ＢＣＪ／バッハのルター派ミサ曲第2集 SACDニュースへ戻る

2015年11月6日 (金)

ＢＣＪによるバッハのルター派ミサ曲第２弾は
バッハとペランダのミサ曲集

SACDハイブリッド盤。バッハ・コレギウム・ジャパンのルター派ミサ曲第２弾はバッハのミサ曲イ長調BWV234、ミサ曲ヘ長調BWV233、そしてマルコ・ジュゼッペ・ペランダのミサ曲イ短調です。
　バッハのミサ曲イ長調BWV234は1737年頃ライプツィヒで完成した作品で、管楽器パートに２本のフルートのみが用いられる牧歌的な雰囲気漂う名曲です。一方、ミサ曲ヘ長調BWV233は、ヴァイマル時代に書かれたとされている「キリエ−キリスト、汝神の子羊よ」BWV 233aを改訂し、グローリアの各楽章もすべて旧作の転用によって構成された作品です。
　カップリングはマルコ・ジュゼッペ・ペランダ[1625-75]のミサ曲イ短調です。イタリア生まれのペランダの作品の特徴は、ソロとアンサンブルを問わず美しい旋律線を展開させます。また、モテット様式の基礎を築いたと考えられております。中・北部ドイツの同時代の作曲家にも大きな影響を与えた作曲家のひとりでバッハの作品を理解するうえでも重要な作曲家です。鈴木雅明とバッハ・コレギウム・ジャパンによる豊かな演奏でお楽しみください。（キングインターナショナル）

【収録情報】
1.　J.S.バッハ：ミサ曲イ長調 BWV.234
2.　J.S.バッハ：ミサ曲ヘ長調 BWV.233
3.　ペランダ：ミサ曲イ短調

　ハナ・ブラシコヴァ（ソプラノ：1,2）
　ジョアン・ラン（ソプラノ：3）
　松井亜希（ソプラノ：3）
　ロビン・ブレイズ（カウンターテナー：1）
　中嶋克彦（テノール：1）
　ゲルト・テュルク（テノール：3）
　藤井雄介（テノール：3）
　ペーター・コーイ（バス：1,2）
　ドミニク・ヴェルナー（バス：3）
　若松夏美（ヴァイオリン）
　三宮正満（オーボエ）
　バッハ・コレギウム・ジャパン
　鈴木雅明（指揮）

　録音時期：2014年2月（1,2）、2015年2月（3）
　録音場所：兵庫県、神戸松蔭女子学院大学チャペル
　録音方式：ステレオ（デジタル／セッション）
　SACD Hybrid
　CD STEREO/ SACD STEREO/ SACD 5.0 SURROUND