【HMVインタビュー】 PUNKSPRING 2017で来日する LESS THAN JAKE が新作発売！

2017年2月10日 (金)

新曲で作詞者でありドラマーのVinnie Fiorelloが「唯一続いている事は変わっていくこと」という一節をサビの部分で書いている、まったくもってそのとおりだと僕は思った。この歌詞に気づいて、噛み砕いて、呑みこむと、たちまち良い気分になる。電光石火のごとく、前を向いて進もう。全てのもの、人は変わっていく、嫌でも世界は周っているのだ。

Less Than Jakeの新しいEP、「Sound The Alarm」はバンドの25周年を記念するとともに彼らのエキサイティングな新しい章に入ったことを示している。そして新たにアメリカではPure Noise Recordsと契約をかわしている。7つのスカに浸み込ませたパンクの曲はリスナーに彼らの覚えやすいメロディーラインを作り出す素晴らしい才能を認識させる。

「前作の"See The Light"と似たような感じでこれらの曲を作り始めたんだ、俺たちの倉庫でアコースティックギターと紙に走り書きした歌詞、そして次々と浮かんでくるアイデアをもってみんなでテーブルを囲んで座ってね」とVinnie が話す。「浮かんでくる曲のアイデアを試してみたり、時にはそれを追ってみたり、またそのアイデアに結びついたり、すぐに結びつかなかったり。ワープドツアーの間に曲をかいたりアイデアを出し合ったりしていたよ。」

「Sound The Alarm」はコロラド州のフォートコリンズにあるパンク界では有名なスタジオのブラスティングルームでRoger Limaのプロデュースでレコーディングして、去年のワープドツアーを終えた後に仕上げられた。




結成25周年を迎えたLESS THAN JAKEの新たな章の始まりとなる7曲入りミニアルバム！LTJ節炸裂なキャッチ―＆ファストなスカ・パンク・ナンバー収録！

■収録曲
1. Call to Arms
2. Whatever the Weather
3. Bomb Drop
4. Welcome to My Life
5. Good Sign
6. Years of Living Dangerously
7. Things Change




■来日情報
PUNKSPRING 2017 Final
3月25日（土）神戸ワールド記念ホール
3月26日（日）幕張メッセ

HMVインタビュー：LESS THAN JAKE

今年結成25周年を迎えたLess Than Jakeが約3年半ぶりとなる新作「Sound The Alarm」を3月2日にParking Lot Soundsよりリリース！ 新作についての他にも、25年間の活動、自身がスタートさせたTOYレーベルについてなどドラムのヴィニーに直撃しました！

---2013年にFAT WRECK CHORDS よりリリースした前作のアルバム「See the Light」以降の活動を教えてください。

Vinnie：アルバムのプロモーションで世界中をツアーしたり、「See the Lights」でレコーディングしたけどアルバムに入らなかった曲の7インチをリリースしたり、「Hello Rockview (3 rd アルバム) 」と「Losing Streak (2 nd アルバム)」のLPの再発や「Live From The Astoria」というライブ盤もリリースしていたよ。

---3月2日に発売する新作「Sound The Alarm」の紹介をお願いします。

Vinnie：前作の「See The Light」と似たような感じでこれらの曲を作り始めた。オレ達の倉庫でお互いに意見を出し合ってね。それからワープドツアーをしている間に、更にその曲を仕上げていって、ツアーが終わってすぐにレコーディングしたよ。

---今作は、新たにPure Noise Records(日本盤はParking Lot Sounds)からのリリースになりますが、リリースの経緯を教えてください。

Vinnie：まずは、epをリリースしたいとバンドでずっと考えていて、長い友人であり互いに尊敬しあえる仲であるジェイク (Pure Noise Records)と一緒にやろうということになったんだ。また、ベースのロジャーはPure Noise RecordsからリリースしているMasked Intruderと仕事をしていたから、Pure Noise Recordsがバンドと良い関係を築いている事を知っていたしね。

---Pure Noise Recordsの紹介文で、前作の「See the Light」と似たような感じで作曲を行ったとありますが、改めてどのように作曲したのか教えてください。

Vinnie：前の質問でも答えたように皆でアイデアを出し合って、皆が好きな部分を寄せ集めてアイデアを形にしていった。それからラフな曲をリハーサルして仕上げていった感じだよ。

---特にお気に入りの曲があればその理由も教えてください。

Vinnie：作詞者としては3曲目の「Bomb Drop」が好きだね。一番自分自身に近くて、俺の心の奥深くと繋がっている歌詞だから。

---今作は、7曲入りのepですが、アルバムのリリースの予定もありますか？

Vinnie：今は、今作の7曲をプロモーションすることが第一だね。フルアルバムについては、将来的にはリリースするけれど、実際にはまだ何も作業は進めていないよ。

---今年は、結成25周年ですが25年間を簡単に振り返ってください。

Vinnie：25年間、たくさんの出来事があった。これからも色々な出来事が付け加えられていくだろうね。オレ達自身とバンドを前進させつつ、変わらずサポートしてくれるファンやスタッフとの交流を常に大切にして、最高な時間をもてるよう努力していくよ。

---また、25年間もの長い間、バンドを続ける秘訣などあれば教えてください。

Vinnie：「バンドとは何か？」という先入観を捨てること。ジェットコースターのように上るときもあれば落ちるときもある、ただその体験を楽しめって事だね。

---2015年には、Kemuriの20周年イベントで来日しましたが、イベントはどうでしたか？　また、Kemuriも参加したUKツアーの感想も教えてください。

Vinnie：Kemuriのことは大好きだし、常に彼らのことを兄弟のように思っているよ。ショウは最高だったし、熱狂的なオーディンエンス、ツアーに関わってくれたスタッフなどすべてがパーフェクトだった。UKツアーでは彼らの伝染性のある個性でファンを増やしていくところを目の当たりにしたよ。さっきも言ったように、彼らは兄弟みたいなものだから、嬉しかったね。

---Vinnieは、TOYのリリースもしておりますが、TOY のレーベルについて簡単に紹介してください。

Vinnie：TOYはいくつかリリースしているよ。樹脂性の限定TOYをハンドメイドや時には小さな工場に発注して作っている。オレのアーティスト名の「Wunderland War」やオレの会社の「Paper + Plastick.」の元で製作しているんだ。TOYについて質問してくれてありがとう！

---3月にはPUNKSPRING2017で来日しますね。最後に日本のファンにメッセージをお願いします。

Vinnie：日本に戻ってたくさんの人とたくさんの銘柄の日本酒を飲むことが待ちきれないよ！日本はとても美しい国だし、オレ達は本当に日本に行くことが大好きなんだ。