MOONWALK STREETインタビュー
2009年2月4日 (水)
間違いなく注目を集めていくであろうMOONWALK STREETの1stミニアルバム『DIET DEATH COUNT』が2月11日に発売になります。今回は、TOSHIさんとKEIZYさんにインタビューを敢行。全国デビューミニアルバムのことや、全国47都道府県ツアーのこと、好きな音楽などについて聞いてみました。 ※インタビューを最後までごらんにいただいた方には、抽選で素敵なプレゼントが! それでは、MOONWALK STREETのインタビューを最後までお楽しみ下さい! MEMBERS(L→R): TOSHI:Vocal Guitar / KEIZY:Drums / HIDEYOSHI:Bass Vocal 取材/文:原(HMV ONLINE) |
全然知らない俺らを観るというライブの中で、人の心が動いたり、
――では、始めにMOONWALK STREETの結成の経緯をお願いします。 KEIZY:お互い好きな音楽ジャンルは違うんですけど、腐れ縁みたいな感じで出会って2004年6月に結成しました。最初は、俺とTOSHIの二人で始めて、2007年6月にベースのHIDEYOSHIが入って、今の3人になりました。 ――ファーストミニアルバム『DIET DEATH COUNT』の完成おめでとうございます。この作品で全国デビューになるわけですが、出来上がった時はどんな気持ちでしたか? TOSHI:素直に嬉しかったです。いまだに実感が湧かないんですけど(笑)。 KEIZY:実際、嬉しいです。バンド初めて、一つの目標が音源を出すということだったので。こうして、インタビューとかもやっていただいたり、ポスターが出来たり、フライヤーが出来たりっていうので、だんだん実感が湧いているんですけど。録ったのが夏頃なんで、この半年間が長くて、まだ出せないのかっていう歯がゆい気持ちもありましたけど、リリースが近くなってだんだん実感は濃くなってきましたね。 ――実際に完成したのはいつ頃だったんですか? TOSHI:録り終わったのは11月ですね。ずっとツアーを回っていたんで、その合間合間にレコーディングをしていたので、時間がかかりました。 ――今回のタイトルに、自主企画“DIET DEATH COUNT”と同じ名前をつけてますが、最初からこのタイトルにしようというのはあったんですか? TOSHI:最初は全然違いますね。色々と候補を考えていたんですけど、ずっと掲げている名前“DIET DEATH COUNT”でいいかという感じで決まりました。 ――今回の作品には、新曲はどれくらい入っているんですか? TOSHI:7曲中4曲は、DEMOにも入っている曲です。ライブでは、全部やっている曲ですね。
――曲作りはどのようにやっているんですか? TOSHI:自分が全部作詞作曲をやっていて、出来たらスタジオで弾語りで持っていって、そこからみんなでアレンジをしていく感じですね。 ――メロディがすごくいいですが、いいメロディがどんどん浮かんでくるほうですか? TOSHI:浮かぶ時もあるし、出来ない時は、ずっと出来ないですね。そういうときは、もう作らないです。1回の作業で、1曲丸々出来ないと嫌なんですよ。途中まで出来たけど、そこから先が出来なかったら、その曲はやらないです。1日で出来ない曲はダメですね。 ――自分達の音楽で、大切にしていること、意識していることってなんですか? TOSHI:嘘、偽りないことですね。ライブしている時もそうだし、曲を1曲1曲書いている時もそうだし。バンドって人間と同じだと思うんで、どっかに嘘とかが混じっていたら、バンドでついたお客さんも仲間も全部本物じゃないと思う。一人でも多くの人に好かれたいとは思わないですしね。 売れないなら売れないでもいいです。ただ、自分達がちゃんと出せていれば、そのためにやっているから。そこは絶対に大切にしています。 ――全国流通盤を出す前に、すでに、全国47都道府県をツアーで回っていますが、なかなかない感じですよね? TOSHI:リリースしてから回ると、この作品が売れなかったとしても、少なからずCD聴いて待っていてくれる人たちもいるわけじゃないですか。もともとウェルカム的な空気が作ってもらえてたり、好きなバンドが来たっていう目で遊びに来てくれたり。それはそれでありがたいし楽しいんですけど。 無名で知られていない俺らを受け入れてくれる環境があって、全然知らない俺らを観るというライブの中で、人の心が動いたり、仲良くなったりとかがライブだけで成された瞬間っていうのが、最高って思います。 本当に良くないとDEMO CDは買ってもらえないと思うし、本当に良くないと絶対に繋がれないと思うんですよ。 ライブハウスも、メリットないじゃないですか。集客にもならないし、地方のほうに行ったら、俺らがわざわざ行ったがためにバンド集めてくれたり、営業でいったら赤字でしょうし。それでも、行きたいやつがいるんならってやるよっていうライブハウスがあるっていうのは、すごいいいことだと思います。受け入れてくれないライブハウスもあると思うんですよ。でも、47都道府県、すべての都道府県、受け入れてくれる場所があったわけですしね。ライブの30分ていう時間だけで、俺らを知ってもらわないといけないわけじゃないですか。常にアウェイですよね。その空間の中でライブをすることが好きだし。 CD出してもし人気が出たとして、そんな時に、すげえクソみたいなライブしてるのに、お客さんが盛り上がってたりとかは、あまり好きじゃないかなって思うんですよね。本当に良くなかったらどうしようもないっていう。それがライブであってほしいし。知名度だとか、CDを出しているってことで、ちょっと環境が変わったり、お客さんの反応が変わったりするのは、すごい寂しいし、そういうふうになりたくないから、逆に後がないですね。CD出してからは本当に今まで以上に一本一本命かけてライブやらないと。 ――実際、リリース後にも回るわけですが。 TOSHI:でも、絶対嬉しいでしょうね。自分らが全然知らないところで自分らの曲を口ずさんでくれる人がいるっていうのは、ものすごい嬉しいことです。オレはまだ経験したことがないんで。全然知らないところに行って、自分らのことを待ってくれる人がいたり、毎日の生活の中に俺らの音があったり。それが、一番いいところなんじゃないですかね、リリース出来るってことの。
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