HMVインタビュー: DJ 19

2008年4月23日 (水)

☆『Party 4 The Weekend』発売記念インタビュー!



日本が世界に誇るクラブ系レーベル<19BOX Recordings>の話題作多数先行収録!オシャレハウスをパッケージしたDJ 19による最新Mix CD『Party 4 The Weekend』が到着!『Party 4 The Weekend』は、ヴォーカルハウス、ピアノハウス、トライバルハウス、エレクトロハウス…さまざまなハウスを違和感無く1枚に凝縮。しかも、時間を感じさせないスムースなノンストップ仕様になってます!

ヴォーカルトラックには、Paul Van DykにもピックアップされたMaji Na DamuのTAや、クラブシーンで引っ張りだこのMichelle Chivers、福岡でDJとしても活躍するTsuku等が参加。海外アーティストも多数参加しており、フロリダの鬼才Thomas Pentonや、EmmaもヘヴィープレイしたKlubfilter、<20/20 Vision>とも契約しテックハウスシーンの顔でもあるオーストラリアのKriece、リトアニアの新星Virus J、トライバルな作風で人気のアルゼンチンコンビLondon909、特大ヒットを記録したSolid Sessionsの「Janeiro」を制作したDJ San、あのトレインスポッティングにPF Project名義で「Choose Life」を発表していたUKの重鎮Moussa Clarke等、豪華アーティストが多数参加!

その作品についてなどをご本人にお聞きしてみました!

 


Interview with DJ 19


まず、新作『Party 4 The Weekend』完成おめでとうございます!

DJ 19: 有り難うございます。AMBROZIAの『lifitime』に引き続きという感じで、2ヶ月連続登場みたいになっていますが、こちらこそよろしくお願いします(笑)。


本作はポップなアートワークとタイトルからも、クラブ・ミュージックのポジティヴなヴァイヴが伝わってきますが、コンセプトなど教えていただけますか?

DJ 19: そうですね、まずはパーティーあってこそのクラブ・ミュージックなんですが、今回はその部分を少し切り離し、小難しいことは抜きに家で楽しんで欲しいっていう部分が先行しています。実際、これまでも難しいことは一切やっていなんですが、DJを前面に打ち出した従来のものだと、どうしてもアーティスティックでアンダーグランドな意味合いを帯びてくるように感じる人もいたので、そういった先入観をなくしてもらおうと考えたんです。そのため、収録曲も普段よりヴォーカルものが多くなっています。




DJ 19  『Party 4 The Weekend』

01.Ambrozia / Samba Samba Se (Nick Holder & Kaje Trackheadz Remix)
02.DJ 19 Vs Thomas Penton / Ima (Klubfilter Remix)
03.C-Jay & DJ 19 / Nether Cutter (Aston Shuffle Vox Mix) + (Aston Shuffle Dub Mix)
04.DJ 19 & Kriece / Xross Point (Virus J Remix)
05.DJ 19 4 Steve May / Ai (London909 Remix)
06.San & Sebastian Moore / High Stakes (Kobbe & Leeds Remix)
07.DJ 19 Vs Thomas Penton / 3 A.M. Delightful
08.Clubbervision Presents Tech Amplifier / Phase Lock Loop (Phasebase Vs Hypefreak Remix)
09.Thomas Penton / Voodoo Magik
10.Ambrozia / It's U (Perc Remix)
11.Julianne / And I Love To Say Goodbye (Moussa Clarke Remix)





海外でプレイする事も多いですが、本作に収録されている"DJ 19 vs Thomas Penton / Ima (Klubfilter Remix)" "DJ 19 4 Steve May / Ai (London909 Remix)" "DJ 19 vs Thomas Penton / 3 A.M. Delightful" など、日本語のトラックについての評判はいかがですか?

DJ 19: トラックとしての反応はありますが、日本語だからという部分で反応してくる人は意外と少ないですね。曲名も、わざとシンボリックな感じにし、どんな意味合いにも取ってもらえるようにしています。例えば「AI」も実際は「愛」なんですが、“ARTIFICIAL INTELLIGENCE”などいろんな風に考えることも出来ますんで。午前3時のクラブ讃歌(笑)、「3 A.M. Delightful」は既に僕のwebsite ⇒http://www.19boxrec.comでさわりだけ流してるんですが、「いつ出すのか?」という問い合わせは多いですね。 


日本語のトラックをリリースする事に特別な思い入れはありますか?

DJ 19: 正直なところ全くないです(笑)、と言うと語弊があるかもしれませんが、いろんな言語がある中の選択肢として日本語もあるといった感じでしょうか。ただ、日本でプレイするとき、日本語の曲でフロアをロックするために、たまにこうした曲があってもいいなとは思います。本音を言うと、やっぱり日本語の歌詞を書くのは直接的すぎて恥ずかしい部分もあるので(笑)。 


“19BOX RECORDINGS”のレコードは、常に新しいサウンドのハウス・ミュージックを追求されている印象を強く受けるのですが、そこに参加しているプロデューサーやリミキサー起用の基準について教えいただけますか?

DJ 19: そうですね、基本がハウスにあるというだけで、そこにどんな形容詞が付いても、クオリティ・ハウス・ミュージックであれば有名無名関係なく受け付けています(笑)。あとインディなので、単純に僕が好きかどうか。しかも、ウチのレーベルに愛着を持って仕事してくれる人でないと難しいですね。例えば、どこのレーベルでもいいから曲を出したい、というプロデューサーはあまり興味ありません。なので結果的に、ウチで作品を手掛けた人は、みんな長い付き合いになっています。 


本作品と、現場での現在のDJプレイ・スタイルの違いもあるかと思うのですが、いかがですか?

DJ 19: CDだったりラジオのときもそうなんですが、かなり深いところから始めるクセがありますね。クラブでそれをやるとなると、オープニングのDJをやるか、前のDJの流れを一切無視して、ゼロから始めることになるので、結果的にほとんど出来ないんですけど。でも、展開とか構成はクラブでもCDでも一緒ですね。


これまでにも最先端のサウンドを取り入れながら変化してきたDJ 19の、現在のスタイルを表現するキーワードとは?

DJ 19: これはいつも言ってるんですが、“PHUTURE FUNK”と表現しています。時代によってジャンルが変わるんではなくて、スタイルとしての“PHUTURE FUNK”の振り幅が、そのときどきに呼応して変化していってるという感じです。


昨年リリースされた『Resident*003 Phuture Funk』で、現在までにリリースされたミックスCDは20枚にものぼりますが、クラブでのプレイとミックスCDの違いや、ご自身の中での位置付けを教えてください。

DJ 19: 光栄なことに'98年から定期的にミックスCDを出しているうちにその数になったんですが、ここ数年、日本ではオリジナルに力を入れていることもあって、ミックスものは海外でやる方向にしています。そのため『Resident*003 Phuture Funk』は台湾のメーカー用に制作したものが一部日本に入ってきただけだし、この間もインドネシア用に『Stadium Jakarta Essential』を作りました。今後も幾つか話をいただいていますが、それはロシアだったり、日本以外のものばかりです。今回のCDに於いても、結果的に蓋を開けてみたらミックスされていたぐらいの感覚で、ミックスCDとしての打ち出しはしてないんですよ。今や有名DJのミックスが普通にインターネット・ラジオで流れている状態ですから、ミックスされていることがあまり大きなポイントではなくなったと思います。逆に言えば、その辺にあるものよりクオリティのハードルを高くしないとミックスCDとして打ち出すのは難しいんじゃないでしょうか。


上記質問と関連しますが、本作『Party 4 The Weekend』のDJミックスはどのような手法で?

DJ 19: さっきの答えからすると、ミックスを打ち出していない今回のCDは、その部分で手を抜いてるように思ったかもしれませんが、そんなことはありません(笑)。今まで同様にかなり作り込んでいます。しかも、自分のレーベル音源ということもあり、あまりイジっても怒られないので、実はいろいろやっています。ただ繋がっていればいいんであればabletonのliveだけで簡単に作れるんですが、それだとさっき言ったように、もう誰もが普通にやっていることなので、まず全曲をpro-toolsに取り込んで、各曲をマスタリングをしてバランスが同じになるようにします。それから曲によってはabletonのliveを一回通して戻したりなど、時間はかかってますね。


レーベルの主宰として、イチオシの収録曲や“聴きどころ”を教えてください。

DJ 19: 全部押し曲なんですが・・・(笑)、敢えていえばラスト・トラックのJULIANNEの「And I Love To Say Goodbye」のMOUSSA CLARKEリミックスですかね。AMBROZIAのメイン・ヴォーカリストでもある彼女のソロ・アルバムからピックアップした曲で、元はピアノの弾き語りだったんです。でも、これをリミックスしたら歌詞もいいし、面白いだろうなと思って振ってみたら、すごくいい出来になりました。ピアノ・ハウスの傑作だと思います。ちなみにMOUSSA CLARKEは、あの『トレインスポッティング』にPF PROJECT名義で「Choose Lide」を提供していて、全英トップ10ヒットも持っているイギリスの売れっ子プロデューサーです。


“19BOX RECORDINGS”、そしてご自身のDJ/制作活動それぞれについて、今後の展望を教えてください。

DJ 19: 今回のCDでも未発表な曲がいっぱいあるんですが、この辺を随時出していきます。基本はこれまで通り、19BOX、PARK LIMITED MUZIK、19BOX LIMITEDという3つのレーベルからリリースされます。あとは変名のプロジェクトや、DJ 19名義のアルバムも進行中ですが、ちょっと昨年からオリジナルを制作しすぎて一旦休憩を入れたい感じなので、リリースはまだ先になると思います(笑)。あと、今回のCDのツアーで5・6月は全国いろいろ行っていますので、お近くの方は是非遊びに来て下さい。


最後にhmv.co.jpをご覧の皆様、そしてクラブ・ミュージック・ファンへのメッセージをお願いします!

DJ 19: ライトなハウスも家聴きには適してるかもしれませんが、たまには違ったタイプもトライしてみて下さい。ハウスといってもいろんなハウスがありますから、それを一度に味わえるコンピレーションです。


ありがとうございました。

DJ 19: こちらこそ。


協力: CCRE






関連作品 左から 1. Ambrozia 『Lifetime』(2007年) /2. Ambrozia 『Real 4 Life』(2006年) / 3. Ambrozia 『Velvet & Velvet Mode Collection』(2005年) / 4. DJ 19 『Resident 003: Phuture Funk』(2006年)  




関連作品 左から 1. DJ 19 『Addictive Asia Gate 3』(2005年) / 2. DJ 19 『Addictive Asia Gate 2』(2004年) / 3. DJ 19 『Addictive Asia』(2004年) / 4. DJ 19 『Aosis Resort』(2006年)  




関連作品 左から 1. DJ 19 『Ageha Vol.02 Mixed By Dj 19 - Park Edition 』(2003年) / 2. DJ 19 『Essence Phase Three - Fusion Of Beauty & Dirty』(2004年) / 3. DJ 19 『Essence Phase 2 Twisted & Sexy Grooves』(2004年) / 4. DJ 19 『Dj 19 Plays Jmo Perspective Service』(2000年)  




関連作品 左から 1. DJ 19 『Chill Out Essence』(2000年) / 2. DJ 19 『Trance Essence Edge 3』(2000年) / 3. DJ 19 『Trance Essence Edge 2』(2000年) / 4. DJ 19 『Warp Essence Edge #3』(1999年)  




関連作品 左から 1. DJ 19 『Trance Essence』(1999年) / 2. DJ 19 『Warp Essence Edge #2』(1999年) / 3. DJ 19 『Trance Essence Edge 2』(2000年) / 4. Trancentral Station 『『Tears3』(2001年)  


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