はじめてのクラシック〜ドラクエに出てきそうな名曲５選 はじめてのクラシック〜名曲5選へ戻る

皆さんおなじみの序曲に似ているかも？！

壮大な曲調が「序曲」によく似ています。ワーグナーが作曲した楽劇で、上演時間は約4時間20分ととても長いですが、ワーグナーの作品の中でも比較的親しみやすい作品です。16世紀中盤のニュルンベルクを舞台に実在の人物ハンス・ザックスを中心に描かれており、ワーグナーの作品の中では珍しい喜劇です。オーケストラのトゥッティ（全奏）で高らかに奏でられる主題は、明るく華やかです。

ラスボス降臨！激しい戦いが繰り広げられる？！

金管によって奏でられる激しい音楽はラスボス戦を思い浮かべます。日本ではこの作品の副題を「革命」として親しまれていますが、ショスタコーヴィチ自身はそのような命名は行っていないそうです。ロシア革命20周年を祝う演奏会で初演され、ショスタコーヴィチの代表作品のひとつであり最も有名な作品となりました。

廃れたお城。ルーラでたどり着け！

ムソルグスキーによって作曲された作品。元々はピアノ作品ですが、ラヴェルによって編曲された管弦楽版がとても有名です。今回ご紹介するのは管弦楽版です。この「古城」ではオーケストラ作品には珍しくアルトサックスが使われています。中世の古城で吟遊詩人がリュートを奏でながら歌っているような風景が浮かんでくるようです。

教会でHP回復。仲間を癒す荘厳な音楽。

バッハによって作曲されたカンタータ。曲名は聴いたことがなくてもCMなどで耳にする機会のある曲です。このコラールは三位一体節後の第27日曜日のために書かれたもので、バッハのカンタータの中でもよく知られています。また、福音書章句に花婿の到着を待つ花嫁のたとえを用いられていることから、結婚のときに歌われることもあります。

呪われし塔。ダンジョンを駆け抜けろ！

「ラプソディ・イン・ブルー」に次いで有名なガーシュインの作品。ガーシュインがパリの活気に触発されて作った作品で、自動車のクラクションなど都会の生活の様子が表されています。「呪われし塔」のコミカルな曲調とどこか似ている部分があります。ジャズの旋律やリズムを取り入れており、ブルースやスウィング系の旋律がとても印象的です。