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村上“ポンタ”秀一「7」全貌をDVDで

2008年6月30日 (月)

既発のCD版から2ヶ月。ついに、「7」の映像版リリース。7人の名うてのプレイヤー達と渡辺香津美他ゲスト達による「一発録り」の模様が、緊張感充分に描かれています。

7

村上“ポンタ”秀一を中心とした、日本が誇る7人のミュージシャンにより結成された「7」。7/7に発売になったCDはもうお聴きになったでしょうか?

アルバムを聴き込んだ後に、これだけのミュージシャン達が実際どのようにプレイしているか興味がおありだと思います。

ライヴ形式の一発録音というシチュエーションのもと、その緊張感は数々の修羅場をくぐってきた7人のメンバーからも、表情などから伺い知る事ができますが、全員が持てる最高のプレイと、それを楽しむ姿がここに収められています。

特にゲストである渡辺香津美のアグレッシヴなプレイ、林立夫とポンタのツイン・ドラムの図、緊張しまっくっているダンス☆マンなどが印象的。

まさに「壮観」と呼べるメンバーが一堂に集い、オーヴァーダブなしの「サウンドが生み出される瞬間」をカメラは追い続けます。 本作品にはCD収録曲をフルで収めている他、ドラム・ソロ・パフォーマンス、更に特典映像として、「サム・スカンク・ファンク」のスペシャル・ライヴ、ドキュメント・スナップスで構成されています。



1972年、赤い鳥のメンバーとしてドラマーのキャリアをスタートさせ、以降、日本の音楽シーンをリードするトップ・ドラマーとして活躍し続ける村上“ポンタ”秀一がデビュー35周年を記念してリリースした作品です。

これまでも豪華極まりない作品を幾度となく発表したポンタ氏ですが、今作は30年以上のキャリアを持つ超ベテラン、さらに、全員がプロデューサーとしての顔を持つ6人の名うてのミュージシャンを選抜。

7(seven)

7<seven>
村上“ポンタ”秀一(Drums)
井上鑑(Keyboards & Vocoder)
島 健(Electric Piano & Acoustic Piano)
松原正樹(Electric Guitar & Acoustic Guitar)
後藤次利(Electric Bass)
斎藤ノブ(Percussions)
本多俊之(Soprano Saxophone)

バンド名はズバリ「7(Seven」)。まさに「7人の侍」にピッタリのネーミングと言えます。

更に、ゲストとしてFried PrideのShiho、渡辺香津美DANCE☆MAN、そして名ドラマー林立夫を迎えています。

本作のテーマは、「音楽の本当のすごさを伝える」ということ。そのために選んだレコーディングのスタイルは、すべて同時録音。ミュージシャンの本当の技量が問われるライヴ・レコーディング。そして、もうひとつのコンセプトは、そのレコーディングを映像として残す、ということ。

ポンタ氏は今回のレコーディングに際して、メンバーそれぞれの個性が十二分に発揮できる曲。なおかつ、音楽の持つ迫力、醍醐味、そして楽しさを伝えられるような選曲で臨みました。

01:Some Skunk Funk
ご存知、ブレッカー・ブラザーズの代表曲。難曲として知られるこのナンバーも1時間もかからず、いとも簡単にOKテイクとなったという事です。

02:Splash
渡辺香津美のナンバーで香津美本人をフィーチュア。ポンタの切り込んでくるリズムと後藤次利のブリブリのベース・ラインの上でギターが踊る。まさにMobo Splashの再演!

渡辺香津美


03:Freedom Jazz Dance
マイルスの名演でも知られるこの曲は、ファンク・スピリットとロックのパワーにて再現。

04:A Memory Of Majorca
松岡直也の名曲。松岡直也&ウィシングのメンバーでもあったポンタの松岡へのリスペクトがこもった1曲。松岡氏もこのバージョンを聴いてその出来にご満悦だったそうです。

05:Gymnopedies No.1
エリック・サティの名曲。Fried PrideのShihoがスキャットで参加。ポンタ氏からは「好きに歌っていい」と言われ、最初は困惑気味だったそうですが、演奏に負けない見事な歌唱を残しました。

06:遠州つばめ返し
渡辺香津美の『Mobo』に収録されたナンバー。ここではポンタのドラムと香津美のギターのデュオ。変拍子の曲での白熱のインタープレイの応酬。

村上“ポンタ”秀一「


07:199X
Kylyn時代の名曲。オリジナル・レコーデイング・メンバーであるポンタ、香津美、本多の3人を含んだ完璧なプレイがここに。

08:Amapola
この曲はオリジナルのイメージというより、沢田研二さんが歌っていたバージョンをイメージしたそうです。ポンタのブラシ・ワーク、松原のジャジーなオクターブ・プレイ、甘いエレピ・ソロを堪能。

09:Memories B2
井上艦の書き下ろしのナンバー。

10:Blue Lagoon
11:Room Sand
12:Runnin'

高中正義の名曲、松原正樹のソロ・デビュー曲、Earth Wind & Fireと続くメドレー。「Runnin'」にはゲストボーカルとして、DANCE☆MANが参加。

DANCE☆MAN


13:Free As A Bird
ビートルズのナンバー。音作りの過程で、どうしても林のドラムの音が欲しくなったポンタが、半ば強引にレコーディングに参加してくれるように頼み込んだという事。だからこの曲は、リハーサルなしの一発勝負。しかし、本番では、ポンタと林のドラムがまるで会話をしているかのように、絶妙なアンサンブルを醸し出し、奥行きの深いサウンドが出来上がりました。

林立夫

14:Jam Report
ウェザー・リポートソニー・ロリンズの一節を思い起こさせるジャム・ナンバー。テーマとコード進行だけ井上が決めて、あとは、1回リハーサルをしてそのまま本番。これだけのミュージシャンが集まると、ラフに作ったジャム的な楽曲も、聞きごたえのある名曲となってしまうのだから驚き。

本作は、2日間のリハーサルと2日間のレコーディングで作り上げられました。アレンジを担当したのは井上鑑。現場ではアレンジがその場で、いとも簡単に表現されていくと共に、メンバーそれぞれがアイデアをその場で提案するヘッドアレンジが行われ、さらに楽曲の完成度があがっていくまさに、プロ中のプロの仕事。

更に特異なレコーディングゆえに、エンジニアの技量を問われた、まさに日本の音楽シーンの粋が結集したアルバムに仕上がっています。

それは、本作のテーマである、「音楽の本当のすごさを伝える」という事に他ならないのです。

7(seven)




『7(seven)』
●DVD付初回限定盤
[DVD収録曲]「199X」「思い出のマジョルカ」「ジムノペディ第一番」「ジャム・リポート」の4曲を収録。

●通常盤

■2008年9月17日リリース■

『7(seven)』
●DVD版
[収録内容]本編:CD収録曲フル収録予定+ドラム・ソロ・パフォーマンス 特典映像:サム・スカンク・ファンク(スペシャル・ライヴ)+ドキュメント・スナップス

■2008年11月5日リリース■

『うたポンII』
「うたごごろ」をキーワードにポンタ自身の選曲によるシンガーとの コラボレーション曲を収録した好評コンピレーション・アルバムの第2弾。




【音楽の底力を体感せよ!!】
“7”のフル・メンバー:村上“ポンタ”秀一(ds)、井上鑑(key)、島 健(p)、松原正樹(g)、後藤次利(b)、斎藤ノブ(per)、本多俊之(sax)による、2夜限りのプレミア・ライブ決定!!!

2008年9月30日(火) ビルボードライブ東京 (Tel:03-3405-1133)
2008年10月3日(金) ビルボードライブ大阪 (Tel:06-6342-7722)
※表示のポイント倍率は、
ブロンズ・ゴールド・プラチナステージの場合です。

DVD版

7(Seven)

DVD

7(Seven)

7(Seven) (村上秀一(Ponta))

ユーザー評価 : 4点 (1件のレビュー) ★★★★☆

価格(税込) : ¥4,715
まとめ買い価格(税込) : ¥3,867

発売日:2008年09月17日

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DVD付初回限定盤

7(Seven)

CD

7(Seven)

7(Seven) (村上秀一(Ponta))

価格(税込) : ¥3,772
会員価格(税込) : ¥3,471

発売日:2008年07月07日

  • 販売終了

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うたポン2

うたポン: 2

CD

うたポン: 2

村上“ポンタ”秀一

価格(税込) : ¥2,640
会員価格(税込) : ¥2,429

発売日:2008年11月26日

  • 販売終了

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ポンタ参加作品、SHM-CDで復刻

Tokyo Fusion Night

SHM-CD

Tokyo Fusion Night

価格(税込) : ¥2,619
会員価格(税込) : ¥2,410

発売日:2008年08月06日

  • 販売終了

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