ケンペ＆バイエルン放送交響楽団のブラ１

2015年9月9日 (水)

ケンペ＆バイエルン放送交響楽団のブラ１
ヴァイオリン両翼配置、ステレオ・ライヴ

ケンペとミュンヘンという街は、バイエルン国立歌劇場、ミュンヘン・フィルとタイトルを持った団体のみならず、こうしてバイエルン放送響にも度々出演して、切っても切れない関係でした。
　嬉しいことにブラ１はステレオで、ヴァイオリン両翼配置での名演。独特の柔らかみを持った音楽づくりはここでも健在です。何よりバイエルン放送響がとても優秀で音色もツヤツヤしています。流麗で端正なケンペの演奏設計は、長大なスケール感や英雄的誇大妄想とは無縁ですが、じっくり心に迫る切実さに満ちています。
　ラヴェル：ボレロは珍しいレパートリーで唯一の録音と思われますが、こちらはモノラル録音です。（輸入元情報）

【収録情報】
● ブラームス：交響曲第1番ハ短調 op.68
● ラヴェル：ボレロ

　バイエルン放送交響楽団
　ルドルフ・ケンペ（指揮）

　録音時期：1965年1月（ブラームス）、7月（ラヴェル）
　録音方式：ステレオ（ブラームス）、モノラル（ラヴェル）／ライヴ