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Todd新録でアリーナ・ロックのエナジーを!

2008年8月26日 (火)

逆に「あり」なジャケットですね。ギター・サウンドのダイナミズムを存分に閉じ込めたアリーナ・ロック仕様でお届け!
ソリッド且つ独特のねじれセンスでキレッキレ★
ポップ魔術師Todd Rundgren、4年ぶり待望のソロ新作が完成!

Todd Rundgren

前作『Liars』では、チェックのパジャマ姿(?)にうさぎちゃんの被り物(輸入盤のみ)という出で立ちで、お茶目にジャケットを飾ったTodd Rundgren。最新作『Arena』では、いよいよそのナンセンスぎりぎりとも云えるユーモアが最高沸騰点に(ジャケットのことね★)!

今年4月の来日公演でも還暦とは思えない(この時点では還暦リーチ)、エネルギッシュなパフォーマンスを披露。それを証明して余るかのような、32文ロケット砲よろしくな現役バリバリのアートワーク。まさに、在りし日の70年代ギター・ロック全盛期へのオマージュを、Todd流のユーモアでねじってみせた老獪(失礼)な「アリーナ・ロック」仕様。つまりは、Toddのギター・プレイをたっぷりとフィーチャーした痛快盤!

作曲、演奏、プロデュース、エンジニア、さらにはこのジャケット・デザインまでを全て自身で手掛けたのだから、その創作意欲・実験精神、そして、アイデアに枯渇の2文字は見当たらない。

因みに、2005年には、元The CarsElliot Easton、Greg Hawkes、UtopiaのKasim Sulton、TubesのPrairie PrinceとNew Carsを結成(≠Cars再結成)し、Toddは、参加を拒否したRic Ocasekの代役として参加。翌2006年には、アルバム『It's Alive』をリリース。Ric抜きの新生Carsサウンドを、Utopiaカラーを新たに交え見事に蘇生してみせた。Toddのその貢献度は、極めて大きいのではないだろうか?

Todd Rundgren

ギタリスト、ドラム、ベースにToddというシンプルな4ピース・バンド編成で、終始シャウトしまくり、ギター・ソロ弾きまくりという、本新作とシンクロしまくりとも云える今年4月のソロ来日公演に続き、6月には、Todd/Utopia名盤12タイトルが紙ジャケ+K2HDマスタリングでリイシュー。

ビートルズやソウル・ミュージックからの影響をバックグラウンドに持ちつつも、バック演奏のコードが歌と異なるメロディーを奏でる、といったようなユニークな楽曲を多く世に生み出し、瞬く間に「ポップの魔術師」「ポップ職人」という異名をとるようになったTodd。その冴えたマジカル・ポップ・センスにあらためて脱帽したいな!もしくは、初めてお手合わせ願いたいな!という方には、右列の12タイトルはどれも効果覿面!

また、一人多重録音の鬼っぷり、宅録ミュージシャンのパイオニアとしての魅力に触れるのも一手。

新作『Arena』は、本人曰く「70年代後期のリアルなロック・サウンドに挑んでいるよ。」とのこと。4月の来日公演を目の当たりにしたファンには、そのステージを想い起こさせるかのような、原点回帰とも呼べるダイナミックなギター・ロック・サウンドがすし詰めになっていることだろう。

到着までしばしお待ちを!


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※表示のポイント倍率は、
ブロンズ・ゴールド・プラチナステージの場合です。

「70後期のリアルなロック・サウンドに挑んでいるよ」

Arena

CD 輸入盤

Arena

Todd Rundgren

ユーザー評価 : 4点 (1件のレビュー) ★★★★☆

価格(税込) : ¥2,970
会員価格(税込) : ¥2,584

発売日:2008年09月26日

  • 販売終了

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Todd Rundgren/Utopia紙ジャケット