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ロストロポーヴィチ&パリ管弦楽団のシェエラザード

2016年2月23日 (火)

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リムスキー=コルサコフ:シェエラザード
ロストロポーヴィチ&パリ管弦楽団


指揮者ロストロポーヴィチの最高傑作のひとつと目されるのがこの『シェエラザード』。1927年生まれのロストロポーヴィチは、1961年、34歳の時に指揮者としてデビューしており、この『シェエラザード』の頃にはキャリアも十分に蓄積済み。しかもこのときのロストロポーヴィチは、祖国ソ連をあとにした直後ということもあってか、演奏は異様なまでの力に満ちたものとなっています。
 リムスキー=コルサコフの傑作『シェエラザード』は、ニ管編成のオーケストラのために書かれた作品で、華麗なオーケストレーションで知られていますが、ここでは楽員増員がおこなわれているものと思われ、金管群の圧倒的な響きはオーケストラがパリ管弦楽団ということを忘れさせてしまうほどのスラヴ的な荒々しい迫力を感じさせてくれます。一方で抒情的な部分での弦楽や木管の軽やかな美しさなどはパリ管ならではですし、全体にロストロポーヴィチの志向する壮大濃厚な歌いくちに、絶妙なバランスで作用する色彩の変化がとても魅力的な聴きものとなっています。
 これにはフランスEMIのエンジニア、ポール・ヴァヴァスールの優れた手腕と、パリのホール、サル・ワグラムの芳醇な音響も大きく功を奏しているようで、ヴァヴァスールとサル・ワグラムの傑作として知られるミュンシュの幻想交響曲を上回るほどの主張の強いサウンドには驚くばかりです。(HMV)

【収録情報】
● リムスキー=コルサコフ:交響組曲『シェエラザード』Op.35
 第1曲: 海とシンドバッドの船
 第2曲: カランダー王子の物語
 第3曲: 若き王子と王女
 第4曲: バグダッドの祭、海、青銅の騎士の岩での難破、終曲

● リムスキー=コルサコフ:スペイン奇想曲 Op.34

 パリ管弦楽団
 ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ(指揮)

 録音時期:1974年7月、1976年11月、1977年3月
 録音場所:パリ、 サル・ワグラム
 録音方式:ステレオ(セッション)

※表示のポイント倍率は、
ブロンズ・ゴールド・プラチナステージの場合です。

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『シェエラザード』『スペイン奇想曲』 ロストロポーヴィチ&パリ管弦楽団

CD 輸入盤

『シェエラザード』『スペイン奇想曲』 ロストロポーヴィチ&パリ管弦楽団

リムスキー=コルサコフ (1844-1908)

ユーザー評価 : 5点 (7件のレビュー) ★★★★★

価格(税込) : ¥880
会員価格(税込) : ¥766

発売日:2016年04月15日

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