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ゴルチャコフ版による『展覧会の絵』をロイヤル・フィルの演奏で

2015年9月22日 (火)

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ムソルグスキー:展覧会の絵(ゴルチャコフ版)
グシェゴシュ・ノヴァーク&ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団


ムソルグスキーの『展覧会の絵』といえば、ラヴェルがオーケストレーションしたラヴェル版が一般的で演奏機会も多いですが、ほかにもリムスキー=コルサコフ版やストコフスキー版、フンテク版、アシュケナージ版、カイエ版、トシュマロフ版、ジュリアン・ユー版、ブレイナー版などが知られています。
 今回は、モスクワ音楽院の教授だったセルゲイ・ゴルチャコフ[1905-1976]が1954年にオーケストレーションしたヴァージョンを使用、華麗なラヴェル版に対し、より原曲のロシア的な要素を生かすことを目的としたものということで、その響きはどこかほの暗く、さらに打楽器が多く使われることでより多様さを増したサウンドが魅力的でもあります。
 また、ラヴェル版ではプロムナードがカットされたり、音程が変えられたりしていましたが、ここではピアノ版の原典版に従って編曲され、ソロを取る楽器もラヴェル版とは異なるなど興味深い聴きどころが多数です。
 ゴルチャコフ版のCDには、マズア&ロンドン・フィル盤(1990)、リッケンバッハー&クラクフ放送交響楽団盤(2000)がありました。
 今回は、ポーランドのグシェゴシュ・ノヴァーク[1951- ]がロイヤル・フィルを指揮した2009年の録音となります。ノヴァークはこれまでにロイヤル・フィルといくつかの録音をおこなっていたほか、かつてアルゲリッチと共演したショパンのピアノ協奏曲第1番では濃厚な演奏を聴かせていた指揮者です。(HMV)

【収録情報】
ムソルグスキー:
1. 組曲『展覧会の絵』(ゴルチャコフ編)[32:35]

 第1プロムナード
 小人
 第2プロムナード
 古城
 第3プロムナード
 テュイルリーの庭
 ビドロ
 第4プロムナード
 卵の殻をつけた雛の踊り
 サムエル・ゴールデンベルクとシュムイレ
 第5プロムナード
 リモージュの市場
 カタコンベ−ローマ時代の墓
 死せる言葉による死者への呼びかけ
 鶏の足の上に建つ小屋−バーバ・ヤガー
 キエフの大門

2. 交響詩『禿山の一夜』(リムスキー=コルサコフ編)[10:43]

3. 歌劇『ホヴァーンシチナ』より(リムスキー=コルサコフ編)[16:54]

 第1幕:前奏曲『モスクワ川の夜明け』
 第4幕:ペルシャ奴隷の踊り
 第5幕:ゴリーツィンの旅

4 歌劇『ソロチンスクの定期市』より(リャードフ編)[08:29]
 序奏
 第1幕:ゴパック

 ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団
 グシェゴシュ・ノヴァーク(指揮)

 録音時期:2009年11月25日(1)、2010年2月15日(2)、2012年4月5日(3)、2012年4月5日(4)
 録音場所:ロンドン、カドガン・ホール(1,2) ヘンリー・ウッド・ホール(3,4)
 録音方式:ステレオ(デジタル)
※表示のポイント倍率は、
ブロンズ・ゴールド・プラチナステージの場合です。

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展覧会の絵(ゴルチャコフ版)、禿山の一夜、モスクワ川の夜明け、他 G.ノヴァーク&ロイヤル・フィル

CD 輸入盤

展覧会の絵(ゴルチャコフ版)、禿山の一夜、モスクワ川の夜明け、他 G.ノヴァーク&ロイヤル・フィル

ムソルグスキー(1839-1881)

価格(税込) : ¥2,420
会員価格(税込) : ¥2,105
まとめ買い価格(税込) : ¥1,815

発売日:2015年10月27日
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