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ケンブリッジ・クレア・カレッジ合唱団の歌うビクトリア:レクィエム

2015年10月17日 (土)

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ビクトリア:レクィエム、他
グレアム・ロス&ケンブリッジ・クレア・カレッジ合唱団
間接音まで高解像度な優秀録音で味わうビクトリアの最高傑作


ケンブリッジ・クレア・カレッジ合唱団(聖歌隊)によるビクトリアのレクィエムの登場。ビクトリアは2曲のレクィエムを作曲していますが、ここでは6声で書かれた有名なほうが選ばれています。指揮は音楽監督のグレアム・ロスで、編成はソプラノ10名、アルト4名、テノール7名、バス9名の計30名で、演奏時間は47分。同じ楽章構成のヘレヴェッヘ盤は39分だったのでずいぶんゆったりした印象で、録音が非常に優秀なこともあり、癒しの効果も絶大です。
 ちなみにこのレクィエムはアルバムのメイン演目で最後に置かれており、組み合わせとして、小品8曲、時間にして30分ほどの音楽が前半に収められているのも注目されるところです。
 アルバムの開始は、ビクトリア「おお何と栄光に満てる 」ですが、2曲目から7曲目まではイギリス(とアイルランド)の作品となります。まず20世紀イギリスの作曲家ブロックによる「われらに信仰の翼を与え給え」、次いで、イギリス・ルネッサンスのリチャード・ダリングの「静まりかえり給う」、20世紀イギリスのケネス・レイトンの「信仰の翼を与え給え」、近代アイルランドの作曲家スタンフォードの「正しき者の魂は神の御手に」、20世紀イギリスのエドガー・ベイントンの「そしてわれは新しき天国を見たり」、イギリス・ルネッサンスのウィリアム・バードの「正しき者の魂は神の御手に」と続いていきます。
 8曲目のアロンソ・ロボの「我が竪琴は悲しみに」により、スペイン・ルネッサンスに引き戻され、そしてレクィエムへと繋がって行くという構成で、教会での演奏会プログラムにふさわしいしっとしりした音楽の中に、ときおり聴かれるモダンな響きが耳目を惹くという選曲はなかなか効果的なもので、ケンブリッジ・クレア・カレッジ合唱団の美しい歌声の披露にも向いているといえるかもしれません。(HMV)

【収録情報】
● トマス・ルイス・デ・ビクトリア[1548-1611]:
 おお何と栄光に満てる [02:25]
● アーネスト・ブロック[1890-1979]:
 われらに信仰の翼を与え給え [02:44]
● リチャード・ダリング[c.1580-1630]:
 静まりかえり給う [03:26]
● ケネス・レイトン[1929-1988]:
 信仰の翼を与え給え [05:30]
● チャールズ・ヴィリアース・スタンフォード[1852-1924]:
 正しき者の魂は神の御手に [02:50]
● エドガー・ベイントン[1880-1956]:
 そしてわれは新しき天国を見たり [05:14]
● ウィリアム・バード[c.1543-1623]:
 正しき者の魂は神の御手に [02:36]
● アロンソ・ロボ[c.1555-1617]:
 我が竪琴は悲しみに [04:34]
● トマス・ルイス・デ・ビクトリア[1548-1611]:
 死者のための聖務曲集(レクィエム)[47:13]


 ケンブリッジ・クレア・カレッジ合唱団
 グレアム・ロス(指揮)
 ピーター・ハリスン、マシュー・ジョリーズ(オルガン)

 録音時期:2014年2月17日、3月20,22日
 録音方式:ステレオ(デジタル)
※表示のポイント倍率は、
ブロンズ・ゴールド・プラチナステージの場合です。

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ビクトリア:レクィエム、他 G.ロス&ケンブリッジ・クレア・カレッジ合唱団

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発売日:2015年11月28日
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