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ジャコ在籍期ウェザー・リポート未発表ライヴ4枚組
2016年4月24日 (日)
70年代、ジャズに真の革命をもたらしたスーパーバンド！遂に陽の目を見る！ジャコ・パストリアス在籍期ウェザー・リポート未発表ライヴ！
天才ベーシスト、ジャコ・パストリアス在籍時、ジョー・ザヴィヌル（key）、ウェイン・ショーター（sax）、ピーター・アースキン（ds）、さらには1981年から合流を果たしたロバート・トーマスJr.（per）という黄金のラインナップによるウェザー・リポート 1978年〜81年の未発表ライヴ音源を4CDにパッケージ！
日本、アメリカ、イギリスで行なわれたワールドツアー未発表ライヴ音源のサウンドボード・テープから、アースキンと現在ウェザーのドキュメンタリー・フィルム『Calm Before the Storm』の製作指揮を執っているザヴィヌルの息子トニーが共同プロデュース＆リマスタリングした世界初CD化作品。
エレクトリック・マイルスのDNAをダイレクトに受け継いだバンド最初期サウンドから、ジャコ・パストリアスの正式加入によりさらなる飛躍を遂げた歴史的名作『Heavy Weather』（もしくは『Black Market』）以降、これぞＷＲの上げ潮〜絶頂期の決定的パフォーマンスを全28曲。「Birdland」、「Teen Town」といったジャコ至上の名演はもちろん、ライヴ盤『8:30』のLP第4面に収められたスタジオ録音4曲（「8:30」、「Brown Street」、「The Orphan」、「Sightseeing」）のライヴテイクもこのたび収録！
さらに、メタリカのベーシスト、ロバート・トゥルージロがプロデュースを手掛けたジャコ・パストリアスのドキュメンタリー・フィルム『JACO』、そのDVD、Blu-ray、サウンドトラックCDも時期をほぼ同じくしてリリース決定！ この秋、フュージョン〜クロスオーヴァー・ジャズの先鞭を打った伝説のスーパーバンド、スーパープレイヤーのウルトラＣ級の壮絶パフォーマンスにシビレまくってください！
『Legendary Live Tapes 1978-1981』 収録曲
- 01. 8:30
- 02. Sightseeing
- 03. Brown Street
- 04. The Orphan
- 05. Forlorn
- 06. Three Views of A Secret
- 07. Badia/Boogie Waltz
- 08. Wayne Solo
- 09. Jaco Solo (Osaka 1980)
ディスク 2
- 01. Joe and Wayne Duet (Tokyo 1978)
- 02. Birdland
- 03. Peter's Solo
- 04. A Remark You Made
- 05. Continuum/River People
- 06. Gibraltar
ディスク 3
- 01. Fast City
- 02. Madagascar
- 03. Night Passage
- 04. Dream Clock
- 05. Rockin' In Rhythm
- 06. Port of Entry
ディスク 4
- 01. Elegant People
- 02. Scarlet Women
- 03. Black Market
- 04. Jaco Solo (Osaka 1978)
- 05. Teen Town
- 06. Peter's Solo (Osaka 1978)
- 07. Directions
Wayne Shorter（sax) / Joe Zawinul（key) / Jaco Pastrious (b) / Peter Erskine (ds） / Robert Thomas Jr.（per）
天才ジャコのドキュメンタリー映画『JACO』サウンドトラックも発売決定！注目のトリビュート・カヴァー新録も収録！
破天荒な人生をわずか35年で駆け抜けた真の天才児ジャコ・パストリアス。ウェザー・リポートのベーシストとして、そしてソリストとしても数々の名演、そして逸話を残して1987年に突如この世を去った不世出の音楽家のドキュメンタリー作品「JACO」が、メタリカのベーシスト、ロバート・トゥルージロのプロデュースによってとうとう完成の日を迎える。
この秋にはDVD作品としても発売が決定しているこのドキュメンタリーのサウンドトラックが登場。ジャコ自身のプレイのほか、ジョニ・ミッチェルなどへの参加作、またロドリーゴ・イ・ガブリエーラや、トゥルージロ＆レッチリのフリーのデュオによるカヴァーも収録。こちらも話題沸騰間違いなし！
『JACO Original Soundtrack』 収録曲
- 01. River People / Weather Report
- 02. Teen Town / Weather Report
- 03. Come On Come Over / Jaco Pastorius
- 04. Continuum / Jaco Pastorius
- 05. Portrait Of Tracy / Jaco Pastorius
- 06. The Dry Cleaner From Des Moines (live) / Joni Mitchell
- 07. All American Alien Boy / Ian Hunter
- 08. Liberty City / Jaco Pastorius
- 09. Crisis / Jaco Pastorius
- 10. Okonkole y Trompa / Jaco Pastorius
- 11. Mr. Gone / Weather Report
- 12. Nineteen Eighty Seven / ††† (Crosses)
- 13. Longing / Mary Pastorius
- 14. Shine / TechN9ne
- 15. Continuum / Rodrigo y Gabriela
- 16. Come On Come Over / Mass Mental (Robert Trujillo and Flea)
ウェザー・リポート （Weather Report）
1969年、マイルス・デイヴィス『ビッチェズ・ブリュー』の発売から一年余り、70年代に突入したジャズ・シーンを震撼させるグループがこの年の瀬に結成された。ナショナリティも肌の色もまったく異なる4人によって結成されたこのグループは、ある意味で時代の要請が作り出した必然のグループだった。エレクトリック・イクイップメントを味方につけたウエザー・リポート（以下WR）は以後80年代半ばまで様々な変遷を続けながらもジャズ＝フュージョン界を疾走する。1932年ウィーン生まれのジョセフ・エンリッヒ・ザヴィヌルことジョー・ザヴィヌルは、ヨーロッパでの活躍の後1959年アメリカに渡り、メイナード・ファーガソン・バンドを皮切りにダイナ・ワシントンの伴奏、キャノンボ−ル・アダレイ・グループでの長い間の活躍などで次第に頭角をあらわし、マイルス・バンドにも起用された。特にキャノンボールとのコラボレイションはＷＲ結成直前まで続き、信頼の厚さを感じさせる。ＷＲ後期にはウエイン・ショーターとの関係が危ぶまれたがザヴィヌル・シンジケートの結成など独自の道を歩み始めた。
ウエイン・ショーターは1933年ニュアークの生まれ。16歳からクラリネットをはじめテナーに転向したあとニューヨーク大学に学び、ホレス・シルヴァーに見出されジャズ界にデビュー、1958年に加入したメイナード・ファーガソンのバンドでザヴヌルと出会う。その後、ジャズ・メッセンジャーズでの幅広い活躍でマイルスから目をつけられ1964年にはマイルス・グループへ加入、コルレーン以降のこのバンドの最高のサックス奏者となった。60年代後期からソプラノもプレイするようになり、WRに加入する。
ミロスラフ・ヴィトウスは1947年プラハの生まれ。クラシック教育を受けたのち奨学金を得てバークリー音楽院に進み,67年にニューヨーク・シーンでデビュー。ハービー・マン、チック・コリア、ラリー・コリエルらとプレイした後、WRに加入するが1973年で退団した。初期WRのベースラインを支えたヨーロッパの逸材。
アルフォンゾ・ムザーン(ds)は1948年生まれ。1966年にニューヨークへ移り、バート・バカラック、ロバータ・フラックらと共演、またロイ・エアーズとの演奏も有名、この頃まではポップス畑のセッション・ドラマーとして売れっ子だった。1971年にＷＲに加入。その後のマッコイ・タイナーやラリー・コリエルとの演奏のほうが印象強いかもしれない。
第1期WRはヴィトウスと二人のリーダーとのコラボレイションによって進行した。多くの名盤が残されているがとりわけ結成直後の早い時期の来日で日本のファンの度肝を抜いた『イン・トウキョウ』は忘れられない。エリック・グラヴァットの強力無比のドラミングから叩きだされるリズムは強烈だった。リターン・トゥー・フォーエヴァー、キース・ジャレット、と続く来日ラッシュの中でも若いファンの心を一気につかんだのがWRだった。ある意味で純正ジャズファンからフュージョンの時代を広げたのがこのグループとRTFだった。
そのほか多くのメンバーがゲストで参加したりしたが、やはりジャコ・パストリアスの参加こそは、このグループをスーパー・グループへと押し上げた一番大きな要素だろう。『テイル・スピニン』から参加し始めたジャコはその後のWRの評価を決定付けた『ブラック・マーケット』でついにその全貌をわれわれの前に現わした。エレクトリックであるかどうかなどという論議を超えたところからジャコはベースのあり方に革命を起こし、ほとんど全ての若きベーシストがジャコに影響を受けたといってもおかしくない。
『ブラック・マーケット』『ヘヴィー・ウエザー』の連続ヒットによってついにWRは押しも押されぬジャズ界の大物にのし上がった。このグループの進撃は『ナイト・パッセ−ジ』まで続き、ジャコ在籍時代がスリリングという意味ではWRの黄金時代といっていいだろう。ジャコ＝ピーター・アースキンを中心線にウエインとジョーが左右でグループを引っ張るというこの時期のWRの形を最後に体現したのがこの作品だった。
ジャコ退団後ベースはヴィクター・ベイリーが担当、オマー・ハキムとのコンビによって第三期WRの屋台骨を背負うようになる。この時代はヴォーカルをフィーチャーしたりとポップ色を強めていく時代で、残念ながらかつてのジャズのメインストリームを震撼させたWRとはかけ離れていく。しかし、サウンド的には随所に様々な新しいアイディアも含んだ活動はザヴィヌルがその主導力を強めていく過程だった。この時期の作品ではマンハッタン・トランスファーをフィーチャーした『プロセッション』がひとつの典型的なザヴヌルの志向性を示した作品として記憶される。その後は、ザヴィヌルは自己のバンドを率いて、ショーターとの距離をとり始めWRは解散状態に追い込まれていった。
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ブロンズ・ゴールド・プラチナステージの場合です。
輸入盤はまとめ買いがさらにお得！
輸入盤
Legendary Live Tapes 1978-1981 (4CD)
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Legendary Live Tapes 1978-1981 (国内盤Blu-spec CD 4枚組)
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まとめ買い価格(税込) :
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在庫あり
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