無人島 〜俺の10枚〜 【山崎怠雅 編】

2015年9月2日 (水)

無人島〜俺の10枚〜 山崎怠雅編
山崎怠雅

山崎怠雅 『アンソロジー』 [ 9月9日 発売 ]
山崎怠雅『アンソロジー』 シンガーソングライター山崎怠雅の世界が凝縮された、新曲2曲を含む7曲入アンソロジー。2015年最新マスタリングデビューアルバム『フィクション』(2013年)と2ndアルバム『モノリスと海』(2014年)を発表後、儚げな歌声と独特な世界観から、着実にライブでの観客動員数、支持者を増やしてきたシンガーソングライター山崎怠雅。ミュージシャンからも絶賛された丁寧に作りこまれたこの2枚のアルバムから、耳触りの良い人気の5曲をセレクトし、ライブでの定番曲となっている「サイレン」と、新曲「コボロ」を新規録音。流麗なメロディーと映像を喚起させる詩世界が一体となった、透明感溢れる抒情的でポップな楽曲は、一度聴くと病みつきになる。山崎怠雅の世界が凝縮された、初心者にもお薦めな7曲入り1,000円(税込)というお買い得価格のアンソロジー。2015年最新マスタリング。


無人島 〜俺の10枚〜 【山崎怠雅 編】
音楽好きには、超定番の企画“無人島 〜俺の10枚〜”!!なんとも潔いタイトルで、内容もそのまんま、無人島に持って行きたいCDを10枚チョイスしてもらい、それぞれの作品に込められた思い入れを思いっきり語ってもらいます!ミュージシャンとしてルーツとなるもの、人生を変えた一枚、甘い記憶がよみがえる一枚、チョイスの理由にはそれぞれのアーティストごとに千差万別です!
今回は、9月9日に新曲2曲を含む7曲入『アンソロジー』をリリースする山崎怠雅が登場!

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ジャックス 『ジャックスの世界』 ジャックス 『ジャックスの世界』
何故このアルバムが長い間廃盤だったのかを大して知らないまま90年代の前半に手に入れた事を思い出す。それまで洋楽ばか り聴いていたハードロック少年だった自分が母国語を用いて自身の言葉で歌を歌い始めたのはこのアルバムを聴いてしまったから。あの春の日の戦慄が無かったら僕は今歌を歌っていないと思う。自分の言葉で歌う事の重要性、必然性を教えてくれたアルバム。


Blue Cheer 『Vincebus Eruptum』 Blue Cheer 『Vincebus Eruptum』
ある時期に、ある環境の元でしか、産まれ得ない表現がある。このアルバムはその最たるもの。演奏者の技術も録音の技術も、 全て未熟でありながら、その耳を聾するものであっただろう音圧や「こうしかなる事ができなかった」「こうならざるを得なかった」 切迫感を完璧に録り切っている。その後の本人達にもこの密度を再現出来なかった事を考えても、奇跡のようなレコードだと思う。


Bert Jansch 『Rosemary Lane』 Bert Jansch 『Rosemary Lane』
10代の頃に最初に夢中になったのはレッド・ツェッペリンだったのだけど、彼らのアコースティックナンバーの幾つかは彼の作品に影響 を受けている事を知って興味を持ったのがきっかけ。初めて聴いた瞬間にこんなにも自分にフィットする音楽があるのかと驚いた。親指で 低音弦をバチバチ鳴らしながらブルースとトラッドを行き来する彼の音楽は現在僕の弾き語りにとても大きな影響を与えている。


Donovan 『Hms Donovan』 Donovan 『Hms Donovan』
一番最初に聴いたのは別のアルバムだし最近はステージで「ハーディガーディマン」をカバーしてるけどアルバムとして一番好きなのはこれ。ディランのフォロワーとしてデビューしサイケデリックの王子様として名を馳せた彼がトラッドに取り組んだ二枚組。子供に語りかけるような優しい曲や禍々しさの漂う曲など全28曲全く飽きない。他のアルバムも大好きですが無人島レコードというからには飽きない事が重要なので。


Nick Drake 『Pink Moon』 Nick Drake 『Pink Moon』
昔イギリスのシンガーソングライターを漁っていた時期に出会ってからずっと僕の心を鷲掴みにし続け、これからも変わらず聴き続けるであろうアルバム。必要最低限の音しか入っていないのに不足を感じる部分は一つもない。変則チューニングを駆使したテクニカルなギタープレイも決して歌を邪魔しない。ギター弾き語りというフォーマットで奏でられる音楽の一つの究極の形。


V.A 『伝説のデルタ・ブルー ス・セッション1930』 V.A 『伝説のデルタ・ブルー ス・セッション1930』
1枚に4人のミュージシャンが収録されているので飽きずに聴けるだろう、という理由。ブルースという音楽が発生した最初期の録音だけに12小節の定型に収まらない、自由でワイルドな表現に心躍る。初めて聴いたのは20年以上前だけど、ノイズの向こうから聴こえる呻くような歌声や土着的なビートは正直怖かった。生々し過ぎて。あれから長い時間が経って、自分が惹かれる音楽はそういうものばかりになった。


Reverend Gary Davis 『Harlem Street Singer』 Reverend Gary Davis 『Harlem Street Singer』
色々な人がカバーしてる「Death don't have no mercy」が収録されているアルバム。この人のリズミカルでカラフルなギタープレイにはずっと憧れている。今自分がやっている音楽とは大分違うのだけど、演奏に関してはかなり影響されていると思う。ちなみにブルースコーナーに置いてあるけど本人はブルースと呼ばれる事を嫌ったそうな。宗教歌だし。


PROCOL HARUM 『A Salty Dog』 PROCOL HARUM 『A Salty Dog』
1989年頃に「青い影」を聴き、それ以来このバンドの事を愛している。そして最も好きなアルバムはこれ。兎に角楽曲がいい。捨て曲なし。特にラストの「pilgrims progress」は人生のベストソングtop3に常にランクイン。そして「一番好きなドラマーは誰?」という質問にはずっと前からB.Jウィルソン、と答えてる。


T.REX 『Electric Warrior』 T.REX 『Electric Warrior』
邦題は「電気の武者」という勇ましいタイトル。マーク・ボランが三段積のアンプを背にエレキを携えるジャケットはまさにタイトルにピッタリ。だけどサウンドは意外にもアコースティック色が強い。そしてどの曲も短く聴きやすい。聴く度に思うけどマー ク・ボランのフォロワーって本当にいない。歌もギターも楽曲も。実は結構真剣にそういうものになりたいと思っている。


V.A 『幻野 幻の野は現出したか 〜`71日本幻野祭 三里塚で祭れ』 V.A 『幻野 幻の野は現出したか 〜`71日本幻野祭 三里塚で祭れ』
なんで寄りによってソレ、というご意見もありましょうが自分にとってとても重要なのは事実なので。高柳さんも灰野さんも、初めて聴いたのは実はこのアルバム。なので、このアルバムを聴いていなければ現在の僕の活動は無かった筈。フリージャズ方面は特に他にも大好きなの沢山あって無人島で聴きたくなるかもしれないんだけど、一枚だけ持って行って何度も聴くなら出来るだけ色々入ってる方がいいし。




「サイレン」



「フィクション」

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山崎怠雅

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