル(NHKによる録音)
SP原盤:Vinycord
声楽曲最新商品・チケット情報
ブロンズ・ゴールド・プラチナステージの場合です。
featured item
輸入盤
『冬の旅』 ヒュッシュ、ミュラー
シューベルト(1797-1828)
価格(税込) :
¥2,849
会員価格(税込) :
¥2,479
-
販売終了
%%header%%
%%message%%
featured item
-
輸入盤
Die Schone Mullerin: Husch(Br)h.u.muller(P)+beethoven
シューベルト(1797-1828)
価格(税込) : ¥1,144
会員価格(税込) : ¥996
まとめ買い価格(税込) : ¥858発売日:2005年02月25日
-
-
販売終了
-
%%header%%
%%message%%
%%header%%
%%message%%
このアイコンの商品は、 洋楽3点で最大30%オフ 対象商品です |