無人島～俺の10枚～【MERMORT 編】

2015年10月2日 (金)

MERMORT 『Polygon』 [ 9月23日発売 ]

Experimental. Prog. Hardcoreバンド「MERMORT sounds film」がバンド名を「MERMORT」と改名し、初のアルバムを完成！本作はレコーディングドラマーとしてENVY、STORM OF VOIDのDairoku Seki氏を迎え、本物とは何か真の意味での新しい音楽を完成させた。変拍子の新たな表現、インストバンドならではの音に集中する事の出来る可能性、全ての音楽ファンにこんなバンドがいることを知ってほしい。アーティストは開拓者でなければならない。新しい事をするのは本当に難しい、だか物凄く楽しい！！

無人島～俺の10枚～【MERMORT 編】

音楽好きには、超定番の企画“無人島～俺の10枚～”！！なんとも潔いタイトルで、内容もそのまんま、無人島に持って行きたいCDを10枚チョイスしてもらい、それぞれの作品に込められた思い入れを思いっきり語ってもらいます！ミュージシャンとしてルーツとなるもの、人生を変えた一枚、甘い記憶がよみがえる一枚、チョイスの理由にはそれぞれのアーティストごとに千差万別です！
今回は、9/23にアルバム『Polygon』をリリースしたバンド、MERMORTが登場！

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JOBS 『killer BOB sings』
NY,Brooklynで活動しているアバンギャルド・エクスペリメンタル・フリージャズバンドの2015年リリースのアルバム。どうせ無人島に行くなら普遍性を逸脱した音楽を聴きたいと思うし、状況に浸る必要はない。彼らのような革新さを持って自然と対話したいと思うから。何もない、何も持っていないから新しい何かが生まれることだってあるんだと。そんな力を与えてくれる音楽。

CRASS 『WELL FORKED BUT NOT DEAD』
音楽性のみならず彼らの思想にとても感銘と影響をうけたし、ダイヤルハウスは大自然の無人島みたいでしょう。どんな事だって自分で生み出せって言われているみたいだし、やるしかないと思える。

Converge 『Jane Doe』
初めて聞いた時の衝撃は今も色褪せない。多分、火をおこしている時に絶叫しながら聞きたいと思う。

Massacre 『Killing Time』
朝目覚めたら、太陽と共にこの音楽を聞いて踊り狂いたい。

This Heat 『Made Available』
そろそろ無人島に生息している動物と対話ができ始める頃で、後ろで流れているBGMはこれに違いないと思う。

Zu 『igneo』
とにかくドラミングと歪んだsaxとbassが最高。全曲に無駄な構成が一切ない。無人島で裸で聴くのはちょっと申し訳ない気分になる。文明開化が起きる可能性大。

Child Abuse 『Child Abuse』
変態さと楽曲センスは天下一品。こってりと濃厚で痛快。ラーメンが無くても野菜とこの音楽があれば舌をも唸らせられる。

Four Hundred Years 『Suture And Other Songs』
自分にとっては不穏さからの解放の為の音楽。無人島で時には落ち込んだりもすると思うからマスト。蹴りが空振りしても構わないし、木につまづいてひっくり返ってもこれを聞けば起き上がれる。

STORM OF VOID 『STORM OF VOID』
感情が溢れ出てどうしようもなくなったらこれを聞いて、極上の低音とリズムで大地を駆けずり回りたいと思う。

Kulara 『fragmental remembrance,a switch of resurrection, and my hearing vanished』　※取扱いなし
今聞いても圧倒的世界観をもっているし、何度聞いても飽きさせない。時にダンサブルで時に破壊的で時に叙情的でそして先進的。人生のような音楽。生きていこうと思える音楽。