Maroon インタビュー

2009年7月8日 (水)

interview

Maroon

日本最高峰のハードコア・イベント、BLOODAXE FESTIVAL 2009で来日!!


ドイツはおろか、今やヨーロッパを代表するメタルコア・バンドにまで登り詰めたMAROON。5枚目のアルバム「ORDER」の日本盤発売を控え、8月末にBLOODAXE FESTIVAL 2009で来日が決まったところでのこのインタビュー。ベーシストのTom Moraweckが、ロシアへツアーする直前の忙しい時期に、丁寧に応えてくれました!
また、7/16更新の『押忍!パンク道場』にて“BLOODAXE FESTIVAL特集”をアップ予定!お楽しみに!!

interview : Dr Doom
DOOM PATROL FOUNDATION


---  06年のINDEPENDENCE-D出演以来の来日だよね。8月末のBLOODAXE FESTIVAL 2009での再来日となるわけだけど、どういった経緯で事が運んだのか教えてもらえる? 知ってると思うけど、BLOODAXE FESTIVALでは、CALIBANやHEAVEN SHALL BURNなど、毎年ドイツのバンドが来日してるんだよ。

実は俺も良く分かってないんだよね。プロモーターに聞いてよ(笑)!多分、ドイツのバンドって日本でウケがいいんだよね。俺たちは日本みたいな素晴らしい国でちょくちょくプレイできることを嬉しく思ってるよ!

--- そのBLOODAXE FESTIVAL 2009で共演するアメリカのTHE ACACIA STRAIN、BISHOPは一緒にプレイしたことある?

 いや、彼らとやるのは今回が最初だよ。

--- 新作「ORDER」についての質問です。4枚続けてCENTURY MEDIA RECORDSからのリリースだよね。世界的に大きなインディー・レーベルだけど居心地はどう?

素晴らしいよ。過去に嫌な経験をたくさんしているからね。誤解があったり、レコード会社からやる気を削がれるようなことを言われたりしてね。CENTURY MEDIAと仕事をするようになってからは凄く仕事が簡単だし、いい関係を保てているんだ!だから俺たちは全てのパワーを1つのことに集中できるんだよ。わかるかな?CENTURY MEDIAのドイツ・オフィスに居るスタッフとは、もう5年の付き合いで全員顔見知りだし、その中の何人かは本当にいい友だちなんだ。だからこそのハードワークもあったりね。でも彼らはとてもいい仕事をしてくれてるし、少なくともドイツ・オフィスのスタッフに関しては申し分ないよ。

--- ほぼ2年おきくらいにアルバムを作っていると思うけど、そういう契約なの? それとも自発的にアルバムを作ってるの?

そう。今までの俺たちの全てのアルバムは2年おきに出しているんだ。だから今後もそのペースで出していきたいね。俺たちにとってベストなタイミングなんだよ!だからこれは俺たちが決めていることなんだ。俺はSEPULTURA、CARCASS、DISMEMBERなんかを聴いて育ったんだけど、その頃彼らは2年おきくらいでアルバムを出していて、それが好きだったっていうのもあってね。というわけで、これが俺たちのリズムになっているんであって、レーベルが決めたことじゃないんだよ。

--- 「ORDER」からはどの曲をライヴでプレイしてるの?

基本的に新しいアルバムからは、ほぼ全ての曲を演奏してるよ。3曲くらいあんまりプレイしない曲があるけどね。"Bleak"はライブではやらないと思う。ステージ上での再現が難しい曲なんだ。その他にあんまりプレイしないのは"Children Of The Next Level"、 "Bombs Over Ignorance"、"Wolves At The End Of The Street"かな。

--- 「ORDER」収録曲で自分で気に入ってる曲は何?

俺は"Bleak"、"Schatten"、"A New Order"が大好きだよ。でも自分のバンドの音源を聴くことはほとんどないなぁ。

---  アルバム・タイトルにはどういう意味が込められているの?

このアルバム用にAndre(Moraweck/ヴォーカル)と俺が詞をたくさん書いたんだけど、内容は色々な視点からの"服従"が1つのコンセプトになっているんだ。昔の時代の主従関係とか、その関係をどう保つかとか、それが一定の集団にとってどんな意味があるかとかね。俺は宗教的な団体が一緒に住んで、その中で派閥を作ったりして、最終的には殺人を起こしたりするような行動について、なぜそうなるのか興味があるんだよ。彼らは自分たちのリーダーを信じて自殺をしたり、家族を殺したりするんだからね。狂ってるし、信じられないし、危険だよ。ジョーンズタウンでは200人の子供が死んでいるんだけど、これは自殺とは呼べない。彼らは親が狂った教団に入っていて、親に殺された子供たちなんだよ!何が人にこんな残酷なことをさせるのか?これが今回の作品の中心にあるコンセプトだよ。それを知っていると、ジャケットのアートワークも理解してもらえると思うし、アルバム・タイトルの「ORDER」もシックリくると思う。

--- バンドのロゴがアルバム毎に新しくなってるよね。いつのロゴが一番気に入ってる?

もちろん最新のヤツ(笑)!でもほんとに、今回のロゴは初めて次の作品でも続けて使おうと思ってるんだよね。

profile

MAROONは、98年初頭にドイツのNordhausenにて結成したメタルコア・バンド。
当初は、EARTH CRISISなどのアメリカン・ニュースクール・ハードコアの影響を反映させた音楽性であったが、徐々にメロディック・デスの影響が色濃くなり、現在のブルータルなメタルコア・サウンドに到達した。なお、彼らを語る上では精神性も重要である。政治的な姿勢とヴィーガン・ストレート・エッジの信念に基づいた歌詞についても忘れてはならない。
結成以来、コンスタントにツアー、アルバム制作を行ってきたMAROONは、今年、09年に5枚目のフル・アルバムとなる本作「ORDER」を完成させた。本作はMAROONの集大成ともいうべき凄まじいアルバムとなっている。メロディック・デスの叙情性と疾走、ハードコア譲りのビッグ・ブレイクダウンが見事なまでに溶け合い、超強力なブルータル・サウンドを叩き付けているのだ。
06年のINDEPENDENCE-D以来、2度目の来日が、09年8月末にBLOOD AXE FESTIVAL 09にて実現する。ヨーロッパを代表するメタルコア・アクトの強力なパフォーマンスを見せてくれることだろう。