大河元気インタビュー 1！

2009年5月29日 (金)

大河元気　profile

大河元気（おおかわげんき）
1987年8月26日生まれ　血液型：Ｂ型　愛知県出身

2005年、舞台「Ｓｗｉｔｃｈ」で初舞台を踏み俳優デビュー。

翌2006年、大人気の舞台・ミュージカル版「テニスの王子様」オーディション合格を機に上京、切原赤也役でブレイクし、本格的活動に入る。

2007年、2008年と数多くの映画、舞台に出演し、2009年公開の映画も「花婿は18歳」（主演）、「第２写真部」、「ビートロック☆ラブ」（木村虎太郎役）、「カフェ代官山Ⅲ～それぞれの明日～」、「パニック4rooms」等、既に複数が決定している。

現在ｗｅｂラジオ「大変おそれいりますが、大河元気のラジオです」（メインパーソナリティ）も大好評放送中。 2009年1月、「KITE」で待望の歌手デビュー（配信のみによる販売）。自身が暖めていた思いを詞でも表現している。

大河元気オフィシャルサイト

大河元気ブログ "元気の素"

動画コメント (5/13 ポニーキャニオン本社にて)
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大河元気　SPECIAL INTERVIEW

2009年5月13日
ポニーキャニオン本社にて

--- 俳優としてご活躍していらっしゃいますけど、今回歌手デビューということで、まずはどういった経緯で歌手デビューすることになったのでしょうか？

ラジオ（「大変恐れ入りますが、大河元気のラジオです。」）に始まり、歌ってみようかという話になりまして、僕のマネージャーとラジオのディレクターさんに、ポニーキャニオンの方に共通の知り合いの方がおりまして、そこから話がはじまり、今に至ります。

--- 歌は以前から歌ってみたかったんですか？

そりゃ、歌ってみたかったですけど、出来るとは思っていなかったし、びっくりしてます（笑）

--- レコーディングしてみていかがでしたか？

うーん、とにかく楽しかったっていうのが大きいですね。

--- では、1曲ずつ曲の解説をお願いできますか？

...出来ないことはないです。

--- やって頂いてもいいですか？

ガンバルぞ。オー！

--- 1曲目はアルバムタイトルにもなっています「RISE」。これはどんな曲ですか？

カッコいい曲です。単純にカッコいい曲です。この曲は、ゴチャゴチャ言うのではなく。歌詞も凄いカッコいいし、曲の感じもカッコいいし。歌っていて凄く楽しかったし、聞いてても楽しい。誰が聞いてもカッコいいと思ってもらえる曲じゃないかなと思ってます。

--- 2曲目は作詞もなさっている...

「KITE」！これは一番最初の曲って事で、もの凄い思い入れが深いですね。この曲は逆境に負けない的なところが凄い強いんですよ。

--- 大河さんも「逆境には負けたくない」ですよね。

負けたくないけど、弱いですよ。

--- そうなんですか？

強くはないです、僕は。

--- じゃあ、負けない負けないって言い聞かせてるんですか？

負けたくない、負けたくないって言い聞かせてるんです。なんとかしなきゃいけないって、思ってます。この曲は、絵だと大人になった自分が小さい頃の自分を励ますみたいな。考えとして、結果が過程を正当化するっていう考えがあって、しっかり育った大人になった自分が小さい頃の悩んでる自分を励ますみたいなイメージで作った曲だったんですよね。

--- では歌詞の中の「君」っていうのは。

小さい頃の自分だったりします。

--- そう思って聞くと「あの日の夢　重ねてみるよ」という歌詞とか、イメージが膨らみますね。

はい。

--- 作詞については、最初から作詞をお願いしますというお話だったんでしょうか？それともご自身で「書きたい」とおっしゃったんでしょうか？

（作詞を）やってみようかっていう話になって、もう一人の作詞家さんと一緒に共同でってなって。その作詞家さんから「いろいろワードを投げてもらえれば」って言っていただいたんですけど、自分でも何が言いたいのかよくわかんなかったんで作詞家の方に大体こんなイメージでって絵を描いてお渡しして、（詞を）書いてもらいました。

--- その絵はどんな絵だったんですか？

...言わないね、言わないでおこうかな（笑）恥ずかしいっすよ、時間がたっちゃうと・・・絵を描いたその日の晩に聞いてもらわないと（笑）

--- 今思い出しても恥ずかしくて言えない、みたいな。

葬り去りたい記憶だよね、あれは。

--- その絵を見て、作詞家の方が「KITE」という言葉を出してきたんでしょうか？

こんなにうまく汲み取ってもらえるのかっていうくらいに、曲のイメージを汲み取ってもらえたので。

--- それは1枚の絵なんですか？

はい、1枚の絵です。1枚であれだけ汲み取ってもらえたのは凄いなと。

--- 3曲目は「JUST ONE」

これは、用意された曲をとにかく一つの役として歌ってみたっていう曲です。ちょっと大人な感じで。

--- ちょっとワイルドな感じでしたね。

アダルティックな。あんまり見れない大河の一面ていう感じの曲ですよね。これはジャスクリライブで歌って恥ずかしかった。堂々と歌っておいて、歌いきった後で、うわー恥ずかしいってなりましたから。

--- 歌ってる時はなりきって

そこはまぁ、役者ですからね。しっかりやりますけど。恥ずかしかったです。

--- 4曲目は「月」

バラード。これは作詞に携わらせていただいたんですけど。

--- この曲も「KITE」みたいに絵でイメージを伝えたんでしょうか？

この時期にとにかく考えていた事が、本当に自分がダメ人間だという事で。ただ、不思議な事にたくさんの仕事をさせてもらえてるし、いろんな方が舞台を見に来て頂いてますし。それが、ファンのみんなのおかげだなと思って。そのファンの人たちへの思いを書いてみようかなと思ってた書いた絵です。

--- 迷っている時期はもう過ぎましたか？

迷ってますよ！今でも。今でもこの道選んで間違えたかなといっつも思いますもん。

--- それは一生続くんでしょうかね。

それはずっとあるし、何をやってたって思うんだろうなと思ったら、現状維持とかそこから先に進むしかないなと思えるようになりましたね。曲と関係なくなっちゃったけど（笑）