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シェリング/ヴァイオリン協奏曲録音集(13CD)

2016年6月30日 (木)

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シェリング/ヴァイオリン協奏曲録音集(13CD)

真摯な芸風で知られる名ヴァイオリニスト、ヘンリク・シェリングが、フィリップスとマーキュリー、DGに遺した音源からのヴァイオリン協奏曲を中心としたセッション録音のコレクション。
 ハイティンク&コンセルトヘボウ管弦楽団とのブラームスのヴァイオリン協奏曲と二重協奏曲、ベートーヴェンのヴァイオリン協奏曲、メンデルスゾーンとチャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲、クーベリック&バイエルン放送響とのベルクのヴァイオリン協奏曲に、ドラティ&ロンドン交響楽団とのブラムース、ハチャトゥリアン、シューマン、メンデルスゾーンのヴァイオリン協奏曲、ギブソン&ロンドン交響楽団とのパガニーニのヴァイオリン協奏曲集、ギブソン&ニュー・フィルハーモニア管弦楽団とのモーツァルトのヴァイオリン協奏曲集、インバル&ニュー・フィルハーモニア管弦楽団とのベートーヴェン:三重協奏曲、ルモーテル&モンテカルロ国立歌劇場管弦楽団とのラロ、サン=サーンス、マリナー&アアカデミーとのバッハのヴァイオリン協奏曲集、イギリス室内管弦楽団を弾き振りしたヴィヴァルディのヴァイオリン協奏曲集、そしてチャールズ・ライナーの伴奏によるヴァイオリン小品集などを収録しています。
 どれも、シェリングらしい内容の充実した演奏で、音質も良好、スタンダードと呼ぶにふさわしい仕上がりとなっています。

【シェリング・プロフィール】
ヘンリク・シェリングは、1918年にワルシャワ近郊に誕生。5歳からピアノを学びますが、ほどなくヴァイオリンに興味を持ち始め、アウアー門下のフレンケルに師事して腕をあげます。その結果、9歳の時には高名なフーベルマンに才能を認められ、カール・フレッシュに師事するよう薦められるという幸運に恵まれ、15歳からは演奏活動をおこなう一方でティボーの助言を受けてガブリエル・ブイヨンに師事して研鑽を積み、対位法や作曲、哲学、美学などを学んでもいました。
 その後、ユダヤ系だったシェリングは、第ニ次世界大戦のため、メキシコに拠点を移し、現地での教授活動や演奏活動に情熱を傾けることとなりますが、ヨーロッパでも活動は継続しており、1950年から1956年頃にかけては、フランスのオデオン・レーベルに、バッハの無伴奏全曲や、ベートーヴェンのヴァイオリン協奏曲(指揮は恩師ティボー)、バッハのヴァイオリン協奏曲(指揮は恩師ブイヨン)、プロコフィエフのヴァイオリン協奏曲第2番(指揮はデルヴォー)、シベリウスのヴァイオリン協奏曲(指揮はブール)、小品集などのレコーディングもおこなっていました。
 大きな転機が訪れたのは1956年のこと。演奏旅行でメキシコを訪れていたアルトゥール・ルービンシュタインが、シェリングの演奏会を聴いてその実力に驚き、アメリカでのコンサート・デビューやメジャーのRCAへのレコーディングなどに尽力、ほどなくシェリングの名は欧州楽壇に知れ渡ることとなり、やがてマーキュリーやフィリップス、ドイツ・グラモフォンなどにレコーディングをおこなうようになります(HMV)。

【収録情報】
Disc1
バッハ:
1. ヴァイオリン協奏曲第2番ホ長調 BWV.1042
2. ヴァイオリン協奏曲第1番イ短調 BWV.1041
3. 2つのヴァイオリンのための協奏曲ニ短調 BWV.1043
4. アリア(管弦楽組曲第3番から)

 ヘンリク・シェリング(ヴァイオリン)
 モーリス・アッソン(ヴァイオリン:3)
 アカデミー・オブ・セント・マーティン・イン・ザ・フィールズ(アカデミー室内管弦楽団)
 サー・ネヴィル・マリナー(指揮)

 録音時期:1976年6月
 録音場所:ロンドン
 録音方式:ステレオ(アナログ/セッション)
 制作レーベル:PHILIPS

Disc2
ヴィヴァルディ:
1. ヴァイオリン協奏曲集『四季』 Op.8
2. ヴァイオリン協奏曲イ短調 Op.3-6, RV.356
3. ヴァイオリン協奏曲ニ長調 Op.3-9, RV.230

 ヘンリク・シェリング(ヴァイオリン、指揮)
 イギリス室内管弦楽団

 録音時期:1969年1月(1)、1976年(2,3)
 録音場所:ロンドン
 録音方式:ステレオ(アナログ/セッション)
 制作レーベル:PHILIPS

Disc3
モーツァルト:
1. ヴァイオリン協奏曲第1番変ロ長調 K.207
2. ヴァイオリン協奏曲第2番ニ長調 K.211
3. ヴァイオリン協奏曲第3番ト長調 K.216
4. アダージョ ホ長調 K.261

 ヘンリク・シェリング(ヴァイオリン)
 ニュー・フィルハーモニア管弦楽団
 サー・アレグザンダー・ギブソン(指揮)

 録音時期:1969年11月(4)、1970年1月(1-3)
 録音場所:ロンドン
 録音方式:ステレオ(アナログ/セッション)
 制作レーベル:PHILIPS

Disc4
モーツァルト:
1. ヴァイオリン協奏曲第4番ニ長調 K.218
2. ヴァイオリン協奏曲第5番イ長調 K.219『トルコ風』
3. ロンド 変ロ長調 K.269
4. ロンド ハ長調 K.373

 ヘンリク・シェリング(ヴァイオリン)
 ニュー・フィルハーモニア管弦楽団
 サー・アレグザンダー・ギブソン(指揮)

 録音時期:1966年4月(2)、1970年1月(1,3,4)
 録音場所:ロンドン
 録音方式:ステレオ(アナログ/セッション)
 制作レーベル:PHILIPS

Disc5
ベートーヴェン:
1. ヴァイオリン協奏曲ニ長調 Op.61
2. ロマンス第1番ト長調 Op.40
3. ロマンス第2番ヘ長調 Op.50

 ヘンリク・シェリング(ヴァイオリン)
 ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団
 ベルナルド・ハイティンク(指揮)

 録音時期:1970年9月(2,3)、1973年4月(1)
 録音場所:アムステルダム、コンセルトヘボウ
 録音方式:ステレオ(アナログ/セッション)
 制作レーベル:PHILIPS

Disc6
● ベートーヴェン:三重協奏曲ハ長調 Op.56

 ヘンリク・シェリング(ヴァイオリン)
 ヤーノシュ・シュタルケル(チェロ)
 クラウディオ・アラウ(ピアノ)
 ニュー・フィルハーモニア管弦楽団
 エリアフ・インバル(指揮)

 録音時期:1970年9月
 録音場所:ロンドン
 録音方式:ステレオ(アナログ/セッション)
 制作レーベル:PHILIPS

● ブラームス:二重協奏曲ニ短調 Op.102

 ヘンリク・シェリング(ヴァイオリン)
 ヤーノシュ・シュタルケル(チェロ)
 ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団
 ベルナルド・ハイティンク(指揮)

 録音時期:1970年9月
 録音場所:アムステルダム、コンセルトヘボウ(2)
 録音方式:ステレオ(アナログ/セッション)
 制作レーベル:PHILIPS

Disc7
パガニーニ:
1. ヴァイオリン協奏曲第1番ニ長調 Op.6
2. ヴァイオリン協奏曲第4番ニ短調

 ヘンリク・シェリング(ヴァイオリン)
 ロンドン交響楽団
 サー・アレグザンダー・ギブソン(指揮)

 録音時期:1975年6月
 録音場所:ロンドン
 録音方式:ステレオ(アナログ/セッション)
 制作レーベル:PHILIPS

Disc8
● パガニーニ:ヴァイオリン協奏曲第3番ホ長調

 ヘンリク・シェリング(ヴァイオリン)
 ロンドン交響楽団
 サー・アレグザンダー・ギブソン(指揮)

 録音時期:1971年1月
 録音場所:ロンドン
 録音方式:ステレオ(アナログ/セッション)
 制作レーベル:PHILIPS

● ラロ:スペイン交響曲 Op.21

 ヘンリク・シェリング(ヴァイオリン)
 モンテカルロ国立歌劇場管弦楽団
 エドゥアール・ヴァン・ルモーテル(指揮)

 録音時期:1969年10月
 録音場所:モンテカルロ
 録音方式:ステレオ(アナログ/セッション)
 制作レーベル:PHILIPS

Disc9
● シューマン:ヴァイオリン協奏曲ニ短調
● メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲ホ短調 Op.64

 ヘンリク・シェリング(ヴァイオリン)
 ロンドン交響楽団
 アンタル・ドラティ(指揮)

 録音時期:1964年7月
 録音場所:ロンドン、ワトフォード・タウン・ホール
 録音方式:ステレオ(アナログ/セッション)
 制作レーベル:Mercury

● バルトーク/セーケイ編:ルーマニア民俗舞曲
● ドビュッシー:レントより遅く
● ノヴァーチェク:常動曲
● ブラームス/クライスラー編:ハンガリー舞曲第17番
● マロキン:メキシコの子守歌
● リムスキー=コルサコフ/ハイフェッツ編:熊蜂の飛行

 ヘンリク・シェリング(ヴァイオリン)
 チャールズ・ライナー(ピアノ)

 録音時期:1963年2月
 録音場所:ニューヨーク、ファイン・レコーディング・スタジオA
 録音方式:ステレオ(アナログ/セッション)
 制作レーベル:Mercury

Disc10
1. ブラームス:ヴァイオリン協奏曲ニ長調 Op.77
2. メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲ホ短調 Op.64

 ヘンリク・シェリング(ヴァイオリン)
 ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団
 ベルナルド・ハイティンク(指揮)

 録音時期:1973年4月(1)、1976年6月(2)
 録音場所:アムステルダム、コンセルトヘボウ
 録音方式:ステレオ(アナログ/セッション)
 制作レーベル:PHILIPS

Disc11
1. ブラームス:ヴァイオリン協奏曲ニ長調 Op.77
2. ハチャトゥリアン:ヴァイオリン協奏曲

 ヘンリク・シェリング(ヴァイオリン)
 ロンドン交響楽団
 アンタル・ドラティ(指揮)

 録音時期:1962年7月(1)、1964年7月(2)
 録音場所:ロンドン、ワトフォード・タウン・ホール
 録音方式:ステレオ(アナログ/セッション)
 制作レーベル:Mercury

Disc12
1. サン=サーンス:ヴァイオリン協奏曲第3番ロ短調 Op.61
2. サン=サーンス:ハバネラ Op.83
3. サン=サーンス:序奏とロンド・カプリチオーソ Op.28
4. ラヴェル:ツィガーヌ

 ヘンリク・シェリング(ヴァイオリン)
 モンテカルロ国立歌劇場管弦楽団
 エドゥアール・ヴァン・ルモーテル(指揮)

 録音時期:1969年10月
 録音場所:モンテカルロ
 録音方式:ステレオ(アナログ/セッション)
 制作レーベル:PHILIPS

Disc13
● チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲ニ長調 Op.35

 ヘンリク・シェリング(ヴァイオリン)
 ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団
 ベルナルド・ハイティンク(指揮)

 録音時期:1976年6月
 録音場所:アムステルダム、コンセルトヘボウ
 録音方式:ステレオ(アナログ/セッション)
 制作レーベル:PHILIPS

● ベルク:ヴァイオリン協奏曲 (1935)

 ヘンリク・シェリング(ヴァイオリン)
 バイエルン放送交響楽団
 ラファエル・クーベリック(指揮)

 録音時期:1968年5月
 録音場所:ミュンヘン、ヘルクレスザール
 録音方式:ステレオ(アナログ/セッション)
 制作レーベル:DG
※表示のポイント倍率は、
ブロンズ・ゴールド・プラチナステージの場合です。

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ヘンリク・シェリング・イン・コンサート〜協奏曲録音集(13CD)

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ヘンリク・シェリング・イン・コンサート〜協奏曲録音集(13CD)

ユーザー評価 : 4.5点 (2件のレビュー) ★★★★★

価格(税込) : ¥6,930
会員価格(税込) : ¥6,029

発売日:2016年08月19日

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