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ローリング・ストーンズ・カヴァー列伝

2009年5月8日 (金)

ローリング・ストーンズ・カヴァー列伝


 ミック、キースともに花の大学中退組という薀蓄を知らなくとも、
どこかで一度は耳にしているであろうストーンズ代表曲13曲のカヴァーから、104アイテムを厳選。




「サティスファクション」
                                  -- Satisfaction --

   1965年にリリースされ、全米シングル・チャートで4週連続No.1を記録。ストーンズにとって初のミリオンセラー・シングルとなった「(I Can't Get No) Satisfaction」。それまで、ブルース、R&Bのカヴァーがレパートリーの多くを占めた中で、ミック、キースのソングライティング能力の高さを、初めて世に知らしめたと言ってもよい1曲。オリジナルLPは、『Out Of Our Heads』(USヴァージョン)に収録。

 彼らが敬愛してやまないサザン・ソウルの巨人オーティス・レディング、女王アレサ・フランクリンが、60年代にこの曲を取り上げており、数多存在するカヴァーの中でもベストと呼べる熱いパフォーマンスを堪能できる。また、フランシス・フォード・コッポラ監督映画「地獄の黙示録」に挿入された「Satisfaction」も実に強烈なインパクトを持っていた。

復活!! The Timers ザ・タイマーズ
『復活!! The Timers』
 

 タイマーズの95年3月に日清パワー・ステーションで行ったライヴ音源に、阪神大震災のチャリティー・シングル「サヨナラはしない」を加えた復活盤。
Live In Europe Otis Redding
『Live In Europe』
 

 不世出のR&Bシンガー、オーティス・レディングが飛行機事故で亡くなる年、67年に残した歴史的ライヴ。Staxのレヴューからオーティスが歌ったものを集めた1枚。
Soul Of Man Manfred Mann
『Soul Of Man』
 

 グループ再評価のきっかけにもなった67年の名編集盤。インストゥルメンタル・ナンバーばかりを集めたもので、モッズから人気の高い1枚。
Golden Hits シーナ & ロケッツ
『Golden Hits』
 

 2008年にデビュー30周年を迎えたシーナ&ロケッツのアルファ時代のベスト盤。監修・選曲は山名昇氏。
Aretha In Paris Aretha Franklin
『Aretha In Paris』
 

 アレサ・フランクリンの初の海外ツアーであったヨーロッパツアーの千秋楽、68年5月7日、フランスはOlympia Theaterで行われたライヴの模様を収録。
Origins The Baskervilles Affinity
『Baskervilles』
 

 グルーヴィーなハモンド・オルガンとシャープなブラス・サウンド。そこに加わるリンダ・ホイルのヴォーカル。英ジャズ・ロック・グループ、アフィニティの70年唯一作。
Avalanche: 雪崩 Mountain
『Avalanche: 雪崩』
 

 73年の日本公演後に再集結したマウンテンが発表した『雪崩』。サウンドはレズリーの意向が強調されたものになり、サザン・ロック的な志向が強い。
Concert Tour 1997 サーモスタットな夏 沢田研二
『Concert Tour 1997』
 

 97年コンサート・ツアーのファイナル、日比谷野音でのライヴを収録。「Time Is On My Side」、「Day Tripper」、「Satsfaction」のメドレーが圧巻!




「悪魔を憐れむ歌」
                   -- Sympathy For The Devil --

   『Beggars Banquet』の冒頭を飾る「Sympathy For The Devil(邦題:悪魔を憐れむ歌)」。ハイド・パークにおけるブライアン・ジョーンズ追悼フリー・コンサートでは、アフリカのパーカッション部隊を勢揃いさせ、15分を超える覚醒的なグルーヴの渦に、20万の聴衆を飲み込んでゆくという名演を残している。

 近年、比較的有名なカヴァーとしては、ズボンズのドン・マツオがソロ(またはグループ)でのライヴ・ステージで演奏するものがあり、CD音源化を切望されている1曲と言えそうか。ガンズ・アンド・ローゼズのそれは、ご存知、ブラッド・ピット人気を決定的なものにした映画「インタビュー・ウィズ・バンパイア」のサウンドトラックに提供されたもの。U2によるカヴァーも有名で、DVD『Rattle&Hum: 魂の叫び』に収録されている。

These Foolish Things: 愚かなり わが恋 Bryan Ferry
『These Foolish Things』
 

 ロキシー・ミュージックと並行して制作された73年のブライアン・フェリーの1stソロ。ストーンズほか、ボブ・ディラン、スモーキー・ロビンソンなど全曲カヴァーで構成。
Live At Roxy Jane's Addiction
『Live At Roxy』
 

 ”オルタナの祖”ペリー・ファレルが率いたジェーンズ・アディクションの87年デビュー作。地元L.A.の名門ライヴ・ハウス、ロキシーでのステージを収録したライヴ盤。
Fragile 畠山美由紀
『Fragile』
 

 畠山美由紀の音楽的ルーツが色濃く反映されたカバー・アルバム。オリジナルな歌声、斬新なアプローチによって、「悪魔を憐れむ歌」などが蘇る。
Jackassolantern Widespread Panic
『Jackassolantern』
 

 グレイトフル・デッド・チルドレン最右翼のジャム・バンド、ワイドスプレッド・パニックのカヴァー・アルバム。
Greatest Hits Guns N'Roses
『Greatest Hits』
 

 衝撃のデビューを飾った87年の「Welcome To The Jungle」から、ストーンズ・カヴァー「悪魔を憐れむ歌」(94年)まで、ガンズ・クラシックスを14曲収録。
When Do We Get Paid Jimmy Carl Black
『When Do We Get Paid』
 

 フランク・ザッパ率いるマザーズ・オブ・インヴェンションの初期ドラマーとして知られるジミー・カール・ブラックの98年リーダー作。
Under Covers Ozzy Osbourne
『Under Covers』
 

 オジー・オズボーンのBOXセット『Prince Of Darkness』に収録されていたカヴァー・ソング集の単体盤。ストーンズ、ビートルズなどをオジー流にカヴァー。
3 Blood Sweat&Tears
『3』
 

 アル・クーパーが在籍していたことでも知られる、大所帯ブラス・ロック・グループ、ブラッド・スウェット&ティアーズの70年発表の3rdアルバム。「悪魔を〜」組曲は聴き応え十分。




「夜をぶっとばせ」
           -- Let's Spend The Night Together --

   「Let's Spend The Night Together」=「夜を一緒に過ごそうぜ」という歌詞が、破廉恥な性的表現として、当時のラジオ・オンエア、TVショー諸々のオンエアを許されなかった1曲。「The Night」を「Some Time」と換えて、1967年のエド・サリヴァン・ショーに出演したことはあまりにも有名。時は経ち、2003年のワールド・ツアー、中国公演においても、同政府から”性的表現が含まれている”という理由で、この「夜をぶっとばせ」、「Brown Sugar」、「Honky Tonk Women」、「Beast Of Burden」の演奏を禁止するよう要請されたという。

Aladdin Sane David Bowie
『Aladdin Sane』
 

 デヴィッド・ボウイが73年に発表したベスト・セラー作。ジャズ〜ラテン・タッチやスパニッシュ風味、ロックンロールまでと全体的に幅広い音楽性を聴かせる1枚。
Vintage Collection オックス
『Vintage Collection』
 

 廉価ベスト盤「Colezo!」シリーズ。GS最盛期の67年に登場したオックスは、メンバーがライヴ中に感極まって失神するというステージングは、ファンの大量失神という社会現象まで巻き起こした。
Lay Down The Law Keel
『Lay Down The Law』
 

 ロン・キール(vo)率いるUSの正統派HMバンド、キールの84年発表1stアルバム。
Let's Spend The Night Together CCCP
『Let's Spend The Night Together』
 

 幻の80sハード・ポップロック・グループ、CCCPの86年唯一作。後にエイジアに加入するジョン・ペインがヴォーカルで参加。
Electric Mud Muddy Waters
『Electric Mud』
 

 シカゴ・ブルースの帝王、マディ・ウォーターズが、ジミヘンに逆インスパイアされ制作した68年作。サイケデリックでエレクトリックなブルースに挑戦した野心的作。
Garcia -Comppliments Jerry Garcia
『Garcia -Comppliments』
 

 ”キャプテン・トリップ”ことグレイトフル・デッドのジェリー・ガルシアの74年ソロ2ndアルバム。ユルく甘めな、蜂蜜のような「夜をぶっとばせ」。
Let's Spend The Night Together: 夜をぶっとばせ Claudine Longet
『Let's Spend The Night Together』
 

 60年代後半をコケティッシュに彩った歌姫、クロディーヌ・ロンジェの72年発表のラスト・アルバム。ケン・マンスフィールド制作の下生み出された極上のソフト・ロック。
Keeps Us Off The Streets Hello
『Keeps Us Off The Streets』
 

 「Tell Him」等のヒットで当時日本でも人気を博した4人組実力派アイドル・グループ、ハローの77年のアルバム。




「ストリート・ファイティング・マン」
                                -- Street Fighting Man --

   ヴェトナム戦争反対に端を発した、1968年5月のパリ革命のデモに触発され、そのデモ行進にも参加したミックがペンを走らせた「Street Fighting Man」。当時の時代背景も含んだ”革命歌”として、69年からの北米ツアーのセットリストでは、ラストの大団円曲として演奏されている。

 オアシスの98年のシングル「All Around The World」のカップリングには、原曲に忠実な「Street Fighting Man」のカヴァーが収められている。目下廃盤中ということなので、中古屋などでお見かけの際には、是非とも即座のご購入をおすすめしたい。

An Old Raincoat Won't Ever Let You Down Rod Stewart
『雨の日とレインコート』
 

 ロッド・スチュワートの69年記念すべき1stソロ・アルバム。後に参加するフェイセズ的ルーズ感覚と、英国トラッドの香りが同居。「Street〜」を大胆アレンジ。
Best Of: You're My Everything Santa Esmeralda
『Best Of』
 

 78年に、「Don't Let Me Be Misunderstood」(悲しき願い)が大ヒットしたサンタ・エスメラルダのベスト盤。
Renegades Rage Against The Machine 『Renegades』  

 ザック・デ・ラ・ロッチャ脱退後に、レイジ・アゲインスト・マシーンが発表したカヴァー・アルバム。ヒップホップ楽曲の独自解釈にも注目。
Too Tough To Die Ramones
『Too Tough To Die』
 

 バンド活動休止期間にピリオドを打つべくして放たれた85年作。復活作に相応しい気合とエネルギーに満ちた傑作。ハードコア・パンクさながらのスピード感に痺れる。
Spade File -The Mods Rockaholic Best THE MODS
『Spade File』
 

 自主レーベル、Rockaholic設立からの5年間が詰まったベスト。代表曲、未発表曲、そして、ストーンズ「Street〜」など、ファン垂涎のカヴァー曲も収録。
Wheels Of Steel Saxon
『Wheels Of Steel』
 

 NWOBHMの代表格としてシーンに君臨し続けるサクソンの最高傑作と謳われる、80年発表の2ndアルバム。
Red White & Crue Motley Crue
『Red White & Crue』
 

 2005年にオリジナルのラインナップで復活したモトリー・クルーの2枚組ベスト。新録4曲の中でも特に際立つのは、やはりストーンズ「Street〜」のカヴァー。
Not Them、You Lake Trout
『Not Them、You』
 

 ボルチモアの5人組ジャム・バンド、レイク・トラウトが、ポスト・ロック路線にシフト・チェンジした2005年作。




「ジャンピン・ジャック・フラッシュ」
                                    -- Jumpin' Jack Flash --

   「Satisfaction」と並んでストーンズの代名詞とも言える1曲。キース必殺のオープンG(または、オープンE)チューニングによるおなじみのリフがかき鳴らされる瞬間の高揚感に勝るアクメは、今だロック・シーンには存在しない?

 ウーピー・ゴールドバーグ主演の映画『Jumpin' Jack Flash』(86年)に使用された、アレサ・フランクリンによるカヴァーは、キースがギター&プロデュースで参加。PVには、ウーピー、キース、ロニーが出演している。そんなキースとロニーのニュー・バーバリアンズによる「Jumpin' Jack Flash」(79年のライヴ音源)も、音質はイマイチながら、本隊のヴァージョンよりもゴツゴツした男くさい仕上がりで必須。

Greatest Hits 1980-1994 Aretha Franklin
『Greatest Hits 1980-94』
 

 “クイーン・オブ・ソウル”アレサ・フランクリンのアリスタ期のベスト盤。86年発表の「Jumpin'〜」には、キース・リチャーズが、ギター&プロデュースで参加。
Leon Live Leon Russell
『Leon Live』
 

 レオン・ラッセルの73年のライヴ盤。71年、ストーンズとのツアーに同行した成果が「Jumpin'〜」にもよく顕れている。
Live Johnny Winter
『Live』
 

 ストーンズとの交流も深い”100万ドルのギタリスト”ジョニー・ウィンターの71年ライヴ・アルバム。リック・デリンジャーを従えたハードでスリリングなステージを。
I Love Warriors 1986-1987 ニッキー&ウォリアーズ
『I Love Warriors』
 

 日本パンク界の伝説の歌姫、ニッキーの全貌がここに!86年の1st『Dreams』に、初期シングル、EP楽曲、未発表ライブ音源を追加収録した絶頂期の記録。
Greatest Hits Terence Trent D'arby
『Greatest Hits』
 

 TTDキャリア初のベスト盤。欧州盤は2枚組となり、「Jumpin'〜」に加え、「Under My Thumb」のライヴ・テイクも収録。
Wind Of Change Peter Frampton
『Wind Of Change』
 

 ピーター・フランプトンが、アンディ・バウン、ビリー・プレストン、リンゴ・スター、ミック・ジョーンズら豪華なミュージシャンの協力を得て完成させた72年の1stソロ作。
Sunshower Thelma Houston
『Sunshower』
 

 ジム・ウェッブ制作によるテルマ・ヒューストンの69年1stアルバム。眩しいくらいのサンシャイン・ソウル群の中に「Jumpin'〜」がポツンと。
Ananda Shankar Ananda Shankar
『Ananda Shankar』
 

 ラヴィ・シャカールの甥で、シタール音楽の伝統を継承しながらも、電化ロックに傾倒したアナンダの70年作。シタールの幻想音とロックが違和感なく融合されている。




「ワイルド・ホーセズ」
                           -- Wild Horses --

   60年代後半、カントリー・ミュージックをはじめ、アメリカのルーツ・ミュージックの”いろは”や素晴らしさをキースに伝授した、グラム・パーソンズ。バーズ、フライング・ブリトー・ブラザーズ、ソロ活動での功績は、カントリー・ロックから現在のオルタナ・カントリーに繋がるシーンの礎を築いた。73年、ドラッグ過多が原因となったグラムの死は、「生涯の友人」と現在もこぼすキースに、ブライアン・ジョーンズの死以上のショックを与えた。「Honky Tonk Woman」は、グラムとの交流から生まれた1曲としても知られ、この「Wild Horses」は、そんなグラムに、キースとミックが贈った曲と言われている。

 下述の「Angie」と並んで、女性アーティストによってカヴァーされる割合が幾らか多いのは、気のせいではないはず。ストーンズのサポートメンバーのひとり、ティム・リース(sax,key)が2005年にリリースしたアルバム『The Rolling Stones Project』収録の「Wild Horses」のカヴァーでは、あのノラ・ジョーンズがヴォーカルをとっている。男性陣では、ガンズ・アンド・ローゼズが、ライヴ・レパートリーに加えていたものが有名。「Patience」の前にちらりとワン・コーラス披露していたと記憶している。

Unplugged Alicia Keys
『Unplugged』
 

 アリシア・キーズたっての希望により2年半ぶりに復活したMTVアンプラグド・ライヴ。マルーン5のアダム・レヴィンとのデュエット・カヴァー「Wild Horses」を収録。
See You As I Do Traincha
『See You As I Do』
 

 バート・バカラック作品集でもおなじみのオランダのジャズ・シンガー、トレインチャことトリーンティ・オーステルハイスの2005年作。
Caterpillar Elisa
『Caterpillar』
 

 現在のイタリアのポップス・シーンを代表する女性シンガー、 エリーサ。ロック、ブルースなどの要素を取り入れたサウンドと、美しいファルセット・ヴォイスが魅力。
Everlasting Rachel Z
『Everlasting』
 

 ステップス・アヘッド等NYのフュージョン・シーンで活躍するキーボード奏者、レイチェル Zのロック/ソウル・カヴァー集。
Sin City: Very Best Of Flying Burrito Brothers
『Very Best Of』
 

 キース・リチャーズにも多大な影響を与えたカントリー・ロック界の君主、グラム・パーソンズが在籍したフライング・ブリトー・ブラザーズの1st、2nd作のカップリング盤。
Labelle Labelle
『Labelle』
 

 パティ・ラベル、ノナ・ヘンドリックス、サラ・ダッシュによるガールズR&Bトリオ、ラベルの71年作。当時、ストーンズやフーのツアーにも同行していた。
Wild Horses Rock Steady Johnny Hammond
『Wild Horses Rock Steady』
 
 60年代にはジョニー・ハモンド・スミスと名乗っていた、”コテコテ”系オルガン奏者のKUDUレーベル1作目。黒っぽい「Wild Horses」を。
Blind Sundays
『Blind』
 

 英国伝統のギター・ポップ・サウンドと、歌姫ハリエット・ホイーラーのヴォーカルでインディ・ファンから愛されているサンデイズの92年名作2ndアルバム。




「悲しみのアンジー」
                                      -- Angie --

   リリース当初、当時のデヴィッド・ボウイ夫人、アンジェラにミックが捧げたという噂が流れた「Angie(邦題:悲しみのアンジー)」。実際は、キースが、愛娘ダンデライオン(アニタ・パレンバーグの間に生まれた長女)に捧げたという説が最有力。後に、ダンデライオンは、アンジェラと改名している(させられている)。Amコードから爪弾かれる、この”分かり易いバラード”は、日本国内でも大ヒットを記録。12、3年前にもTVドラマの主題歌として使用されていたことは有名。

 沢田研二が、73年、中野サンプラザ・ホールで行なったライヴの模様を収録した『JULIE Z 沢田研二リサイタル』(乞CD化!)、ステレオフォニックスの99年のシングル「Hurry Up & Wait」のカップリング等、現在、比較的入手が困難なものにも聴くべきカヴァーが多い。

Love Wars Womack&Womack
『Love Wars』
 

 ボビー・ウーマックの弟、セシルと、サム・クックの娘リンダによる夫婦デュオの83年1stアルバム。LAの仕事人達をバックにした「Angie」は、メロウ且つタイト。
Inspiration Information A.Beedle / H.Andy
『Inspiration Information』
 

 ベテラン・レゲエ・シンガー、ホレス・アンディと、X-Press 2のメンバーとして知られるアシュリー・ビードルによる奇跡のコラボ・アルバム。
Seven 綾戸智絵
『Seven』
 

 多方面で活躍する綾戸智絵の2004年作。ジャズ古典に加え、ストーンズ「Angie」の弾き語り、ステッペン・ウルフ等のロック楽曲を独特の綾戸節で聴かせる。
Crucify(EP) Tori Amos
『Crucify(EP)』
 

 艶のある歌声と柔らかなアコースティック・サウンドで人気のUSシンガー・ソングライター、トーリ・エイモスの92年EP。
1990-1994 La Ley
『1990-1994』
 

 ラテン・アメリカ圏で爆発的な人気を誇る、チリのラテン・ロック/ポップ・グループ、ラ・レイの91年デビュー・アルバム。
Mig Mig
『Mig』
 

 豪州のシンガー、ミグの2007年Deccaからのデビュー・アルバム。「アンジー」をはじめ、デヴィッド・ボウイ、スティング、パール・ジャム等のカヴァーで構成。
悲しみのアンジー European Jazz Trio
『悲しみのアンジー』
 

 オランダを代表するジャズ・ピアニスト、マーク・ヴァン・ローン率いるヨーロピアン・ジャズ・トリオによる2001年ポップ・カヴァー・アルバム。
Pop Artificielle lb
『Pop Artificielle』
 

 アトム・ハートが、99年にlb名義で発表した珍盤。ストーンズほか、JB、プリンス、ジョン・レノン、坂本龍一らの名曲を魅惑のロボット・ヴォイスでカヴァー。




「ホンキー・トンク・ウィメン」
                                      -- Honky Tonk Women --

   ブライアン・ジョーンズの死、ミック・テイラーの加入、ハイドパーク・コンサート・・・変革期にあったストーンズが60年代を締めくくった大ヒット・シングル「Honky Tonk Women」。安酒場にたむろするオンナ達の悲哀を歌ったこの曲。ライ・クーダーから教示を得たというキースのオープンGリフ、ダルでレイジーなミックのヴォーカル、ファンキーでスワンピーなサビ・コーラス。70年代以降のストーンズ・サウンドを決定付けたという点では、「Satisfaction」、「Jumpin' Jack Flash」以上に重要な曲と言えそう。

 本家が75年のツアーのオープニング曲として「Honky Tonk Women」を演奏したのに先がけること5年。あのザ・タイガースは、70年の田園コロシアムでのリサイタルで、本曲をオープニング・チューンとして演奏している(因みに、2曲目は「Satisfaction」)。60年代後期のミック・ジャガーのエロチシズムを受け継ぐプリンスも、ライヴでは過去何度も「Honky Tonk Women」をカヴァーしている。

Hardest Night Live 松田優作
『Hardest Night Live』
 

 主演映画「ヨコハマBJブルース」のサントラ的意味合いをも持つ、81年のライヴ盤。バックはクリエイションとエディ藩。日本語訳の「Honky〜」がエラいことに!
Sleepness Nights Gram Parsons
『Sleepness Nights』
 

 フライング・ブリトー時代やソロ・アルバムのアウト・テイクを収め、全てカヴァー曲で構成された、グラムの死後、76年に発表されたアルバム。
What You Hear Is What You Get: Live At Carnegie Hall Ike&Tina Turner
『Live At Carnegie Hall』
 

 アイク&ティナの絶頂期、71年カーネギー・ホールにおける傑作ライヴ盤。ティナのダイナマイト・ソウルと、アイクのエグいロッキン・ギターにシビレまくり。
Lovejoy Albert King
『Lovejoy』
 

 BBキング、フレディ・キングらと並ぶブルース・ギタリスト”3大キング”のひとりとして知られるアルバート・キング。71年Staxからのファンク・ブルース傑作。制作はドン・ニックス。
11-17-70 Elton John
『11-17-70』
 

 70年、大スターになる直前のエルトン・ジョンが、来日時にFMラジオ局に残したスタジオ・ライヴ盤。ピアノ・トリオによるグルーヴィな演奏が堪らない。
Trick Bag Meters
『Trick Bag』
 

 ニューオリンズ・ファンクの雄ミーターズ。同郷のアール・キングを招いた表題曲の他、ディスコ等を取り入れた楽曲等、元は、スタジオ・リハーサル音源だったものを纏めた1枚。
Rock N Roll Circus: Live Wolverhampton Civic Mott The Hoople
『Rock N Roll Circus』
 

 モット・ザ・フープルの72年ロックンロール・サーカス・ツアーの模様を収めたライヴ・アルバム。「すべての若き野郎ども」でブレイクする直前の熱いステージを楽しめる。
Peace & Love Pogues
『Peace&Love』
 

 元祖アイリッシュ・バンド、ポーグスの89年作の4thアルバム。スティーヴ・リリーホワイト制作。ケルト魂全開の「Honky Tonk〜」が痛快。




「アンダー・マイ・サム」
                             -- Under My Thumb --

   1966年のアルバム『Aftermath』に収録された「Under My Thumb」。オリジナル・スタジオ・ヴァージョンは、ブライアン・ジョーンズのマリンバが印象深い仕上がりだったが、81年のUSツアーのオープニング曲として演奏されたライヴ・アルバム『Still Life』、2005〜06年のワールド・ツアーを纏めたDVD『Biggest Bang 』等、後年聴くことができるライヴ・アレンジは、キース、ロニーのざっくりとしたコンビネーション・ギターにテンション↑↑確実なものとなっている。

 ザ・フーによるカヴァーは、67年にミック、キース、ブライアンが麻薬不法所持で逮捕された際、支援基金を集めるために「Last Time」をA面に録音・制作したシングル(邦題は、「俺の指図で」!)。ほか、ボブ・ゲルドフ曰く「”ジャガー/リチャーズ/ゲルドフ”ってクレジットが見たかった」という単純明快な理由で、81年『Mondo Bongo』で取り上げられたブームタウン・ラッツによるパンク・カヴァー(「Under Thier Thumb」と改題)などもおすすめしたい。

Odds And Sods The Who
『Odds And Sods』
 

 貴重な未発表テイクなどを纏め、ジョン・エントウィッスルが全曲をミックスしたフーの企画アルバム。邦題は『不死身のハード・ロック』(74年発表)。
A Live タイガース
『A Live』
 

 副題「同窓会記念コンサート・ライブ」。82年の再結成時、最終ライヴの貴重な記録で、GS絶頂期とは異なる、”大人のタイガース”を堪能することができる。
This Is My Bag / Total Commitm Del Shannon
『This Is My Bag / Total Commitm』
 

 「悲しき街角」のヒットでおなじみのポップ・シンガー、デル・シャノンの2枚の66年作のカップリング盤。
Flyte Flowerz
『Flyte』
 

 67年にリリースしたシングル「Flyte」で有名なペンシルヴァニアのガレージ・サイケ・バンド、フラワーズのアンソロジー盤。荒削りなファズ・サウンドにヤラれる。
Basement Tapes -Sunny Day: 未発表スタジオ セッション ルースターズ
『Basement Tapes』
 

 オリジナル・ルースターズによる全曲未発表音源によるスタジオ録音作。”ライトニン・スリムな”ジャケもウレシイ。
White Light, White Heat, White Trash Social Distortion
『White Light, White Heat, White Trash』
 

 西海岸オレンジ・カウンティ発、マイク・ネス先輩率いるソーシャル・ディストーションの96年作。
Up And Away Kingsmen
『Up And Away』
 

 「Louie Louie」の大ヒットで知られる、ポートランドの元祖ガレージ・バンド、キングスメンのリン・イーストン(vo,sax)在籍時最後のアルバム。
Cover Up Ministry
『Cover Up』
 

 ミニストリー最後のスタジオ作品となるカヴァー・アルバム。プロングのトミー・ヴィクター、故ポール・レイヴンの他、フィア・ファクトリー、スタティック-Xのメンバーらが参加。




「ギミー・シェルター」
                                -- Gimme Shelter --

   1969年のアルバム『Let It Bleed』のオープニング・チューン「Gimme Shelter」。トレモロを深めにかけたキースのアルペジオに導かれ、プロデューサーのジミー・ミラーによるギロとマラカス、そして、メリー・クレイトンのコーラスが妖艶に絡む。何度聴いても鳥肌が立つイントロ。張り詰めた緊張感、退廃的な歌詞・・・69年という混沌とした時代を見事に表現した1曲。90年代以降のライヴでは、ミックと女性コーラスのリサ・フィッシャーとの掛け合いが、この曲の見せ場となっている。また、キースも、2ndソロ・アルバムのツアーにレパートリーとして加えており、そちらでは、ラベルのサラ・ダッシュによるゴスペル仕込みのハイトーン・ヴォイスが炸裂する。シングル「Eileen」のカップリングにライヴ・ヴァージョンが正規収録された(廃盤)。

 「Gimme Shelter」もカヴァーが多い1曲。掲載作品のほかにも、ジョン・メレンキャンプ、ホークウインド、ミート・ローフ、サンダー、ステレオフォニックス、マイケル・ヘッジスによるカヴァーが有名。

Gimme Shelter Merry Clayton
『Gimme Shelter』
 

 「Gimme Shelter」でのミック・ジャガーとの掛け合いで、その名声を不動のものとしたメリー・クレイトンの70年の処女盤。
Survival Grand Funk Railroad
『Survival』
 

 米国暴走列車、グランド・ファンク・レイルロードの71年5thアルバム。同年7月の初来日公演は、雷雨の中の後楽園球場だったそう。
Detroit Detroit
『Detroit』
 

 ミッチ・ライダーズ・デトロイト・ホイールズから発展したデトロイトの71年作品。
Descarga Cal Tjader
『Descarga』
 

 ラテン・ジャズ・ヴァイブ・マスター、カル・ジェイダーの71年Fantasy盤。ムーグを導入したモンド全開の「Gimme Shelter」がスゴい。
Djin Djin Angelique Kidjo
『Djin Djin』
 

 西ベナン出身の女性シンガー、アンジェリーク・キジョーのEMI移籍第1弾アルバム。
Twelve Patti Smith
『Twelve』
 

 パティ・スミスの初カヴァー・アルバム。テレヴィジョンのトム・ヴァーレイン、レッチリのフリー、ブラック・クロウズのリッチ・ロビンソンらがゲスト参加。
Some Girls Wander By Mistake Sisters Of Mercy
『Some Girls Wander By Mistake』
 

 ゴシック・ロックの帝王、シスターズ・オブ・マーシーの80年から83年の間にリリースされた6枚のシングルを収録した編集盤。
Jed Goo Goo Dolls
『Jed』
 

 ”アメリカで最も有名な無名バンド”として米インディー・シーンを席巻したグー・グー・ドールズの89年インディー2ndアルバム。




「ルビー・チューズデイ」
                                   -- Ruby Tuesday --

   1967年にリリースされ、全米シングル・チャートNo.1を獲得した「ルビー・チューズデイ」。アルバムは、『Between The Buttons』(USヴァージョン)に収録。マルチ楽器奏者の面目躍如、ブライアン・ジョーンズがリコーダー、ピアノで素晴らしい味付けを行なっている。60年代ストーンズ屈指のバラード楽曲。89年からのスティール・ホイールズ〜アーバン・ジャングル・ツアーで、初めてライヴのセット・リストに組み込まれ、90年の初来日公演では、多数のオールド・ファンが歓喜の涙を横溢させた。91年のライヴ盤『Flashpoint』からシングル・カットもされた。

Happy Heads 忌野清志郎&Razor Sharps
『Happy Heads』
 

 ソロ作『Razor Sharp』発表後の87年3月25、26日、忌野清志郎が行なった中野サンプラザにおけるソロ・ライヴ。
Story So Far -The Very Best Of Rod Stewart
『Story So Far』
 

 ロッド・スチュワートのワーナー期を中心とした2枚組ベスト。「Ruby〜」は、お蔵入りとなったカヴァー・アルバム用に録られていたもの。
Dreams: Corrs Collection Corrs
『Dreams』
 

 アイルランド出身の兄弟バンド、コアーズの2006年発表のベスト・アルバム。「Ruby〜」には、ロン・ウッドが参加。
Eclectic Big Country
『Eclectic』
 

 デビュー当時は、U2の好敵手バンドとして話題をさらった、スコットランド出身のビッグ・カントリーの96年再結成ライヴ。
Nouvelle Vague Sylvie Vartan
『Nouvelle Vague』
 

 シルヴィ・ヴァルタンの最新カヴァー・アルバム。幼い頃から傾倒する60年代のポップス/ロックが、あのハスキー・ヴォイスで甦る。
Wonder Years Soundtrack
『Wonder Years』
 

 NHKでも放送されていた海外ドラマ「素晴らしき日々」のサントラ(89年発表)。ジュリアン・レノンによる「Ruby〜」を収録。
Beautiful People -Greatest Hits Melanie
『Greatest Hits』
 

 伝説のフィメール・フォーク・シンガー、メラニー・サフカのベスト盤。キュートなルックスとは相反する少しハスキーな歌声が◎。
キングスロード オリジナル・ラヴ
『キングスロード』
 

 オリジナル・ラブのカヴァー・アルバム。60年代の洋ポップス/ロックを中心に選曲。田島貴男自らが日本語詞をつけた意欲作。「さよならルビー・チューズデイ」収録。




「黒くぬれ!」
                         -- Paint It Black --

   1966年、英米シングル・チャートを制覇した、こちらもストーンズの代名詞的1曲。ビル・ワイマンがハモンドB3オルガンを弾き(ベースはオーヴァー・ダビング)、ブライアン・ジョーンズが大まかなシタールのリフを作り、完成に漕ぎ着けたものの、クレジットは、「Jagger/Richard」となっている。これには、さすがのビルも後の自伝で「あの曲は、メンバー全員が共作した時に使用する、Nanker Phelge(ナンカー・フェルジ)のクレジットが正しい」と指摘している。

 RCサクセションの「黒くぬれ」は、とにかく痛快丸かじり。「赤いドアなど 見たくもねぇ 洒落たカフェなど 行きたくねぇ」。どアタマから清志郎節炸裂。三浦友和、山口富士夫、ちわきまゆみがバック・コーラスに参加。

カバーズ RCサクセション
『カバーズ』
 

 RCの85年カヴァー作。当時、歌詞の中に原発批判が書かれていたため、東芝が「素晴らしすぎて発売できません」という新聞広告を打ち出し、発売中止となった。
サイドワインダー 井上宗孝とシャープ・ファイブ
『サイドワインダー』
 

 「神の手を持つ」ギタリストとして、寺内タケシと並び称賛された三根信宏が在籍していた、井上宗孝とシャープ・ファイヴの超ガレージな66年の名盤。「黒くぬれ」は、とびきりのデカダン仕様!
Live: Royal Festival Hall David Axelrod
『Live』
 

 サンプリング世代からも絶大な支持を受ける、作曲家/アレンジャー/プロデューサー、デヴィッド・アクセルロッドの2005年英ロイヤル・フェス・ホールでのライヴ盤。
Blackman's Burdon Eric Burdon&War
『Blackman's Burdon』
 

 独特の黒さを放つ、元アニマルズのエリック・バードン、”エリック・バードン&ウォー”名義での70年の2作目。「黒くぬれ」メドレーは灼熱のラテン・ジャズ・アレンジ。
Be Not Nobody Vanessa Carlton
『Be Not Nobody』
 

 新世代シンガー・ソングライター・ブームの源流ともなった、ヴァネッサ・カールトンの2002年デビュー・アルバム。
Who's Gonna Ride U2
『Who's Gonna Ride Your Wild Horses』(CDS)
 

 91年の大ヒット・アルバム『Achtung Baby』からのシングル・カット。カップリングには、「黒くぬれ」に加え、CCR「Fortunate Son」のカヴァーも収録。
World Without End Mighty Lemon Drops
『World Without End』
 

 ネオ・サイケの流れを汲むギター・ポップ・グループ、マイティ・レモン・ドロップスの88年2ndアルバム。原曲に忠実な「黒くぬれ」が好感度大。
魔人伝 W.A.S.P.
『魔人伝』
 

 HR/HM界を代表するエンターテイナー、ブラッキー・ローレス率いるW.A.S.P.衝撃のデビュー・アルバム(84年発表)。




「涙あふれて」
                      -- As Tears Go By --

   ミック、キースによる最初のオリジナル・ソングと言われている「As Tears Go By(邦題:涙あふれて)」は、当時のマネージャー、アンドリュー・オールダムがスカウトしたマリアンヌ・フェイスフル(後にミックの恋人の座を射止める)にプレゼントされ、64年にデビュー・シングルとしてリリースされた。ストーンズは、65年の暮れに「19回目の神経衰弱」のB面曲としてリリース。発表当時は、ビートルズの「Yesterday」と比較された。また、2005年にスタートしたビガーバン・ツアーのセット・リストにも組み込まれ、キースの12弦ギターをバックにミックが朴訥と歌う。そんな甘酸っぱさも覚える一コマは、マーティン・スコセッシ監督の「シャイン・ア・ライト」でもしっかりと確認できる。

 マリアンヌ・フェイスフルは、ミック・ジャガーとのねんごろ関係解消後に、酒とドラッグに溺れ、廃人同然となるものの、80年代にシンガーとして奇跡の復活を果たした。90年には、セルフ・カヴァーとして「As Tears Go By」を、壮絶な人生の代償により焼け爛れた喉で歌っている。

Boots Nancy Sinatra
『Boots』
 

 フランク・シナトラの娘、ナンシー・シナトラが、プロデューサーにリー・ヘイゼルウッドを起用し、アイドルからの脱皮を図った記念すべき1stアルバム(66年発表)。
Marianne Faithfull Marianne Faithfull
『Marianne Faithfull』
 

 ストーンズのマネージャー、アンドリュー・オールダムにスカウトされデビューした、当時17歳のマリアンヌ・フェイスフルの65年1stアルバム。
And I Love Him / Esther Esther Phillips
『And I Love Him / Esther』
 

 ソウルもポピュラーもこなすジャズ・レディ、エスター・フィリップス。65年のAtlanticデビュー作と66年作品とのカップリング盤。
Kafunta PP Arnold
『Kafunta』
 

 英国出身のモッド・ガール、P.P.アーノルドの最高傑作として今も語り継がれている68年発表の2ndアルバム。
Bootlegging The Bootleggers Johnny Thunders
『Bootlegging The Bootleggers』
 

 他に類を見ないジャンキーにして、最高のロックンローラー、ジョニー・サンダースの90年にリリースされた未発表ライヴ音源集。
Buzz Buzz Buzz: Lazy Recordings Primitives
『Buzz Buzz Buzz』
 

 85年、英コヴェントリーで結成されたギター・ポップ・バンド、プリミティヴズのアンソロジー。「涙あふれて」は、89年のシングル「Sick Of It」のカップリングに収録。
Hits Of The 60s Pat Boone
『Hits Of The 60s』
 

 50〜60年代に、エルヴィス・プレスリーの対抗馬として人気を博したポピュラー・シンガー、パット・ブーン。多くの黒人R&B曲をカヴァーしていることでも有名。
Innocent Bossa In The Mirror 三宅純
『Innocent Bossa In The Mirror』
 

 三宅 純+アート・リンゼイ。東西の鬼才の再会によって生まれた”無垢なボサノヴァ”。


その他のカヴァー曲は後日UPします。



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シャイン・ア・ライト