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最後のロックスター“毛皮のマリーズ”!!

ROCK NEXT STANDARD

2008年11月27日 (木)

インディーズシーンを騒然とさせている異形のガレージバンド“毛皮のマリーズ”。ヴォーカル・志磨遼平のカリスマティックな魅力と圧倒的なライブパフォーマンス、そして退廃的なロックの雰囲気を漂わす。

前作『Faust C.D.』より半年、毛皮のマリーズが自らのレーベルを立ち上げ、ワンコインシングル「ビューティフル / 愛する or Die」をリリース!

 

毛皮のマリーズ

「ビューティフル / 愛する or Die」

フォーマット: CD Maxi
価格: ¥500
発売日: 2008年12月03日
カタログNo: JRSP1

■まずはじめに、HMV ONLINEに初登場ということで簡単に自己紹介をお願いします。

HMVへヴィユーザーの皆さんはじめまして 毛皮のマリーズ志磨遼平です
ボーカルと作詞作曲を担当しております

我々毛皮のマリーズは03年に結成、05年にドラムスの富士山富士夫が加入し今に至っております
今回のシングルまでに2枚のフル・アルバムと1枚のミニ・アルバムを出しております
 
今回は自分達のレーベル「イエス・レコード」を立ち上げての第一弾の作品、というコトでありますね
ご清聴ありがとうございました

■ “毛皮のマリーズ”、略称は?

自分では「けがわ」とか「毛皮ズ」とか言ってる気がしますが ほとんどの方は「マリーズ」と呼んでらっしゃるみたいなので
それが一般的なのではないかと
 
たまに「けがマリ」っておっしゃる方もいらっしゃいます 騒音寺のなべさんだけですけど
 
■シングル『ビューティフル / 愛するor Die』の聴きどころを教えてください。


うーん どこか一箇所てのはむつかしいですが… まぁ 3曲のバランスですか
バランスは考えました
 
今までの毛皮のマリーズの得意なパターンの両極、つまりギャーギャーやかましいの(『愛する or die』)と、静かなミドル(『宗教』)
それに加えて、今までのどの曲よりもストレートでわかりやすい曲、てコトで『ビューティフル』 が入っておりますから
 
まぁ あと アレじゃないスか
『宗教』での彼女とのデュエットじゃないスか 完ペキす ハイ

■毛皮のマリーズにとってロックとは?

今までは僕の宗教でした ロックンロール教 
多神教ですので神さんがたくさんいるんですよね チャック・ベリーさんとか キース・リチャーズさんとか ボブ・ディランさんとか
 
でも今はちがうっス 改宗しました
ちゅうか 宗教が役に立たなくなってきました 
まぁ僕も遅まきながら 一人前になれてきたってコトですかね
 
なので ロックは一番好きな音楽のジャンル 兼、我々のジョブであります

■ロックなアイテムを教えてください。

なんでしょうな?
 
ロックてやっぱ アレじゃないスか 「ありえなくね?」てトコが魅力じゃないスか
極端なトコとか 「トゥーマッチ」ってヤツですね トゥーマッチにノイジー、トゥーマッチにロマンチック
 
てコトはやっぱ マンガですね 『エアマスター』とか『バキ』とか『バタアシ金魚』とか 
 
あと ごはん
トゥーマッチこってりラーメン おなか下すくらいのヤツ
トゥーマッチ甘いお菓子 糖尿になるくらいのヤツ

■クラシックな一枚は?

それはロック・クラシック、とか名盤100!みたいなヤツてコトですよね?
自分 そういうのしか聴かないので 一枚にしぼるのヒジョーに困難ですな
 
コステロの1stとか ビートルズのホワイトアルバム、ディランの『激しい雨』、
サム・クックの『Live at the Harlem Square Club』とか… うーん
 
今スタジオなのですが ローリングストーンズが流れております
『Love You Live』です これまた素晴らしい

■LOVE or MUSIC どっちを取る?

それはLOVEでしょ!どう考えても!
MUSICなんかね LOVEの一部でしかありません
 
LOVEからしたら MUSICなんかちょちょいのちょいですよ
小指で倒せますよ
 
愛こそはすべてですよ しかもプライベートなヤツ
僕には がんばったって人生で一人くらいしか愛せませんから 
愛ナメてないッスから 自分 ウス

■ライバルはいますか?

うーん いないです
 

■ミュージシャンになっていなかったら?

漫画家 小説家 映像・映画カントク なんかのデザイナーとか
とりあえずなにか作る人ならなんでもいいです 今でも

■特技を教えてください。

えー 曲を作れる ビートルズに詳しい
絵が描ける 文章も得意
あと 楽器がいくつか弾けます

■日本のミュージックシーンについて一言!

3割がとてもシュミのいい音楽で 7割がシュミのわるい音楽
と、いう絶対比が 何十年も変わらず保たれてる、と思います
世界中どこでもなんでもそうなんじゃないスか
 
きっとこれからもそうでしょうし そのままでいいとも思います

■今後の野望は?

その3割に入る
そして そこからテコでも動かない 何年たっても 

■最後にHMV.co.jpをごらんのみなさんにメッセージをお願いします。

えー 長々と失礼致しました
これでも音楽家のはしくれですので 是非HMVにて我々のCDを手にとって頂ければ、と思います
そして お気に召したら ライブ会場にも足を運んで頂けたら コレなお幸いであります
 
がんばります ドーゾ 末永くよろしく