100人の偉大なアーティスト - No. 59

2003年4月24日 (木)

今や、日本のトップミュージックシーンに位置するMr.ChildrenDreams Come Trueなど多数のアーティストに影響を与え、リスペクトされ続ける音楽家、坂本龍一。 1952年、東京生まれ。幼い頃からクラシック音楽を親しみ、作曲を学ぶ。 東京芸術大学音楽部作曲科に入学。その後同大学院音響研究科へ進学、修士課程を修了。
在学中、セッションピアニストとしての活動をスタ−ト。 「ピアノ組曲」「オーケストラのためのコンポジション」など現代音楽作品を多数作曲。
友部正人との出会いからポップ・ミュージックに触れ、その後リリィ大貫妙子山下達郎吉田美奈子等のセッションに参加。 ”教授”のニックネームで親しまれ、大貫妙子のアルバムアレンジを手掛け、 スタジオミュージシャン、アレンジャ−としての活動を多数こなす。

ファーストアルバム千のナイフをリリース。このレコーディングをきっかけに高橋幸宏細野晴臣と進行を深め、 1978年に結成したYMOYellow Magic Orchestra)によって大きく人生を変える。そしてファーストアルバム イエロー・マジック・オーケストラをリリース。
シンセサイザ−を中心としたそのサウンドは、’70年代の終わりのミュージックシーンに斬新な衝撃をもたらした。 YMOの人気は、先に世界的に成功を収め、日本には逆輸入的に人気を博す。結成翌年にワールドツアーをする一方で フュー・フリクションといった先鋭的なロックアーティストをプロデュース。サーカスアメリカン・フィーリングのアレンジでレコード大賞受賞。その後、国内ツアーも積極的に行う。2ndアルバムB-2 Unit3rdアルバム左うでの夢をリリース。
当時の彼らはテクノ・ポップと呼ばれがちだったが、音楽理論に基づいたプロのアーティストによるシンセ・バンドであった。そして今のテクノミュージックシーンにおいては、Polysicsなどにその影響をもたらした。

YMOの音楽性は、チャ−ト界にも波紋を投げかけ、ミュ−ジックシ−ンの質まで変えてしまうことになる。 そんな中、忌野清志朗とのジョイント・シングルい・け・な・い・ルージュマジックをリリース。哲学者、大森壮厳との対話集 音を視る、時を聴くを出版。カルチャーの先端をゆく彼の存在は多くの若者たちに大きな影響を与えた。
’82年YMOは突然の散開を宣言。 これ以降ソロ活動を本格化。

大島渚監督戦場のメリ−クリスマスデビット・ボウイビートたけし等と出演。音楽も担当。 この映画のサウンドトラックで世界的に大きな注目を浴びる。
そしてYMO5年間の活動に幕を下ろす。
その後ソロアルバム音楽図鑑Esperanto、ライヴアルバム Media Bahn Live、映画子猫物語のサントラ、ビル・ラズウェルのプロデュースによるNeo Geo等、数々の作品をリリース。
そして’88年The Last Emperorサントラをリリース。この作品で巨匠ベルナルド・ベルトリッチ監督と出会い「世界のサカモト」 への道を歩むことになる。同アルバムでゴールデン・グローブ賞最優秀作曲賞受賞、日本人として初めてのアカデミー賞オリジナル作曲賞受賞。 その後ソロアルバムBeautyリリース。この頃より活動の拠点をアメリカとする。
映画The Sheltering Skyの映画音楽でロス・アンジェレス映画評論家会最優秀オリジナル作曲賞受賞。 ゴールデン・グローブ賞最優秀作曲賞受賞。その後もコンスタントに活動を続ける。
そして、バルセロナ五輪。全世界に坂本龍一の生み出す音が響きわたり、自ら指揮を振る。 この場により再び「世界のサカモト」を強く印象付けた。

'93年YMOのアルバムTechnodonをリリース。YMO再生コンサートを東京ドームで開催。 その後も精力的に音楽活動やツアーを展開、この頃から毎年恒例となったピアノコンサートを開催している。 映画Little Buddhaサントラ、アルバムSweet RevengeSmoochyリリース。なかでもSmoochyは世界各国でリリースされる。 ’95年に”教授”坂本龍一がお笑いコンビダウンタウンをプロデュースしたGeisha Girls Showをリリース。 ’97年には中谷美紀の2ndアルバムCureをプロデュース。Virginレーベル、Gutレーベル音源よりそれぞれアルバムをリリース。

そして日本中にヒーリングブームを巻き起こしたBttbをリリース。CMテーマ曲として使われたEnergy Flowを収録したこのアルバム はオリコン4週連続1位を記録、100枚のセールスを突破。日本中でジャンル・世代を超えて支持される。
映画鉄道員(ぽっぽや)ではご令嬢坂本美雨の歌う鉄道員御法度サントラを担当。 2001年にはTBS地雷ZEROキャンペーンにおいて、キャンペーンソングZERO Landmineをプロデュース。国内外のトップアーティスト によるユニットN.M.L(No More Landmaine)名義によりシングルリリース。CDの収益金は地雷除去に当てられた。
同年、アントニオ・カルロス・ジョビンに捧ぐアルバムCasaリリース、アルバムComicaElephantism(DVDブック、CD)リリース。
そして現在。天才以外の呼び名が見当たらない。日本、世界、いや人類を代表する作曲家である。

最新情報としては、Famme Fataleの映画音楽を手掛けている。教授初の本格的な映画のサントラスネークアイズ以来、 2度目の共演となったデ・パルマ監督。
Famme Fatale カンヌ映画祭の会場から盗まれた1000万ドルの宝石。この宝石をめぐり、 映画史上最も危険で華麗な "宿命の女" の甘い罠。アントニオ・バンデラス主演で贈る 官能サスペンス映画。

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