エリック・ハイドシェック

2007年5月4日 (金)

【2007年2〜5月公演】

1990年代前半にテイチクから発売され、一世を風靡したハイドシェックの「宇和島ライヴ」。伝説の名演の誉れ高いものの、幻のアルバムとして長く入手困難だった同シリーズとそれに続くパリ録音が復活します。
 特に「宇和島ライヴ」は、宇野功芳氏が「レコード史上に燦然と輝く不滅の記録」と絶賛し、いずれもCDチャートの1位となった名盤。さながら鬼神が乗り移ったような凄絶さは、今日でも全く色褪せることない衝撃を与えてくれます。日本語解説書付。
 あお、これらのCDはキングインターナショナルが音源を買い取り、独自に国内プレスしたものです。海外盤や他社盤は存在いたしません。


KDC5(宇和島ライヴ1)
「この録音を初めて耳にしたときは体中汗びっしょりになってしまった。レコード史上に燦然と輝く不滅の記録と絶讃したい。(宇野功芳)」

・モーツァルト:ピアノソナタ第12番ヘ長調 K.332
・ベートーヴェン:ピアノソナタ第17番ニ短調『テンペスト』
・シューベルト:即興曲 変ロ長調 D.935-3
・ドビュッシー:版画
・ヘンデル:アダージョ(組曲第2番より)
・ヘンデル:クーラント(組曲第9番より)
・ストラヴィンスキー:ピアノ・ソナタ
 エリック・ハイドシェック(ピアノ)
 録音:1989年9月22日


KDC6(宇和島ライヴ2)
「演奏も天才ハイドシェック以外にはとうてい不可能な千変万化の音のドラマで、他のピアニストとは次元がちがう。(宇野功芳)」

ベートーヴェン:
・ピアノ・ソナタ第8番ハ短調『悲愴』
・ピアノ・ソナタ第14番嬰ハ短調『月光』
・ピアノ・ソナタ第23番ヘ短調『熱情』
 エリック・ハイドシェック(ピアノ)
 録音:1991年5月24日


KDC7(宇和島ライヴ3)
「演奏もすべて絶品だが、とくにベート−ヴェンとドビュッシーはチャーミングの極みだ。聴いていて魂を奪われる、とはこのことであろう。(宇野功芳)」

・ヘンデル:組曲第3番ニ短調
・モーツァルト:変奏曲ヘ長調 K.54
・モーツァルト:ロンド イ長調 K.511
・ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第9番ホ長調
・ショパン:舟歌
・フォーレ:夜想曲第11番
・ドビュッシー:ビーノの門
・フォーレ:夜想曲第8番変ニ長調
 エリック・ハイドシェック(ピアノ)
 録音:1991年5月23、24日


KDC8(宇和島ライヴ4)
「いよいよ最後と決まった今回の音質演奏はおどろくほど生々しく、ピアノのCDとして極上の出来ばえといえよう。(宇野功芳)」

・ベートーヴェン:32の変奏曲ハ短調
・ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第26番変ホ長調『告別』
・シューベルト:即興曲変ト長調 op.90-3
・シューベルト:即興曲変ホ長調 op.90-2
・シューベルト:即興曲変イ長調 op.90-4
・ショパン:ポロネーズ第7番変イ長調『幻想』
・ショパン:エチュード第12番『革命』
・ショパン:前奏曲第25番嬰ハ短調
・ドビュッシー:とだえたセレナード
・ハイドシェック:『ラ・マルセイエーズによる変奏曲』〜プロコフィエフ風
 エリック・ハイドシェック(ピアノ)
 録音:1994年11月18日
 


KDC9(パリ録音1)
フォーレ:即興曲集、ヴァルス・カプリス、他 ハイドシェック(p)
ハイドシェック / フォーレ・リサイタル

待望の復活! ハイドシェック第2弾
「即興的に変幻自在に繰り出されるハイドシェック的フォーレ(大橋マリ)」

伝説の「宇和島ライヴ」の復活が大反響を呼んでいるハイドシェック。その後パリにて行なったセッション録音シリーズも待望の復活となります。ベートーヴェンはもとより、リストやフォーレでも個性的な解釈と輝くばかりの音楽がたいそう魅力的。フォーレは今回の来日公演曲でもあります。日本語解説書付。
 このCDはキングインターナショナルが音源を買い取り、独自に国内プレスしたものです。海外盤や他社盤は存在いたしません。(キングインターナショナル)

フォーレ:
・即興曲第1番変ホ長調
・即興曲第2番ヘ短調
・即興曲第3番変イ長調
・即興曲第4番変ニ長調
・即興曲第5番嬰ヘ短調
・ヴァルス・カプリス第1番イ長調
・ヴァルス・カプリス第2番変ニ長調
・ヴァルス・カプリス第3番変ト長調
・ヴァルス・カプリス第4番変イ長調
・8つの小品 op.84
 エリック・ハイドシェック(ピアノ)
 録音:1993年4月、7月、パリ、聖ペテロ福音教会(デジタル)

KDC10(パリ録音2)
リスト名演集(2つの伝説、メフィスト・ワルツ第1番、他) ハイドシェック(p)

ハイドシェック / リスト名演集

待望の復活! ハイドシェック第2弾
「ここにみなぎる情感の息つぎの豊かさ、深さは、ほとんど比類がない(濱田滋郎)」

伝説の「宇和島ライヴ」の復活が大反響を呼んでいるハイドシェック。その後パリにて行なったセッション録音シリーズも待望の復活となります。ベートーヴェンはもとより、リストやフォーレでも個性的な解釈と輝くばかりの音楽がたいそう魅力的。フォーレは今回の来日公演曲でもあります。日本語解説書付。
 このCDはキングインターナショナルが音源を買い取り、独自に国内プレスしたものです。海外盤や他社盤は存在いたしません。(キングインターナショナル)

リスト:
・ノルマの回想
・葬送曲(詩的で宗教的な調べ)より
・2つの伝説
・悲しみのゴンドラ第1番
・メフィスト・ワルツ第1番
 エリック・ハイドシェック(ピアノ)
 録音:1994年8月、パリ(デジタル)

KDC11(パリ録音3)
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第15, 20, 32番 ハイドシェック(p)

ハイドシェック / ベートーヴェン:ソナタ第15,20,32番

待望の復活! ハイドシェック第2弾
「最後のソナタは真摯なアプローチと強い集中力が目立ち、ベートーヴェン晩年の深い内容を切ないくらい献身的に表現しつくしている(宇野功芳)」

伝説の「宇和島ライヴ」の復活が大反響を呼んでいるハイドシェック。その後パリにて行なったセッション録音シリーズも待望の復活となります。ベートーヴェンはもとより、リストやフォーレでも個性的な解釈と輝くばかりの音楽がたいそう魅力的。フォーレは今回の来日公演曲でもあります。日本語解説書付。
 このCDはキングインターナショナルが音源を買い取り、独自に国内プレスしたものです。海外盤や他社盤は存在いたしません。(キングインターナショナル)

ベートーヴェン:
・ピアノ・ソナタ第15番ニ長調『田園』op.28
・ピアノ・ソナタ第20番ト長調『ソナチネ』op.49-2
・ピアノ・ソナタ第32番ハ短調 op.111
 エリック・ハイドシェック(ピアノ)
 録音:1993年4月、7月、パリ(デジタル)

KDC12(パリ録音4)
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第11番、第21番『ワルトシュタイン』、他 ハイドシェック(p)

ハイドシェック / ベートーヴェン:『ワルトシュタイン』、他

待望の復活! ハイドシェック第2弾
「あらゆる楽想が魂を得て羽ばたき始めた感がある(宇野功芳)」

伝説の「宇和島ライヴ」の復活が大反響を呼んでいるハイドシェック。その後パリにて行なったセッション録音シリーズも待望の復活となります。ベートーヴェンはもとより、リストやフォーレでも個性的な解釈と輝くばかりの音楽がたいそう魅力的。フォーレは今回の来日公演曲でもあります。日本語解説書付。
 このCDはキングインターナショナルが音源を買い取り、独自に国内プレスしたものです。海外盤や他社盤は存在いたしません。(キングインターナショナル)

ベートーヴェン:
・ピアノ・ソナタ第11番変ロ長調
・ピアノ・ソナタ第21番ハ長調『ワルトシュタイン』
・自作主題による6つの変奏曲
 エリック・ハイドシェック(ピアノ)
 録音:1992年6-7月、パリ(デジタル)    
【伝説の宇和島ライヴ復活!】
 宇野功芳(音楽評論家、指揮者)

1989年9月22日、ハイドシェックが宇和島で弾いた「テンペスト」と「K.332」は、ぼくが生涯で耳にしたピアノ演奏でもトップを争う凄演であった。これはライヴ録音され、大反響を巻き起こしたが、発売会社のテイチクがクラシックから撤退したため、幻の名盤となり、ぼくがいろいろな書物に絶賛の言葉を重ねるものだから、CDを持っていないファンにはますます垂涎の演奏となってしまった。その伝説の宇和島ライヴが、07年3月に日本で再現され、キングからCDも再発される。こんな嬉しいことが又とあろうか。20年近くの歳月は当然エリックを変えているだろうが、それが又たのしみだ!絶対に聴き逃せないコンサートである。


【我々はなぜハイドシェックが好きなのか】
 長野隆人(音楽ジャーナリスト)

こんなことがあった。
ハイドシェックが横浜でモーツァルトのピアノ協奏曲第21番を取り上げたときのこと。期待以上の演奏に私も聴衆も酔いしれ、大満足で拍手をはじめた。しかし彼は弾き終えた瞬間、天を仰ぎ、客席へのお辞儀も忘れ、一目散に楽屋に引っ込んでしまった。
 拍手は鳴り止まず3分ほどが過ぎた。ハイドシェックはなかなかステージに出てこない。ようやく指揮者に手を引かれ、頭を掻きながら姿を現したピアニストは、燕尾服を脱ぎ、甚平を羽織っていた。客席が笑いでほころぶ。だがピアノの前に進み、彼が口にした一言に、場内がきょとんとなった。
 「アイ・アム・ソーリー」
どうやらその日の演奏の出来が、大いに気に入らなかったらしい。お詫びに、という意味も込めて、彼はヘンデルの組曲第2番からアダージョを弾きはじめた。いつもリサイタルのアンコール曲に弾く曲だ。いったい何度聴いたかわからないこの小曲だが、このときほど厳かで静謐な響きが聴衆を丸呑みしたような演奏はなかった。この録音は残っていたら、私は自分の人生の最後にもう一度聴きたいと思ったほどだ。最後の音が消えた瞬間、熱狂的な拍手がピアニストを包みこんだことは言うまでもない。
 終演後、耳の肥えた知り合いが私に寄ってきて、興奮しながら言った。
「お客さんに謝っちゃう演奏家なんて初めて見たよ。でもその後にあんなすごい音楽を聴かせるなんて…。ハイドシェックは本当に偉大な、でもつくづく不思議なピアニストだ」
 別に、黙っていればわからない聴衆に対して謝ってしまう彼の振る舞いに、演奏家の「誠意」を見出すつもりはない。ただ私は、ハイドシェックのライヴ演奏には、最後の最後まで何が起こるのかわからない法外な魅力があると言いたいだけだ。
 私は、彼ほどステージ上で自分のすべてをさらけ出してしまうピアニストを他に知らない。それくらい、彼は自分の聴衆を信頼し、渾身の力でぶつかってくる。その独自の理論に基づいたドラマティックな解釈に、天から降ってくるアイディアを即興的に加えて生み出される、一夜かぎりのハイドシェックの音楽。彼の思いのすべてを驚きとともに受け止める聴き手。ステージと客席に魂のよい循環ができたとき、「奇跡」は起きる。そしてそれは一生忘れられない体験になる。
 3月に行われるハイドシェック久々のリサイタル・ツアーは、もはや伝説となったベートーヴェンのピアノ・ソナタ第17番「テンペスト」とモーツァルトのソナタ第12番の組み合わせに、彼独自のセレクトによるドビュッシーとフォーレの曲が並ぶ、十八番づくしのプログラムだ。
 私は今回もまた、彼を追いかけて全国をまわりたいという欲望を抑えきれないでいる。          


【コンサート情報】
ソロ公演日程
エリック・ハイドシェック
ピアノ・リサイタル2007

2月25日(日)14:30開演
相模湖交流センター 042-682-6121

3月2日(金)19:00開演
浜離宮朝日ホール(問:コンサートイマジン 03-3235-3777)

3月4日(日)15:00開演
藤沢市民会館 0466-28-1135

3月6日(火)19:00開演
いずみホール(問:大阪アーティスト協会 06-6135-0503)

プログラム
・ベートーヴェン:ソナタ第17番 ニ短調 「テンペスト」
・モーツァルト:ロンドイ短調 K.511
・モーツァルト:ソナタ第12番 ヘ長調 K.332
・フォーレ:ノクターン第9番 ロ短調
・フォーレ:ノクターン第10番 ホ短調
・ショパン:舟歌嬰ヘ長調 Op.60
・ドビュッシー:「前奏曲集 第2集」より“ビーノの門”
・ドビュッシー:「版画」より“グラナダの夕べ”
・ドビュッシー:「前奏曲集 第1集」より“さえぎられたセレナード”


オーケストラ共演日程
5月10日(木)19:00開演
5月11日(金)19:00開演
日本フィルハーモニー交響楽団 定期演奏会
東京オペラシティ コンサートホール
指揮/アレクサンドル・ドミトリエフ 
プログラム
・ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第2番、ほか

5月25日(金)19:00開演
5月26日(土)15:00開演
札幌交響楽団 定期演奏会
札幌コンサートホールKitara
指揮/高関健 
プログラム
・モーツァルト:ピアノ協奏曲第18番 ほか
HP:http://www.concert.co.jp/ticket/details/eric/index05.html


【ハイドシェック・プロフィール】
1936年、フランス北部の古都ランスを代表するシャンパン王シャルル・エドシック家に生まれた。
 アマチュア・チェロ奏者の父とピアニストの母という音楽的に恵まれた環境の中、5歳からピアノに親しみ、名ピアニスト・名教師のコルトーの勧めで6歳より本格的な勉強をはじめる。
 52年、パリ高等音楽院に進学、54年首席で卒業。この間、バスクール・ドゥ・ゲラルディやマルセル・シャンピに師事した。
 55年1月にガヴォー楽堂でリサイタル・デビュー。同年に行われたパリ・シャンゼリゼ劇場でのリサイタルでピアニストとしての地位を確立。
 60年、アメリカでリサイタル・デビュー。以降、旧ソ連、イギリスを始め、世界各国で、リサイタルや著名なオーケストラとの共演を行っている。
 60年代のハイドシェックは、特に「モーツァルト弾き」として、数々のコンチェルトをレコーディングしている。コルトーには、その死の年(62年)まで指導を受け続けた。このコルトー直伝の個性を優先する演奏法は、現在も彼の中で脈々と息づいている。
これまでにリリースされたCDは数多く、特に愛媛県宇和島でのライヴ録音は大ベストセラーとなる。
 また、ハイドシェックは後進の指導にも力を注いでおり、リヨン音楽院教授を17年間務めた他、ヨーロッパや日本の各地で公開レッスンを行っている。
 日本においては、68年の初来日以来、真摯な姿勢で音楽の隠れた魅力を引き出す凄演で人々を魅了。97年6〜7月の全11公演、98〜99年の3期に渡って行われた「ベートーヴェン ピアノ・ソナタ」演奏会は大盛況を極めた。また、05年には東欧の名門スロヴァキア・フィルハーモニー管弦楽団と共演、大成功を収めた。
個性喪失的傾向に傾いている時代風潮の中で貴重な存在であり、日本全国に熱心な支持者を持っている。
 06年12月にはキングインターナショナルより、廃盤となっていた宇和島ライヴCD全4タイトルが再発売される。
 70歳を超え、いよいよ円熟の境地を迎える巨匠ハイドシェック。歴史的名演「テンペスト」を携えて、2007年初春、8年ぶりとなるリサイタル・ツアーを行う。
※表示のポイント倍率は、
ブロンズ・ゴールド・プラチナステージの場合です。

第1弾

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第2弾

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その他のリリース

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