Chris Brownショウケース･レポ！

2007年10月22日 (月)

★★★クリス・ブラウン　The Exclusive Showcase★★★


	Photo By 田中栄治/Eiji Tanaka

待望のセカンド・アルバム『Exclusive』のプロモーションの為に緊急来日、 10月17日(水)に渋谷O-EASTでスペシャル・ショウケースを行ったChris Brown。

今回のライブはメディアのみならず、沢山のファンにも見てもらおうとチケットを販売しての"エクスクルーシヴ"なステージ！しかも本国では考えられないほど間近でChris Brownのパフォーマンスを見ることが出来るのもあり、多くのChrisファンが殺到。

Chrisを呼び込むDJの煽りで歓声、Chrisが登場でさらに大きな歓声がタイフーンのように上がり、早くも観客はヒートアップ！ダンスで鍛え抜かれた健康的な肉体美、まだあどけなさの残る可愛くてカッコイイ顔立ち。キャラクターもスタイルも、その一挙一動に女性ファンが色めくには充分すぎるカッコよさ。これでまだ18歳とは驚きです！

特に見る者を激しく圧倒するようなダンスはパワーアップ！指の先までしなやかな手の流れ、機敏な足さばきに、柔軟すぎる上半身の動き。見事なダンス・スキルと抜群のパフォーマンス、無駄なく音の一つ一つに乗った動きに目は釘付け。息を呑むほどの華麗さ！

もちろん、ダンスだけでなく、激しいダンスの後でも息を切らすことなく歌う歌唱力も素晴らしく、その伸びのある声は、気持ちよく広がり、オーディエンスに向けて投げかける歌詞と言葉に甘い目線を添えて、常にクリスが動くところ、女性ファンの悲鳴にも近い黄色い歓声が上がっていました。


	Photo By 田中栄治/Eiji Tanaka

「Gimme That」「Run It!」「Yo(excuse me miss)」など、すでにオーディエンスには馴染みのデビュー・アルバム『Chris Brown』からの曲は、どれもイントロ部分で歓声が上がるほどで、「Rock With You」「Wanna Be Startin' Somethin'」「Billy Jean」といったMichael Jacksonのメドレーでは、"ネクスト・マイケル・ジャクソン"と呼ばれるに相応しい、切れのあるダンス、ムーンウォークを存分に披露！

観客と共に大合唱となったRihannaの「Umbrella」で会場の盛り上がりはピークに達し、続く「Say Goodbye」では、イスに座ってしっとりと歌うChrisにオーディエンスはうっとりモード。

本編ラストはニュー・アルバム『Exclusive』からのリードシングル「Wall To Wall」「Kiss Kiss」で締めくくり。他の同年代R&Bアーティストを凌ぐセンスとダンス・パフォーマンスで完全に会場をロック！

アンコールを求め多くの観客がその場を出ようとせずにいましたが、会場は明るくなり、大きなため息が会場を埋め尽くしました・・・。ところが、Chrisは予定していなかっただろうアンコールをスタート！Bow Wowとの「Shortie Like Mine」、新曲2曲と「Ain't No Way」の4曲をパフォーマンスし、O-EASTはまさに興奮の坩堝と化！

その完璧すぎるエンターテイメントショーに、今後10年のR&Bシーンを必ず変えるであろう大型アーティスト、Chirs Brownの輝かしい未来が見えたような気がしました。

【演奏曲目】
1. Gimme That
2. Run It!
3. So Glad
4. Which One
5. Just Fine
6. Michael Jackson Medley
7. With You（新曲）
8. Yo (Excuse Me Miss)
9. Umbrella
10. Say Goodbye
11. Wall To Wall（新曲）
12. Kiss Kiss（新曲）
-Encore-
13. Shortie Like Mine
14. （新曲）
15. Aint’t No Way
16. （新曲）