HMVインタビュー: レイ・ハラカミ

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2009年3月18日 (水)

無題ドキュメント photo by wataru umehara (contrapost)
rei harakami

rei harakami インタビュー
デビューより活動10周年を突破した、京都在住のエレクトリック・アーティスト rei harakami。1998年 日本の優良アンダーグラウンド・レーベル<Sublime>よりファースト・アルバムをリリースした後、その繊細でやさしい独自のサウンドが話題となり、いつしかメジャー・シーンからも注目を浴びる存在に。そして今回、そんな彼のこの10年の仕事ぶりを再確認できるありがた〜いベスト・ワークス集『あさげ』『ゆうげ』をリリースする事となったご本人にメール・インタビューを敢行!人柄が滲み出る、そしてすごーく考えてくれた(と思います)やさしく面白いご回答に担当は感謝&感激&雨あられ、でございます。どうぞ皆様、ごゆるりとお読み下さい。そして読み終わった後には「だから新作を〜!」と心の中でひっそりと呟きましょう。よろしくお願いします。(笑)

「メジャーになりそうで結局ならなかったハラカミというリミキサーがいた事をほんの少し思い出していただければと思います。」


--- 今回は活動10周年、そして『あさげ』『ゆうげ』のリリースおめでとうございます!今回はなぜご自身の作品のベスト盤ではなく、リミックスやリアレンジといったベスト・ワーク集をリリースする事になったんでしょうか?    

レイ・ハラカミ  これまで出したアルバムから選曲しても整合性がなくなるだけなので、それより も、こういう『外注仕事モノ』をまとめて出しておきたかったわけです。明らか に違った側面は見えるはずだと思いますから。実際に、初回限定アナログ盤のみ だったり、廃盤になってたりして、単純に聴く事が出来ない曲が増えていたの で、その辺もすくいあげておきたかったわけです。奇しくも、ほぼ作った順番で入れる事が出来たので、そこも含めて、わかりやすい変遷ではないかと。
そんで、とにかく新作を期待されている方々、本当にすいませんね。遅いですけど作りますから。

--- トラック・リストを見るにつけ 本当に様々な方とお仕事をされていますよね。ご自身ではその辺りはどう思われますか?    

レイ・ハラカミ これだけのアーティストの並び方ってのは、やっぱりアタマがおかしいんではな いかと。メジャーになりそうで結局ならなかったハラカミというリミキサーがいた事をほんの少し思い出していただければと思います。

--- また、今回の2タイトルの中で特に印象に残っているアーティストや作品があれば教えてください。    

レイ・ハラカミ あえて書くなら、Asa-chang &巡礼でしょうか。制作中、楽譜とのにらめっこで かなり辛かったんですが、脳みそが拡張されて行く様な気がしてました。
あと、くるりの『ばらの花』は本気で悩みました。でも、この仕事が無ければ、 矢野顕子さんとお仕事をする事もなかったしなあ…なんて思ってます。

--- 『あさげ』『ゆうげ』というタイトルはどういった経緯でつけられたのでしょうか?    

レイ・ハラカミ ジャケットをご覧いただけばわかるように、今回は、とにかくなんてことのない 日本人の一般的な食卓をジャケットにしたかったという事に由来しております。 最初は『selected~1,2』とかで問題ないかなと思ったんですが、もうちょっと キャッチーなタイトルの方が嬉しいとのご意見がありまして、2枚で『対』にな る様なタイトルにしました。永谷園のインスタントみそ汁とは具体的に関係あり ません。

--- 今回は1枚の作品集ではなく、『あさげ』『ゆうげ』と2枚に分けてのリリースとなっていますが、そこには特にこだわりや理由があったのでしょうか?    

レイ・ハラカミ そりゃあ仕事量がCD1枚分では足らなかったからに決まってるじゃあないですか!
でも、2枚組アルバムって、基本的にお客様買い控えランキング第1位ですからね。それぐらいは僕でもわかります。

--- 自身の作品を一から作る時とリミックス(リアレンジ)する時の違いは何でしょうか?また、他人のリミックスを手掛ける際に特に気を使う事などはありますか?    

レイ・ハラカミ インスト(あさげ)の場合は、基本的になんらかのパーツを使ってくれれば、あとはお好きに…というリクエストがほとんどなので、かなり好きにやりました。
歌もの(ゆうげ)の場合、原曲のメロディは出来る限り全て使うという事を自ら課してました。作曲者はその方が嬉しいんではないかと、その一点において、踏 ん張っておりました。基本的には僕の事を全く知りえなかったであろう人達に向けて、毎度デビュー曲を作る様な感じでやってたと思います。

--- 今後、一緒に仕事をしてみたい(リミックスなどを含め)アーティストや作品があれば教えてください。    

レイ・ハラカミ いやー…。なーんかもっとグダグダなモノも取り込んで行きたいなあと思ってはいます。世間一般的に編集技術が向上した事で、いい加減な要素が音楽から減ってるなあと思ってて、よくも悪くも平均点な音楽ばっかりの様な気はしてます。音楽ってお金じゃないんだよなあと、以前より強く思ってます。

--- 今後のご予定などがありましたらお願いします。ファンとしては新作のリリースが楽しみなところなのですが・・・    

レイ・ハラカミ はい。だからニューアルバム作りますって。サントラとか、もういいから作れって色んな人たちから言われまくってます。 色んなアーティストとコラボとかやった挙げ句に、いつも自分のアルバムは一人で作らなきゃなあと考えてしまう事で、結局、自分で自分の首を絞めて行くわけ です。でも、ソロアルバムを作る行為って、やっぱり何らかの『発見』だと思うんですよね。

--- 最後にこちらのページをご覧の方へメッセージをお願いします。    

レイ・ハラカミ はい。だから作りますって。ライブとか人前に出る機会を出来るだけ減らしてでも作りたいんですって。
ここまで書くと本当に言い訳がましいですね。

--- どうもありがとうございました!    

レイ・ハラカミ ほい。


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