RUNNERS-Hiインタビュー
2009年4月24日 (金)
2009年4月22日、ついにRUNNERS-Hiの待望1stフルアルバム『Endorphin』が発売になりました!そんなRUNNERS-HiのメンバーにHMV本社へ来訪いただきインタビューを敢行!アルバムのことはもちろん、RUNNERS-Hiのことや、それぞれの音楽ルーツ、普段の4人のことから、ドラクエの話まで色々とお話していただきました。それでは、最後までRUNNERS-Hiインタビューをお楽しみ下さい! INTERVIEW & TEXT : 原 (HMV ONLINE) |
自分でも大好きな1枚になったかなと思います。 ――まずは、RUNNERS-Hi結成のいきさつも含めて、バンドの紹介をお願いします。 TEPPEI:最初は、スタジオに一人で個人練習をしにいった時に、メンバー募集の張り紙を見ながらメンバーを探していたんですね。張り紙がいっぱいある中で、みんなパソコンとかで綺麗に作ってるのに、一個だけ手書きですごく汚いのが1枚あったんです。ロックしてるね!みたいな感じで。それがEIJIだったんですけど。それで、僕とEIJIが出会って。そこから、5、6人くらいメンバーチェンジをしましたが、最初は3ピースでやっていたんです。僕ドラムで、EIJIがギターで、ベースボーカルがいて。それから、ギターがもう1本欲しくなって。EIJIに、お前、もっとギターうまくなってもらっていい?っつって(笑)。 EIJI:すいませんっつって。 TEPPEI:それで、新宿ANTIKNOCKのライブの時に、メンバー募集の張り紙を見ていたら、「東京に出てきたばっかりで右も左も分かんないんです。えーん(泣)。」みたいな、謎の張り紙があって、なんだこいつって。それがNAOKIだったんですけど。ギターが好きでメロディックが好きってことだったんで電話したら、初対面だったら普通は「もしもし、張り紙見たんですけど中村君ですか?」って言ったら「あ、はい。」とか言うと思うんですけど、それが、「え?あの、うん。」つって。「んん?」つって。 (一同爆笑) TEPPEI:それで、色々話して、会う日程を決めて電話を切った後、他のメンバーが、「中村君どうだった?」って言うんで、「こいつたぶん頭おかしいと思う」って言って(笑)。 (一同笑) EIJI:実際あったら、あんま変わんなかったね。昔からね。おかしいもんね(笑)。 NAOKI:俺、おかしい人ってことになってるじゃん(笑)。 TEPPEI:それで、 4人になって活動してたんですけど、一昨年の11月に、ベースボーカルが抜けて、解散?とか、本当に落ちるところまで落ちちゃって。結局、僕がドラムから、ベースボーカルになって、ドラムのツジ君は、NAOKIの地元の友達で、何回かうちのライブも観に来ていて、全然知らない人が入るより、ちょっと気心知れているヤツが入ったほうがバンドの雰囲気もいいかなってことで、じゃあ一緒にやろうかと。そして、今に至ります。 ――バンド名の由来は? TEPPEI:たぶん俺、4人くらいにしかまだ言ってないですけど。名前を決めたのが、7年、8年前で、普通にHi-STANDARDが好きだったんですよ。バンド名にHi入れたいなと思って、辞書とかみてたら、RUNNERS-Hiがあって。RUNNERS-Hiってロゴもいいし、意味も、こじつけるて考えるとすごい良いなって思って。走ってて、疲れを越して気持ちよくなっちゃうんだ!って(笑)。今ではもう、愛着も湧いて切っても切れなくなりました。 ――1stフルアルバム『Endorphin』完成おめでとうございます!まずは、出来上がっての率直な感想をお願いします。 TSUJI:すごく嬉しかったですね。RUNNERS-Hiとしては前に全国リリースを1枚出してますけど、僕が入って初めて1stフルアルバムという形で出せたってことはすごい嬉しい。それだけですね。 EIJI:前回、1stミニアルバムを出してるんですけど、その時にやりたいことと、今とは、また変わっていて、やりたいことが大分広がったんですよ。それが全部、今回のアルバムでは出せたかなって、ちょっとやりつくした感があって、聴いててもいろんなことを思い出すし、深い1枚に仕上がったなって思っています。 TEPPEI:バンドやっていてCDが出せるってことはすごい幸せなことで、やってきたものの現時点での集大成みたいなものというのがあって、出来てすごい嬉しいなって思います。ここからまた新しい可能性がすでに出てきてて、これもやっておけばよかったなとか、こういうのもやりたいなとか、また次の作品に繋がるいいアルバムになったと思います。この作品はこの作品で、その時の全力を出し切ったCDなんで嬉しいっす(笑)。幸せです。 NAOKI:僕はもう、率直に、自分でも大好きな1枚になったかなと思います。子供を持つ親バカのように。親バカです(笑)。可愛くて可愛くて仕方がない。それを、色んな人に聴いてもらって、色んな意見を聞きたいです。色んな感想を聞くのが楽しみです。 ――今回、初のフルアルバム、そして、メンバーチェンジ後の初の作品となるわけですが、前作と今作とでは気持ちも思いも違いがあると思いますが? TEPPEI:前作は約3年前に出して、それから初めて全国回ったりだとか、色んな経験をしたり、個人的にも曲作りに対する意識も変わったし、バンドに対しての考え方も色々あるんだな感じたんですけど。それは、自分達なりに今もずっと探している途中ではあるんですけどね。今回は、明らかに前の作品の時とは、根本的な方向が違うのかもしれないですが、やりたいこととか、メンバーそれぞれの意向だとかも大分変わりましたね。あとは、単純に今の自分たちを、すごく見て欲しいです。メンバーチェンジして、ボーカルが変わるっっていうは大きいことだと思うんですが、全部これで良かったんだよっていう。前のRUNNERS-Hiしか知らなくて、今、何やっているの?って思っている人たちに、今、こうなっているよっていうのも伝えたかった。だから、気張りました! ――曲作りはどのように行ってるんですか? TEPPEI:曲は、今作だと僕が8割くらい作っていて、EIJIが作ったのが2曲とNAOKIが作ったのが2曲なんですけど。みんな機械が使えないので、練習の時に「新曲出来たよ〜」って、ギターを持って歌います。各々にその時に受けたファーストインスピレーションとかを話してもらって、どんどん詰めて煮詰めていって曲が出来る感じですね。今後は、中村君(NAOKI)が使っていないMTRを貸してくれるっていうんで、それで作りこんでからやろうかなと思ってるんですけど、今回の作品は原始的な感じで作っていきましたね。 ――曲の案はたくさん出てくるほうですか?それとも、やっぱり苦労して生み出してるんですか? TEPPEI:バンド組んだばかりのときは、EIJIが全部曲書いていたんですよ。僕もEIJIの曲が好きで、EIJIの曲のドラムがたたきたいと思ってバンドに入って。でも、EIJI、曲が出来なくて1年に1曲とかのペースなんですよ。それで俺、ヤバイ、このままだとバンドが止まるって思って、試しに1曲作っていったんですよ。そうしたら、その時にいたベースが、すごいいいじゃん、これやりたいよって言ってくれて。でも当時EIJIは、全部自分で曲を作っていきたいって言っていたんで、俺が作った曲を練習しようかってなると、かき消すんですよ。ジャーーーーンって他の曲やって。で、その時に消えていった曲が原型になっているのが、実は今回も入っている「I want to be your wings」なんですけど(笑)。最初、作曲にあんまり興味なかったんですけど、それから曲を作るようになりました。ペースもそんなに早いほうじゃないと思うんですけどすごい楽しいです。2人もポンポンって曲を作ってきてくれますし。しかも俺の好きな感じの曲だし、2人に期待している部分もあります。今回の10曲目「thread」はEIJIの曲なんですけど、あれは、EIJI節な感じの曲で、俺すごい大好物で。でもあの曲も出来るまで大分時間がかかったもんね?練習の時に「EIJI曲出来た?」「もうちょっと」。その、「もうちょっと」が3ヶ月くらい続いて。 EIJI:あれは苦労したね。 |
|
ページTopへ戻る |
インタビュー
|
|