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ガーディナーのメンデルスゾーン『イタリア』ほか

2016年7月6日 (水)

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メンデルスゾーン(1809-1847) 交響曲第4番『イタリア』(改訂版)、第1番(1829年版第3楽章を含む)
ガーディナー&ロンドン交響楽団(+ブルーレイ・オーディオ)


サー・ジョン・エリオット・ガーディナーがロンドン響を指揮するメンデルスゾーン・シリーズの第3弾。
 ガーディナーは交響曲第1番の演奏会にあたって次のようにアナウンスしました。「メンデルスゾーンが1829年にロンドンに来た時、彼は自作の交響曲を演奏し、両親に手紙の中で『私は自分の交響曲をあらためて見ましたが、ああ神よ、メヌエットが涙が出るほど退屈なのです! そこで私は、八重奏のスケルツォを抜き出し、少しトランペットを付け加えたところ、とても素敵になりました』と書いています。実際にはメンデルスゾーンはかなり多くの改変を加え、オーケストレーションを輝かしいものにしています。それは大変素晴らしいので、皆様にはそれを聴いていただくべきだろうと思いました。しかしメヌエットとトリオはどうなるのでしょうか? なぜ、彼は、出版の段になって、メヌエットとトリオを採用し、スケルツォを排したのでしょうか。私は両方とも注目すべきで、両方があっても全体として素晴らしい交響曲になると考えています。皆さんはどちらがよいか、お聞かせ頂ければと思います」
 こうしたわけで、ガーディナーは、メンデルスゾーンが作曲した1824年当時のメヌエット、および1829年の「ロンドン版」に含まれたスケルツォという、ふたつの第3楽章を演奏しています。
 第4番『イタリア』は、第1楽章冒頭のピチピチと弾むリズム、管楽器のかけあいから愉悦の極み。終楽章のサルタレッロの切れ味のよさは痛快なほど。LSOの巧さが際立ちます。ガーディナーは、第4番に関して、演奏会にあたって「メンデルスゾーンは、あらゆる技巧、およびリスクをおかして全てをこのイタリア交響曲に注力しました。その結果この作品は今でもきわめて人気が高いままです。」と述べています。なお、ガーディナーは、ウィーン・フィルと、1997年に現行版、そして98年には1833年版の第2楽章から第4楽章をセッション録音しましたが、今回は1833年版を採用しての演奏となっています。
 なお、シリーズ第1弾および第2弾同様に当アルバムもまた、従来のSACDハイブリッド盤に加えて、同一の演奏内容を収めたピュア・オーディオ・ブルーレイ・ディスクが同梱されます。お手持ちのブルーレイ・ディスク・プレーヤーで手軽に楽しめるハイスペックのフォーマットへの対応はオーディオ・ファイルから大好評です。(輸入元情報)

【収録情報】
● メンデルスゾーン:交響曲第1番ハ短調 op.11 (1824)

 I.アレグロ・ディモルト/II.アンダンテ/III.スケルツォ/III.メヌエット(アレグロ・モルト)/IV.アレグロ・コン・フォコ
● メンデルスゾーン:交響曲第4番イ長調 op.90『イタリア』 1833年版 (1831-33)
 I.アレグロ・ヴィヴァーチェ/II.アンダンテ・コン・モート/III.メヌエット - コン・モート・モデラート、IV.フィナーレ - サルタレッロ - プレスト

 ロンドン交響楽団
 サー・ジョン・エリオット・ガーディナー(指揮)

 録音時期:2014年3月23日、2016年2月16日
 録音場所:ロンドン、バービカン・ホール
 録音方式:ステレオ(DSD/ライヴ)
 プロデューサー:ニコラス・パーカー
 エンジニアリング、ミキシング&マスタリング: Classic Sound Ltd
 SACD Hybrid
 CD STEREO/ SACD STEREO/ SACD 5.1 SURROUND

【ブルーレイ・オーディオ】
・5.0 DTS-HD Master Audio (24bit/192kHz)
・2.0 LPCM (24bit/192kHz)
※表示のポイント倍率は、
ブロンズ・ゴールド・プラチナステージの場合です。

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